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2019年のアメリカ映画「ジェミニマン」。
経験を経たベテランの自分(オリジナル)と若き自分(クローン)が死闘を繰り広げるという非常にロマンのある設定。
しかし、ウィル・スミス主演の作品としては駄作の部類だ。
敵側のクローンがオリジナルに挑むというのが主軸になるんだが、敵側の目的とストーリーの展開が全くマッチしていない。
マジで意味が分からないレベル。
敵側がわざわざオリジナル暗殺に乗り出す理由も薄すぎる。DIAに任せれば良かったんじゃないの?
オリジナルVSクローンをやりたいなら、この脚本では不適切だ。
それでは、ここから『ジェミニマン』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ジェミニマン』 のあらすじネタバレ
凄腕のスナイパー暗殺者・ヘンリーは常にターゲットの頭をぶち抜く腕前を持っている。
しかしこの日の暗殺で、ヘンリーは頭ではなく首をスナイプしてしまい、引退する。
この仕事は絶対に失敗が許されないからだ。
頭から首への誤差15㎝がずれていれば意図しないターゲットをスナイプしてしまったかもしれない。
退職後ヘンリーは友人のジャックに呼ばれ、レンタルボート屋でダニーと出会い、会場でジャックと話す。
要件は最後に狙ったターゲットのことだ。
しかし、ターゲット情報の認識に差異があった。
ヘンリーはターゲットのことを生物兵器テロリストだと思っていたが、実際はただの生物学者だった。
ヘンリーはこの仕事を依頼した背景を調べることにするのだが、依頼主はヘンリーの動向を探っていた。
この仕事がばれたらまずいのはヘンリーの雇い主であるDIA(アメリカ国防情報局)だ。
DIAのジャネットはヘンリーを消そうと計画を練っていた。
ヘンリーはレンタルボート屋のダニーを夕食に誘い、DIA職員だと看破する。
そしてこの日の深夜にヘンリーは襲撃を受ける。
ヘンリーはDIAの旧友に連絡して逃げるように連絡するのだが次々と始末されていく。
ヘンリーはダニーの元に行き、ダニーが何も知らないことを知って味方につける。
極秘特殊部隊『ジェミニ』の指揮官クレイはジャネットからヘンリーの暗殺任務を引き継ぎ、うってつけの部隊をヘンリーにぶつける。
ヘンリーの元にやってきたのは若き自分の姿をしたジェミニの隊員だった。
ジェミニマンの感想 1㎜も面白くない理由を語ろう。
なんだこの『オリジナルVSクローンって面白そう!』っていうフラッシュアイデアから適当にイベントを詰め込んだような映画は・・・・。
中々ワクワクさせてくれた序盤だったが最初のアクション以降の全く面白くなかった。
というのも、絶望的なくらい敵側に魅力がない。
敵側の目的は完全無欠の兵士を作り、その兵士でもって国家に尽くすドリームチームを作ることなんだが
本気さを全く感じない。
本編を通して、ヘンリーをジュニアに殺させて一人前に仕立てようとしているんだけど、
それに固執する意味が分からない。
だってもうすでに完璧な兵士を作り上げちゃってるんだもん。
そもそもヘンリーを殺したところで完璧になれるとなんで思ってるんだ?
このあたりの説明が全くされていない。
というか、オリジナル殺害に際し、敵側が介入してくる理由がなさ過ぎてびっくりする。
敵側は、オリジナルなど無視して粛々と勝手にクローン増やしていけばいいだけの話だ。
オリジナルと争う必要性を全く感じない。
これだったらDIAのジャネットとクレイが超兵計画でも共謀して、オリジナルであるヘンリーが引退したことでデータ収集完了。
用済み且つ、余計なことに気づいたオリジナルを実験部隊でターミネイト・・・っていうシナリオにしたほうがまだ目的と物語の展開に説得力がある。
それに、そもそものきっかけだった『嘘のターゲット情報によってスナイプし続けていたこと』に関する言及はどうなったんだ?
クローン騒動で「ジャネット。お前にかまってる暇はなくなったから大人しくしてろ」という感じに有耶無耶にしてしまうのはいかがなものだろうか。
ウィル・スミスの映画に外れはないと思っていたが、予想できないほどの駄作でびっくりする。
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タイトル | ジェミニマン |
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ジャンル | SFアクション |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 117分 |
日本公開 | 2019年10月25日 |
監督 | アン・リー |
脚本 | デヴィッド・ベニオフ ビリー・レイ ダーレン・レムケ |