ファイナルデスティネーション ネタバレ感想 | 死、あるのみ。秀逸なスリラー映画

2000年のアメリカ映画「ファイナルデスティネーション」。

 

 

乗る予定だった飛行機が爆発する夢を見て、ガチ逃げしたら飛行機離陸後大爆発。

その後、生還した者たちが次々と悲惨な死を遂げていくというもの。

 

死に方や死の連鎖があまりにもピタゴラスイッチで有名な作品です。

 

スリラー映画ということで構えるかもしれませんが、

明らかにコメディーな死に方もあったりするのでマイルドに見られます。

 

 

この記事では「ファイナルデスティネーション 」のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。

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パリに修学旅行に行くことになったアレックスは空港についた際、不思議な感覚を覚える。

荷物のタグには『ファイナルデスティネーション』と書かれており、

言葉通りであれば最終目的地を示すのだが、それは死を示しているような気がしていたのだ。

 

 

しかしそれは考えすぎ・・・。アレックスは飛行機に搭乗して落ち着くのだが、

機内の設備はおんぼろで、飛行機の翼もなにやら錆びている。

そして離陸後間もなく飛行機は爆発し、機内は阿鼻叫喚の惨状。

しかし気づいたらまだ離陸前だった。

 

予知夢を見たと言って暴れだし、乗務員に訴えるのだが聞いてもらえず。

それでも強引に飛行機から降り、心配したトッドやアレックスの姿に恐怖を覚えたクレア。

さらに取り押さえていたカーターやテリーらも一緒に降りることに。

 

おかげで修学旅行の予定が台無しになったとカーターはアレックスに喧嘩を吹っ掛けるのだが、その直後。

離陸した飛行機は爆発。

 

直前に暴れたアレックスは容疑者とみなされるのだが、証拠は何一つなく、

アレックスは淡々と「予知夢を見た」と説明。

 

後日、この惨事の追悼式が開かれ、

クレアだけはアレックスに感謝するのだが・・・。

 

親友トッドがバスルームで滑って転び、洗濯ロープが首に巻き付いて窒息ししてしまう。

どう見ても自殺の現場なのだが、一緒に野球を見ようと約束した親友トッドが自殺なぞするわけがない。

 

アレックスはクレアと相談し、トッドの死を確かめようと遺体安置所に侵入。

そこにいたウィリアム検視官は「運命に逆らった」のだ冗談めかして言う。

 

さらに翌日、偶然にも生存者全員が一堂に集合。

アレックスを見るや再び喧嘩を吹っ掛けるカーターなのだが、

それに呆れたテリーが帰ろうとするとテリーがバスに轢かれて死亡する。

 

自分たちは死の運命にとりつかれている。

ならば死の運命を騙せば、この連鎖を終わらせることが出来るかもしれない。

そしてアレックスは死の順番には規則性があることに気づく。

 

 

そこで生存者のヴァレリー先生に連絡を取るのだが、

ヴァレリーはアレックスの存在そのものがトラウマになっていて拒絶。

家までやってきたアレックスを追い出すのだが、そのすぐ後にヴァレリーは瀕死の重傷を負う。

 

 

アレックスが再びヴァレリー先生の元を訪れるのだが、そこには胸に包丁が刺さって倒れていたヴァレリーがいた。

しかし次の瞬間に爆発。

倒れた椅子がヴァレリー先生の胸に刺さった包丁に乗っかる形になってしまい、絶命。

 

しかし、この現場をFBIが知ることになり、アレックスは容疑者になってしまう。

しかし、そんなことは些事で死の運命をどうにか回避することしか頭になかった。

 

アレックスは生存者たちと会い、死の運命を回避するために動くのだが、

結果的に次死ぬと思われたカーターの死を防いだが、ビリーが死んでしまう。

 

 

次の順番はアレックス。

クレアはアレックスに父親所有の山小屋を紹介し、アレックスは死の運命に対して万全の対策を取るのだが、

ふと気づく。

飛行機内で席順を変わっていたことに気づいたのだ。

 

とすれば次はクレアの番。

アレックスは急いでクレアの元に行くのだが・・・。

 

 

ファイナルデスティネーション まとめ表

タイトル	ファイナルデスティネーション
ポスター
ジャンル	スリラーサスペンス
制作国	アメリカ
上映時間	98分
日本公開	2001年1月20日
監督	ジェームズ・ウォン
脚本	グレン・モーガン ジェームズ・ウォン ジェフリー・レディック
メインキャスト	アレックス・チャンス・ブラウニング(演：デヴォン・サワ) クレア・リヴァース(演：アリ・ラーター) カーター・ホートン(演：カー・スミス) ヴァレリー・リュートン夫人(演：クリステン・クローク) エージェント・ウェイン(演：ダニエル・ローバック) テリー・チェイニー(演：アマンダ・デトマー) ウィリアム・ブラッドワース(演：トニー・トッド) ビリー・ヒッチコック(演：ショーン・ウィリアム・スコット) トッド・ワグナー(演：チャド・Ｅ・ドネッラ) クリスティン・シャトラン
公式サイト	なし
wikipedia	ファイナルデスティネーション ｜出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
映画予告

 

 

「なんてこった・・・トッドが・・・」

と最初こそ思うのだが、ヴァレリー先生の死にざまを見た瞬間。

「いや、それはない」と思わず突っ込んでしまう。

 

とはいえ、不幸な事故の連続とでもいうような死にざまは見事なもので、

次はどうなる・・・と夢中になれるライブ感がある。

 

スリラーながらも、どこかそのあり得ないシュールさにはユーモアがあり、

怖い、痛いだけの映画ではなく、ちゃんと楽しめる秀逸な映画でした。

 

 

傑作映画と言える仕上がりですし、

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