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2019年10月5日より配信されたドラマ「リカ」。いわゆる・・・ヤンデレをヒロインに据えたサイコサスペンスです。
出会いを目的にしたサイトで、男はリカという女性と出会う・・・。
気立てが良く、実力も高く、とても美人な女性なのだが、この女性の愛は狂気じみていた・・・。
このぺージでは『リカ』のあらすじネタバレを最終話まで1話ずつ更新する形で紹介していきます。
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『リカ』のあらすじネタバレ
とある病院に看護師志望で面接に来た女性・雨宮リカ(高岡早紀)。
彼女は言葉こそ上品で理知的な面を覗かせるものの、どこか氷のように冷たい、虚ろな目をした女性だった。
しかし、日本医師教会会長の推薦状まで持っており、募集要件は完璧に満たしているリカ。
そんなリカに医師・大矢昌史(小池徹平)は志望動機を聞く。
彼女曰く『運命』だと・・・。
ここから先はネタバレになりますので、お気を付けくださいませ。
『リカ 1話 愛深き狂人、想い人に近づく』
雨宮リカについて、看護師長の小山内だけはその身にまとう独特の『不健康な空気』を懸念していたものの、
日本医師教会の推薦状もあったことから、1か月は仮採用という形で落ち着く。
しかし、初日から看護師たちは、雨宮リカの異質な空気に違和感を覚えていく。
病院内の勢力図、人間関係を知ったリカは、
『次期院長が、現院長の甥である大矢昌史(小池徹平)とは限らない』ことを知る。
リカは院長の専属世話係のようなポジションの看護師・森田のストレスを感じ取り、
自分も手伝うと言い出す。
一方でリカの看護師としての実力は完璧で百点満点だった。
看護師ができる最大レベルの医療補助ができ、医師にとって彼女は非常に重宝する存在だ。
大矢昌史(小池徹平)は、そんなレベルに達しているリカの実力を素直に称賛する。
そしてリカは院長に対しても、その博識さと柔らかな表情で取りいろうとする。
この日の仕事は終わり、家に帰ったリカは、大矢昌史(小池徹平)が使った医療用手袋とボールペンを持ち帰っていた。
その日以降、リカは持ち前のスキルと処世術で院長の信頼を勝ち取っていく。
しかしこの時、院長から出た「結婚」という言葉を切っ掛けにリカは唐突に大矢昌史(小池徹平)にアプローチをしていく・・・。
大矢昌史(小池徹平)はリカの意味不明なようで芯の通ったその言葉に、違和感を覚える。
そして、リカは行動を起こしていく。
まず森田が喫煙者であることを利用し、小火騒ぎを起こす。
そして、小火騒ぎを利用して、大矢昌史(小池徹平)がつきっきりで治療している身寄りがない患者・熊沢の呼吸器を外して殺害してしまう。
※大矢昌史は熊沢の境遇を不憫に思っており、最期の瞬間まで一緒にいてあげようとしていた。
しかし、熊沢の死について、看護師長はリカを疑っていました。
証拠はないものの、リカの、死に対する倫理観は医術者として相応しくなかった。
看護師長はリカに『1か月の試用期間終了後に辞めてもらう。あなたはこの病院に相応しくない』と言い放つ。
リカは、看護師長をおびき出し、事故に見せかけて階段から突き落とす。
『リカ 2話 医療ミス偽装』
小山内看護師長は命は助かったものの、大脳の損傷で植物状態になってしまう。
病院は事故として処理し、小山内の代わりに藤鐘が看護師長に任命。
さらにリカは、大矢先生のサポート看護師になるために倉田を罠に嵌めることにする。
明日のオペの患者の仲代の持病を調べ、薬をすり替えたのだ。
倉田の言い分は誰も信じず、倉田は病院に失望して退職していった。
リカは大矢のオペをサポートすることになるのだが、患者が部分麻酔ではなく全身麻酔のオペということを利用し、
オペ終了後に自ら患者の開腹を行って、オペ道具の一つ、鉗子(はさみのようなもの)を入れる。
単純で、あり得ないほどのミスに動揺する大矢を言葉巧みに誘導し、大矢と共に鉗子の回収に成功する。
大矢と秘密を共有し、かつ、大矢のサポート看護師にも慣れたリカ。
リカは問題の鉗子を保存し、大矢を静かに脅迫するようになる。
しかし、ここにきて、小山内看護師長の事故に偽装工作があることが明るみになる。
噂好きでSNSでの承認欲求に受ける病院事務員が、小山内看護師長の事故に偽装工作があることをSNSに流したのだ。
そして、大矢はリカの異常性に気づき始める。
『リカ 3話 脅しと邪魔者の排除』
意図的に大矢先生との関係を流したリカ。
大矢先生は雨宮を叱りつけるのだが、リカは自らの境遇を語りつつ念を押して大矢先生を脅す。
いやな予感を感じた大矢は花山病院も辞めることを考える。
一方で、師長となった藤鐘は雨宮に疑惑を抱き、発端となった小山内の事故を見直して疑惑を深め、確信に至る。
これを大矢に報告するのだが、大矢は仲代の医療ミスの件で既に脅されており、雁字搦めになっていた。
藤鐘は、雨宮の身辺調査を行い、履歴書の詐称や仲代の医療ミス偽装を取り上げて雨宮を辞めさせることにする。
そこで雨宮は借金苦の刈谷先生に大矢の婚約者調査を依頼、そして藤鐘を排除すべく、行動を起こす。
夜勤中の藤鐘ともう一人の看護師に睡眠薬を飲ませて眠らせ、藤鐘を小山内の事故の主犯だとメモを残したうえで自殺に見せかけて排除したのだ。
『リカ 4話 私の何がいけなかったの!』第一部完
次のターゲットは大矢先生の婚約者の佐藤真由美の排除が第4話になります。
これで第一部完となるお話で、これまでで最も胸糞が悪い話です(; ・`д・´)
リカはまず院長に『佐藤真由美なる人物がストーカーをしている』と言って、呼び出して立場を失墜させます。
ですが、当然大矢先生が反発。逆上して全てを院長に打ち明けるのだが、荒唐無稽な話で信じさせることができず。
ですが、『クビだ』というキーワードが出てしまい、リカが院長を心臓麻痺に見せかけて殺害。
あまりの異常事態に医師が退職。
大矢は閉院をしたうえで雨宮リカの捜査を警察に嘆願する文書を作るのですが、
同僚の医師の柏手が娘を誘拐されたことで佐藤真由美を殺害を依頼され、殺していました。
あまりにも常軌を逸したリカの行動に大矢はリカを殺そうとするのだが、
リカを殺されると娘が帰ってこないことになる柏手先生が大矢を殺してしまう。
全てを喪ったリカは、たばこの不始末ということで病院を一つ灰にしてしまうのです!
『リカ 5話 「やっと出会えた・・・運命の人」』
リカの5話は第2章突入!『運命の人』とやらに出会う話。
病院での凶行から3年。
すっかり抜け殻のようになったリカは知人となった配達員からマッチングアプリを使うようになります。
そして同じ時期、運命の相手である本間隆雄は番組ディレクターをやっており、
文通から始まる純愛という古臭い設定の小説を今風にアレンジするため、マッチングアプリを始めます。
リカは本間のプロフィールに目を通し、興味を覚え、めでたく文通相手に。
しかし、文通は順調に続くものの、実際のやり取りをしていても、リアリティがなかなかわからない。
そこで隆雄はよりリアリティを狙うために、リカに食事を誘って会うのだが。
28歳という設定年齢に嘘を感じ、リカの左手首の痣、言葉一つに気味の悪さを覚える。
リサーチについて、マッチングアプリは真面目に出会いを求めているという人間もいるということで、切り上げて連絡を断とうとするのだが、
リカの行動は止まらない。
リカは本間の後をつけて職場、本名を把握していたのだ。
リカに狙われた本間隆雄の家族構成
本間隆雄は既婚者ですが、この5話が始まる半年前から、嫁有責で別居していました。
嫁としては一夜限りの過ちで、別れるつもりはありませんでしたが、隆雄はそれを許せず、やむなく別居という形をとっています。
また、娘の亜矢役である稲垣来泉が天真爛漫でものすごくいい演技をしているのでぜひ見てください♪
『リカ 6話 私、いいお母さんになるから!』
隆雄の会社にリア凸したリカ。
本名はすでにバレており、隆雄は恐怖のあまり面会拒絶。
その後、同僚の意見を聞いて、映画のリサーチのためだったと正直に言って誠心誠意謝罪をするのだが、
謝罪を兼ねたお礼金をリカは受け取らず、良妻賢母になるからとその態度を変えることはなかった。
隆雄は、『自分の妻と子どものことを知っている』リカに恐怖を感じて強く拒絶する。
だがリカは諦めず、隆雄と同じ職場で働いていた前職の同僚の千秋に接触。
千秋にアルバイトと称してお金を渡し、隆雄の住所、新しい電話番号を入手。
隆雄の家に突撃して謝礼の3万円と封筒を玄関扉に貼りつけるという奇行に走る。
あまりの気持ち悪さに隆雄は同僚の坂井の伝手で探偵と知り合い、調査をすると3年前の大矢先生の病院の事件を知る。
死んだ5人の人間のあまりの不自然さ、さらに事件以前にあった2人の不審死に、リカの影を見る。
そしてリカはさらに一つ手を打つ。
隆雄を盗聴するため、千秋に盗聴器を仕掛けるように依頼したのだ。
そしてこのすぐあとに、酒井が千秋とリカが会っているのを目撃する。
坂井は『探偵を雇った』と言い、リカに強い言葉で辞めるように言い含めるのだが、事故に見せかけて殺されてしまう。
そしてリカは千秋に電話し、盗聴器の件と坂井殺しの件を含ませる。
千秋は病院での事件のことは全てリカの仕業だと確信。
金を受け取り、個人情報を売り、さらに坂井の間接的な死に関わった千秋はもう逃げられなかった。
千秋は探偵の情報を渡し、さらに今度は隆雄の妻と子供の情報まで要求されてしまう。
『リカ 6話 感想』
「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!!!」
本当にもう気持ち悪い。
見るのが嫌になるようなドラマ。
頭おかしいなんて表現が生ぬるいほど、ぶっ飛んだ思考回路と行動をするリカ。
完全にイカれています。
それから千秋についてもあり得ない気持ちでいっぱいですね。
金で同僚を売るとかこれまた頭おかしい・・・。
単なるステレオタイプの人畜無害の女性だと思っていたんですがどうやら違ったようです。
こいつにも天誅が下って欲しいですね。
『リカ 7話 リカはストーカーなんかじゃない!』
坂井殺しをほのめかし、協力せざるを得なくなった千秋は探偵の原田の住所や顔写真をリカに送付。
さらにスマホタイプの盗聴器材を会議室にセッティングし、その後、隆雄の愛娘の写真までリークします。
翌日、原田が会社に打ち合わせに来ており、リカは盗聴開始。
そこでストーカーという単語が出てきて激怒。
隆雄にその誤解を解くべくストーキングを続けるのだが、隆雄は恐怖して逃げ出してしまう。
その夜から原田は張り込みを続けるのだが、2日目の夜、リカが原田の前に現れて事故に見せかけられて殺されてしまう。
翌日、原田の同僚で同期だった警視の菅原がやってくるのだが、原田の死は事故の線で捜査されていた。
しかし、警察としては『事故』とあつかっているものの、菅原は原田の持ち物のタブレットとスマホがなくなっていることを不審に思って個人的に調査を開始する。
これに動揺した千秋は会社を休むようになってしまい、隆雄は千秋の実家の電話番号を調べる際。
『金沢千秋の旧姓が丘留であり、花山病院に勤めていた』ことを知って菅原に連絡。
さらに、全てを打ち明けた妻から『亜矢がいなくなった』と連絡を受けます。
菅原にこれも連絡し、妻と共に亜矢を自宅で待っていたのだが着信拒否を解除すればリカから連絡が来ると考える。
予想通りリカから連絡がくるのだが、リカは自分の想いだけを一方的に押し付けて連絡を断つ。
何で自分がストーカーだって気づかないのか?
さすがに『盗聴器』で聞いた会話内容で自分が愛されてなどいないって気づくと思うんですけどね・・・。
ストーカーというキーワードで激怒したリカですが、これについて隆雄はなんの反論もしていません。
愛する人が、自身をストーカー扱いしてなんの否定もしないってことに何か思うことがあるはずなんですが、全く気にしていません。
もしや、隆雄が探偵に洗脳されているとでも思っているんでしょうか・・・。
ここまでくるとただの狂人ですね。
千秋はいい加減にしてほしい
もう非通知の着信なんかに出るなよ・・・家族写真なんか送るなよ・・・適当な言い訳して協力やめろよ・・・。
「私がコーヒー差し入れした時はもう終わってました」とか言いなさいよ。
人間追い詰められるとパニックになるのは分かりますが、千秋の行動はいちいち癪に障ります。
『リカ 8話 最終回 』
リカと通話した隆雄は、亜矢がリカと一緒にいることを確信。
菅原に相談するのだが、リカを操作するには正規の手順を経なければならない。
そこで隆雄はマッチングアプリを使ってリカにもう一度接触しようとします。
菅原は危険だと言って止めようとするのだが、他に方法が無いのも事実だった。
隆雄は自宅でリカと会う約束を取り付け、菅原も準備を開始するのだが、
マンション前で警察に電話しているところをリカに目撃されて刺されるという
うかつの極みをしてしまう。
隆雄は応援も来ないことを知らないままリカと自宅で会話して菅原が既にやられたことを知る。
なおも続くリカの気持ち悪い独壇場。
人のことを気持ちを考えない妄言、隆雄が発狂し強硬手段を取るのだが、リカに薬品を注射されて自由を奪われてしまう。
しかし、リカの凶行に走る寸前のところで菅原が応援と共に駆けつけてリカを捕縛する。
亜矢もほどなく発見され、亜矢はリカとの生活を語る。
そして大団円。リカは・・・
『リカ』感想 リカの異常性が怖くて高岡早紀をもう見れない・・・
イヤ怖いよ・・・あと怖い。
リカの常軌を逸した偏愛描写が恐ろしい。4話を見ると『気持ち悪い』とすら感じ、最終話を見ると『吐き気』がします。
1期の大谷医師を演じる小池徹平へのストーキングや脅迫もさることながら、アラフィフの高岡早紀が『28歳』で通すというのが怖い。
しかも2期の隆雄編でも『28歳』で通そうとするなど怖気が走るとはまさにこのこと。
高岡早紀は年の割にかなり若い見た目をしていますが、自分でも無理があるとは思っているはずです。
しかしそれでも『28歳』で押し通そうと演技をしているのが分かります。
リカという狂人を素晴らしいクオリティで演じており、とても魅力的です。
魅力的過ぎて高岡早紀をもう画面で見れません・・・。
本作の見所としてまずその演技が上げられると思いますが、もしかしたら僕と同じ感想を抱くかもしれません。
とりあえずこの作品、二度目は見たくないですね。軽くトラウマものですので。
それでは最後までありがとうございました!
タイトル | 『リカ』 |
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ジャンル | ヒューマンドラマ、サイコサスペンス |
制作国 | 日本 |
放送開始日 | 2019年10月5日(土) |
脚本 | 牟田桂子、嶋田うれ葉 |
原作 | 五十嵐貴久 |