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1990年のアメリカ映画「ゴースト(1990年)」。
殺された男が天国に行かずに幽霊となって恋人を守るというシナリオ。
恋人、愛するに人は誰もが『死んでも守る』と思う人が多いはず。
かくいう僕もそう思いたい一人で、本作品はその『死んでも守る』をスリル、サスペンス、時にコミカルに表現していきます。
見どころとしては、デミ・ムーアの涙の演技。
本作はデミ・ムーアをスターダムに押し上げた作品としてしられており、彼女の演技はなるほどトップスター足りえる魅力があります。
それでは、ここから『ゴースト(1990年)』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ゴースト(1990年)』 のあらすじネタバレ
ニューヨークの銀行員のサム・ウィートは陶芸家のモリー(デミ・ムーア)と幸せに暮らしていた。
ある日サムは大金の取引記録が完了していない宙ぶらりんな取引があるのを発見。
何とかしてその記録を調べようとしており、カールはその様子を訝しんでいた。
この夜、サムはモリーと芝居を見に行った帰りに路上強盗に遭い、自分の体がモリーに抱かれている現場を見てしまう。
サムは自分がゴーストとなってしまったのだ。
サムはゴーストとなりながらもモリーのそばにずっといたが、ある日自分を殺した路上強盗が自分が住んでいた家に侵入。
サムは路上強盗の跡を追いかけていくと、自分が殺されたのは偶然ではなく、計画的なものだったことを知る。
サムは近くにあった霊媒師の看板を掲げる女性オダ=メイのもとに会いに行く。
オダ=メイは霊媒師でもなんでもなかったのだが、ゴーストの声だけは聴ける能力を持っていた。
サムは彼女に協力を強要しながらお願いし、自分が知りえた情報をモリーに伝えることに成功。
そこからカールの手助けも借りられることになったのだが・・・。
このカールこそが敵だったことを知る。
サムはもう一度オダ=メイに協力を仰ぎ、一発逆転の手を打つのだが、追い詰められたカールは暴走する。
ゴースト(1990年)(映画)の感想 デミ・ムーアの全ての演技に称賛を贈りたい
恋愛映画なのだが、ちょっとしたサスペンス、ホラー、コメディなど多彩な面があるので恋愛映画として見ると少し物足りなさがあるかもしれない。
それに、恋愛映画というよりは、愛情映画ですね。
モリーを想うサムと、サムを想うモリーのしっとりした喪失の描写が実に切ない。
物語中盤のモリーの喪失感や、モリーに何としても危機を伝えたいサムの空回りのような行動に、思わず「気付いてくれ!」とみてるこちらが拳を握ってしまう。
特に印象的だったのは、モリーが幽霊となっても自分の傍にいてくれたサムの存在に気付いた際の涙を零す演技。
どのシーンの演技もよかったのだがここだけはまさに『想いが零れた』というようにしっとりと涙が零れ落ちていき、
二人の中に芽生えていた愛と絆を象徴していました。
デミ・ムーアがこの作品で一気に脚光を浴びたというのもうなづけますね。
また、サムとオダ=メイのコミカルな一面も重く切ないこのシナリオにはいいアクセントになっており、
特に400万ドルの小切手をシスターに渡すシーンは思わず笑ってしまいます。
この2年後に『天使にラブソングを』という映画にて、オダ=メイを演じたウーピー・ゴールドバーグは主演のシスター役をオダ=メイみたいなキャラクターでやるのでぜひ見てみてください。
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タイトル | ゴースト(1990年) |
---|---|
ジャンル | 恋愛、現代ファンタジー |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
日本公開 | 1990年9月28日 |
監督 | ジェリー・ザッカー |
脚本 | ブルース・ジョエル・ルービン |