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2019年10月3日より配信された、詐欺師を罠に嵌めてぶった切る痛快ドラマ「チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」。
嘘が散りばめられた嘘まみれのエンターテイメントという銘打たれた作品です。
嘘を見抜く才能を持つ星野沙希と、嘘を見抜けない天才の加茂。
二人の名コンビが事件を解決する!
このぺージでは『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』のあらすじネタバレを最終話まで1話ずつ更新する形で紹介していきます。
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Contents
- 1 『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』のあらすじネタバレ
- 1.1 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜1話 『詐欺師を騙す嘘つき集団』
- 1.2 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜2話 『人気配信者なりすまし詐欺』
- 1.3 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜3話 『エンタメ詐欺』
- 1.4 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜4話 『化粧品詐欺』
- 1.5 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜5話 『仮想通貨取引詐欺』
- 1.6 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜6話 『フィッシング詐欺師』
- 1.7 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜7話 『占い詐欺』
- 1.8 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜8話 『アイドルライブチケット詐欺』
- 1.9 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜9話 『』
- 1.10 チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜 最終回 10話 『』
- 2 『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』感想 嘘嘘嘘の超騙し合戦
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』のあらすじネタバレ
人の心の内を見抜く才能を持った星野沙希はその才を見込まれて詐欺師を騙し返す集団『チート』のメンバーとなる。
『チート』は様々な詐欺事件を撲滅するために、刑事・安斎和毅によって創設された秘密組織だった。
だましだまされ騙し返す。
嘘、嘘、そのまた嘘。
登場人物ほとんど嘘つき!?
火花を散らす騙し合いの行方は!?
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜1話 『詐欺師を騙す嘘つき集団』
『チート』の新メンバーに警察官の加茂悠斗(演:金子大地)が加入した。
実はこのカモ、もとい加茂はつい先ほど、『チート』のメンバーである美月に騙(テスト)され、同じくメンバーの沙希にダメ出しを食らったばかりだった。
分けもわからぬまま、加茂は『チート』の新メンバーとして加入。
そして、早速『チート』は活動を開始する。
ターゲットの詐欺グループは銀行のカードと暗証番号をだまし取るためグループだ。
その手口は巧妙で、
『全日本銀行連盟』という組織、から『消費税率切り替えのために、カードと暗証番号が必要』というあからさまに怪しい電話をした後に、
『警視庁』の一組織、が『全日本銀行連盟という詐欺組織を摘発するために協力いただけませんか?』と言って、善意に漬け込む2段構えのやり方だ。
無論、警察も何もしていないわけではない。
受け子の一人を捕まえて調査をしていたのだ。
この詐欺組織のトップだと目されるのは波岡了祐という人物。
しかもいろんな詐欺事件の首謀者かもしれない大物だった。
しかし、受け子が捕まったことで、関係の在りそうなアジトは閉鎖されてしまい、詐欺事件捜査は一考に進まない。
しかし、詐欺活動をするのなら、拠点の存在は必須のはず・・・。
そこで沙希は、
『大勢の若者が出入りしても目立たない、詐欺の電話も聞こえない、いざという時すぐに逃げられる』
という条件のアジトを作っておびき出すことにする。
加茂は不動産員に化けて波岡に接触し、巧妙に囮の物件を紹介したのだが、波岡はこの物件の契約を見送るという方向に・・・。
しかし、その後、細川レイコと名乗る女性から、その物件について『契約したい』という電話が掛かってきた。
そう、波岡は部下を使って、契約してきたのだ。
詐欺事件の早期解決に燃える加茂だが、加茂は『チート』のメンバーなのに何一つ作戦の詳細を知らされていなかった。
いら立つ加茂をよそに、沙希は作戦を仕込んでいく。
まず一つは火災。
沙希は偽の火災情報で細川を物件から追い出し、監視カメラ付きの物件に誘導したのだ。
二つ目は火災を利用して細川の事務所から現金の入ったカバンを抜き取り、コインロッカーに隠すこと。
監視カメラ越しに、細川が何者かと連絡を取っている内容も知り、加茂は沙希からお守りを渡され、波岡逮捕に向けて燃えるのだが・・・。
波岡はこの一連の騒動から『仕込み有り』と察し、逆に加茂を取り押さえる。
この際、加茂に渡されたコインロッカーのカギ入りのお守りも奪われ、現金入りのバッグも奪われてしまう。
しかし、加茂を囮にすることも含めてこれらは全て沙希の仕込みだった。
その現金入りのバッグは三つ目の沙希の仕込みだった。
この現金は、被害者女性の祖母にお願いして、あらかじめ、その女性の金であることが分かるように魔法が掛けられていたお金だった。
沙希は気の弱い警察官を装い、ひったくり事件の捜査を装い、現金の入ったバッグについて、
波岡に『私の金だ』と言わせるのが目的だったのだ。
ネタバレ1 沙希の秘密
冒頭や1話の最後のほうで発覚していますが、沙希はモモとしてアイドル活動をしていて、アイドルになることを夢見ています。
これについて、もともとアイドル好きだった加茂はアイドルのライブステージで沙希がステージで愛想を振りまいている姿を目撃。
後日(2話)で沙希は、『アイドル活動』をしていることを『絶対に言うな』とすごみます。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜2話 『人気配信者なりすまし詐欺』
先日捕まえた大物詐欺師波岡は実は本物ではなく、遠藤といい、
ただ波岡に憧れて勝手に名乗ってるだけの詐欺師だった。
せっかく波岡を捕まえたと思っていた『チート』だが、早速次の仕事が始まる。
狙いは仮面をつけて物申す系の配信をしている人気配信者のサスケ。
彼は、チューチューバー育成講座という名目でファンから金をだまし取った男だ。
被害総額は1億円。
しかし、今回の依頼人はなんと本人のサスケだった。
つまり、人気配信者に成りすました詐欺事件ということだ。
早速動く沙希たち。
まず詐欺に使われた口座を調べると、神谷レイジという普通の大学生が浮かび上がった。
ブランド物を買いあさり、キャバクラで豪遊など、普通の大学生ではあり得ない羽振りの良さ。
さらに、サスケとも体格が似ている。
しかし、証拠がない。
そこでチートは、サスケを助けるためなら全力を尽くすと豪語していた加茂を使い、第2のサスケを装い『カモエル』としてチューチューバーデビュー。
一方で、神谷がいくキャバクラにも潜入し、ミズキは神谷に『カモエル』というチューチューバーを印象付ける。
そして神谷はこれに引っかかり、『カモエル』としてセミナーを開催しようとする。
加茂は直接現金を手渡しするというお願いをするのだが、神谷一味はこれに気づき、詐欺にならないようにあえてセミナーを開く。
偽カモエルによるセミナー当日。
チートのメンバーは総出でカモエルのセミナーに出席。
沙希は本物登場という筋書きで偽カモエルをハメようとするのだが、神谷一味はカモエル登場前に加茂を拉致。
神谷は、加茂にサスケの仮面をかぶせ『サスケ詐欺被害者の真犯人』としてネットに晒す。
沙希の目論見は失敗に終わったかに見えたのだが・・・。
実はこれは油断させるための罠だった。
依頼者のサスケが、『神谷が真犯人だ』としてネット動画に流す。
しかも3億円の懸賞金までついていた。
神谷は後輩とともに逃げようとするのだが、神谷の後輩は既に神谷を売っていた。
神谷は『証拠がない』というのだが、加茂を詐欺事件の犯人に仕立て上げようとした際の映像が流れており、言い逃れはできなかった。
だが、神谷は一連の沙希の好意を『脅迫』だというのだが、
そもそも『神谷が真犯人だ』という動画自体、ネット上には無い動画だった。
さらに、サスケの仮面自体、サスケ本人が創作したもので、本物にしかない『ある特徴』がありました。
つまり、神谷はただただ自爆しただけだったのだ。
2話のネタバレその1 沙希を取り巻く人間たち。
2話で沙希の『父親』についての話が出てきます。『タイに逃げて』、『偽造パスポートで戻っている』などなど、沙希の父親には大きな秘密があるようです。
2話のネタバレその2 神谷の動機。波岡の陰
神谷の『なりすまし詐欺』の動機は、詐欺被害にあったことで、その詐欺事件をサスケに馬鹿にされたからです。
さらに、神谷は波岡に騙されたとも言っています。
具体的にどう騙されたのかは明言されていません。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜3話 『エンタメ詐欺』
趣味でイラストを描いているアマチュアクリエイターの朋子。
彼女はアサミという人と出会い、2人で絵本を作るという目標を持ったのだが、絵本の制作は300万円とお金がかかる。
そして絵本の内容で充分に利益を出せると説得され、二人で150万円ずつ出すのだが、アサミは詐欺の片棒を担いでおり、朋子は150万円をだまし取られてしまう。
アサミについて調べると、無職にもかかわらず豪華な生活をしており、明らかに臭いにおいがムンムンしていた。
そこで白羽の矢が立ったのは加茂。
加茂は、願望炸裂の、中身が薄く、無駄に長い小説を一つ書き上げてアサミに接触。
その小説を出版するという方向になったのだが・・・加茂は、凡ミスを一つしてしまい、逆に疑われてしまう。
(地元民なら絶対に知ってる老舗お菓子を知らなかった)
加茂のあり得ない凡ミスにブチ切れる沙希。
仕方なくチートは、加茂が観光名所の地主息子であるという設定を信じ込ませるために一芝居を打ち、追加の手を打つ。
アサミたちは詐欺を続行し、残金の250万円を待つのだが、入金日当日。
アメリカの名作家の弁護士に扮した沙希が登場。
加茂の描いた小説は盗作だという証拠を突き付けにきたのだ。
アサミ達が発行した本ではないのだが、状況的に発行したと認めざるを得ない証拠が揃っていた。
アサミは自分たちはただの詐欺師だと告白して逃れようとするのだが・・・。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜4話 『化粧品詐欺』
執筆中。
どうやらデータが消えたようで更新した内容を復旧中です。
今しばらくお待ちくださいませ。
簡単に内容を説明すると
化粧品会社社長の真理亜を詐欺師のターゲットにしたもの。真理亜は確かにブラック経営者でバリバリの怪しさがありました。
いつも通り加茂を社員として潜り込ませて、証拠をつかんだのですが、
沙希が顧客として真理亜に接近すると、確実に『白』だと言える証拠が出てきます。
しかし、被害者は真理亜の顧客ばかりが狙われている・・・。
つまり、詐欺師は真理亜の傍にいる人物だった!という話になります。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜5話 『仮想通貨取引詐欺』
ラミシステムという仮想通貨を使ったポンジ・スキーム系の詐欺の話。ターゲットはその日本支部の勢野。
これは以前問題になった未解決仮想通貨詐欺『トスカ詐欺(沙希の父が関与した詐欺)』にそっくりな話。
相手は巨大詐欺グループということでチーム戦で挑むことになるのだが、根岸は経歴を調べられて潜入失敗。
さらに、丸山の色仕掛けによる接近も失敗。
残ったのは世界中に友達がいると偽装した加茂と詐欺師に偽装した沙希の二人だけ。
そして大口の大量顧客を装った作戦が功を奏し、勢野は辞め時を誤って追い詰められることに・・・。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜6話 『フィッシング詐欺師』
警察やチートが追っている国際指名手配犯の星野稔。
沙希はその目撃情報について加茂から教えられたものの、星乃稔はそこにいなかった。
意気消沈する沙希だが、これが切っ掛けでアイドル活動に亀裂が走ってしまいます。
さて、6話の詐欺はフィッシング詐欺。
手口は巧妙で海外のサーバを何個も経由しており、特定はほぼ不可能。
沙希たちはフィッシング詐欺の尻尾を掴むために、ATMの出し子の映像から特徴を見つけて特定に成功するのだが、
詐欺の首謀者であるカイトにはつながらない。
そこで、ATMの出し子、荷物の運び人がとある大学生に共通していたことから、大学で情報を収集。
カイトが直接指示を出した出し子に接触して仕事を変わってもらい、
カイトのパソコンを特定して、カイトの手口であるマンインザブラウザを仕込んで証拠押収に成功する。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜7話 『占い詐欺』
今回の詐欺は『占い詐欺』。被害者は野呂マサエ。
最初こそ無料だったものの、自分が抱えている悩みや性格診断で見事に当てられ、食いついてしまう。
相談のやり取りをするためにポイントを買うという行為を繰り返した結果、被害額は300万にまで膨らみ、最終的に変身は来なくなってしまった。
つい先日まで占いにハマってた加茂は被害者に感情移入してしまい、解決に使命感を燃やして尻尾を掴むために自らも課金を決意。
課金したお金は株式会社デコイイズムに振り込まれており、この会社は実体のない架空の会社。
この会社が経営していると思しき占いの館に突入するも、詐欺会社とは何の関係もない。
そこで野呂マサエが『財布を無くした』『充電が切れた』と言ってやってきて、さらに『実は他のサイトでも詐欺にあっていた』と告白します。
加茂がそのサイトの運営元の住所を辿るのだがそこは加茂が占いを受けていた場所。
意味不明な状況に違和感を感じた沙希は事務所に不審なアダプタ(盗聴器)が仕掛けられているのを見てこの占い詐欺事件の主犯を確信。
『銀行凍結した』と嘘の報告をして、銀行口座にアクセスさせてIPアドレスを辿り、野呂に辿り着く。
しかし野呂は『星野稔の娘も大したことが無い』といい、いきなり自首してしまう。
野呂はもう一つ。悪戯のような意図不明な罠を仕掛けていたのだ。
野呂を被害者として連れてきた安斎は、怪しく笑う。
次回安斎曰く「すべてを始めよう」
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜8話 『アイドルライブチケット詐欺』
今度の依頼者は加茂のアイドルオタク仲間の内山。
内山は行こうと思っていたコンサートに行けなくなったために、チケットをチュイッターの裏垢で出品。
ほどなくミライという落札者が現れたので入金確認後にチケットを送ったがチケットは送られてこないという。
つまり、内山に連絡してきた人物のミライは、内山のチケット販売情報を別のサイトに転記。
そのサイトから購入を決定した落札者のユナが内山の口座に金を振り込む。
内山はチケットを渡すべき落札者がユナだということは知らず、そのまま連絡してきた人物ミライにチケットを送る。
そこでチートは同じ流れを追ってチケットを出品して囮捜査をすると、さっそく食いつきあり。
加茂が勇んでチケットの送付元に行くのだが、行った先で沙希のアイドル活動のマネージャーの中込だった。
これは詐欺でもなんでもなく、中込もまたチケット詐欺の監視をしていたのだ。
そこで加茂と中込は関係者用チケットを用意するのだがミライは食いつかず・・・。
それもそのはず。関係者が裏にいればそんなチケットなど買うはずもない。
今度は加茂のチケットを囮で使うと今度は食いつく。
しかし、現れたのは別のファンで、ミライはチケットの受け取りをファンにやらせていたのだ。
チートはこのファンに協力を要請して、ライブに行けなくなったと嘘をつかせて、別のファンに転売させるように仕向ける。
そして金銭のやり取りが終わり、チケットを郵送させた段階で、キャンセル。
焦ったミライは自らチケットを受け取りに行くと、そこにいたのは沙希と加茂だった。
ミライは、ライブ関係者だったのだ。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜9話 『』
チートの中に裏切り者が居てチートを潰そうとしている。
美月が加茂の怪しさ満点の行動に罠を張って安斎との関係を聞き出すと、
加茂は警察官でも何でもなく、痴漢冤罪を切っ掛けに安斎に協力を持ち掛けられただけだと告白。
とにかく、安斎の裏切りが発覚し、チートは全員が詐欺師として扱われることになる。
チートは安斎を見つけるために今まで摘発した詐欺師たちのその後を調べ上げると、
詐欺師たちは警察に捕まってなどいなく、むしろオールスターズ詐欺集団と化していた。
一方で蓮見は沙希の話、安斎の話、星野の話を聞いて、誰を信じていいのか迷った結果、一本の電話を掛ける。
翌日、詐欺師オールスターズの新たな詐欺『地面士』の証拠を押さえようとしたとき、沙希が捕まってしまう。
星野と安斎の出会い
ずっと謎に包まれていた男、星野と安斎。
二人の関係がついに語られました。
星野曰く、トスカ事件の黒幕は18年前のうそつきの学生で自分はただ一緒に組んでいた一介の詐欺師だった。
その学生・安斎は星野を脅して、コントロールし、18年後の今になって日本に呼び戻した。とされています。
チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜 最終回 10話 『』
沙希が逮捕される。
その証拠は詐欺師の口座からチートが使っていた口座に金が流れていたこと。
口座の名義人も沙希になっており、これは確たる証拠で言い逃れできなかった。
そして沙希が居た現場に警察がいたということはチートの中に裏切り者がいたということ。
加茂はなんとか沙希を助けるために一致団結を促すのだが、
美月や俊はここが潮時としてチート解散として別れる。
しかし、それぞれは横連携をせずに独自に安斎を見つけるために調査を開始。
加茂はからかわれつつも、美月と根岸の協力で今安斎が詐欺師連中を束ねて実行中の地面士詐欺の情報を入手する。
ここに警察を呼んで契約の瞬間に突入という算段を立てるのだが、
なぜかそこには加茂しか集まらない。
痺れを切らして加茂が突入するのだが、そこにいたのは美月と根岸。
そして沙希が企てた安斎を出し抜く計画は既にスタートしていたことを知る。
逮捕した詐欺師たちが警察にいないことからチートは安斎を詐欺師としてマーク。
さらに、沙希の口座に1000万の入金があったことから、『チートが詐欺師と繋がっている』という証拠を作りたがっていることから、
安斎はチートを生贄にしようとしていた。
沙希は蓮見に行動を連絡して自身を逮捕するように言い、安斎が地面士を続けさせるように仕向けた。
そして地面士の活動を補佐していた詐欺師たちについて、安斎の声をAI分析して安斎の声を作り出し、
取引の日を前日にずらすことに成功。
安斎は取引の日を直接カメラでモニタリングしていたが、それは録画の映像を見せつけられていただけだった。
そして、星野稔から『バングルに発信機がついている』ことを教えられ、安斎の居場所は簡単に割り出された。
詐欺師たち取引の前日に全員逮捕されており、安斎が波岡であることを自白していた。
全てを知って安斎はまだ決定的な証拠ではないと言うものの、
取引は前日に終わっていて、その契約金は安斎の口座に全て振り込まれていた。
警察が金の流れを調べればすぐに波岡が安斎だと分かる。
そして安斎はこのゲームを仕掛けたくだらない理由を語る
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』感想 嘘嘘嘘の超騙し合戦
タイトルを見て、『絶対に見るぞ!』と期待していた作品。
波岡を逮捕するまで以外は中々面白かったと思います。
特に、各種詐欺の手口みたいなものがテーマになっているので、勉強にもなると思います。
各詐欺事件の捜査はエンターテイメント仕立てになっていて見ていて面白さもあったものの、
やはり最後の波岡の正体が安斎というのがなんだか安っぽさがあったので、エンディングだけは面白くは無かった。
最初から怪しさ満点なんですよね。安斎の役柄。
こいつだけなんだかチートの動機が無かったですし。
というわけで、一回見たらもう通しで見ることは無い。
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』を見ての豆知識
2話冒頭に出てきた投資詐欺について出てきた台詞。
『元本保証はそもそも出資法違反』
調べてみたらこれは事実で、『元本保証で高利回り』という謳い文句自体、ほぼ詐欺だと考えてください。
銀行以外の組織などが、元本保証することは違法行為です。
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』を見ての豆知識 特許管理士
3話の冒頭に出てきた特許管理士という民間資格。
「なんだか・・・良さそう・・・」
って思うじゃないですか?確かに仕業っぽくていいんですが、作中にもある通り、特許関連の応対は弁理士しか認められておらず、この名称も誤認されるということで、商標登録も無効になっています。
ちなみに弁理士について、高収入な仕事です。
弁理士の難易度は弁護士並みに高いものの、なぜだか知名度は低いのですが、強くお勧めできる職業であると言えます。
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』を見ての豆知識 詐欺の手口。ポンジ・スキームとは?
投資とは、出資してもらった資金を運用して生まれた利益を出資者に還元するという者です。
しかし実際は資金を貰うだけ貰って運用すらしません。
『出資してもらった金を、配当金としてただ還元する』だけです。
一次出資者の配当金は、新規で加入した二次出資者のお金を使って配当する。ということを繰り返すということです。
出資者からすれば『配当金』が来るので正しく運用していると錯覚することになるので自分で気づくことは困難です。
近い言葉で自転車操業とも言いますね。
なお、ポンジ・スキームの立案者はチャールズ・ポンジという100年前の詐欺師になります。
『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』を見ての豆知識 フィッシング詐欺とは?
銀行、カード会社などの有名企業に成りすまして『パスワードや個人情報が洩れました。すぐにパスワードを変えてください』というような旨の電子メールあるいはショートメールを送信し、
メール内で案内されたURLをクリックさせて、IDやパスワードを受信者に入力させて、IDとパスワードを知られてしまうというもの。
メールで案内されたURLは本物の有名企業のサイトに似せて作られた偽物です。
釣り師が餌をばら撒くようなやり方からフィッシング詐欺と呼ばれるようになりました。
インターネットが良く分かってない人向けびフィッシング詐欺の見破り方。
インターネットに多少覚えのある方であれば案内された『URLの構造』を見れば一発で見破れるのですが、
よくわかってない人からすれば、URLという言葉自体が分からないと思います。
有名企業からのメール連絡という時点で心理的に信用してしまう可能性があるでしょう。
だから僕が家族に対して言ってる対策をそのまま書きます。
「そもそも、有名企業はそういった連絡をメールなんて手段で送ること自体極めて稀で、ほとんどあり得ない行為」
「そういったメールを貰ったら、すぐにその企業の『相談窓口』『ヘルプデスク』『カスタマーセンター』に電話して」
「電話がつながらない場合、(もしかしたら繋がらないかもしれません)、警察に電話しちゃって」
「『こんなメールが来たんだけど、電話がつながらないから本当かどうかわからないの。詐欺かもしれないしどうすればいいの?』ってさ」
これで解決できると思います。
基本的に僕に連絡が行くようになっていますが(元セキュリティエンジニアなので)、いつも対応できるわけではないので。
タイトル | 『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』 |
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ジャンル | ヒューマンドラマ |
制作国 | 日本 |
放送開始日 | 2019年10月3日(木) |
監督 | 湯浅典子、安見悟朗 |
脚本/原作 | 松本美弥子、山下すばる |