アメリカ映画ゴースト イン ザ シェル

 

日本の天才が生み出した近未来系SF超大作『攻殻機動隊。ゴースト・イン・ザ・シェル』

「もう一つあるんだろ?前のヤツ(名前)が」。「素子」よ

 

 

 

奇跡の存在であるミラ・キリアン少佐。とある事件を追っていたところ、自分の本当の名前を知る。

このぺージでは「ゴースト・イン・ザ・シェル(実写)」のあらすじネタバレ・感想を紹介します!

 

 

 

ゴーストインザシェルの予告動画はこちら

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(実写)』のあらすじネタバレ

『起』

ミラ・キリアン少佐(原作でいう草薙素子)が所属する公安9課は高度化した社会での犯罪を防ぐべく創設された組織。

ある日、公安9課は電脳テロを防ぐべく、他国の大統領とハンカ社のオズモンド博士の会食を監視していました。

 

 

 

そこで突然芸者ロボットが暴れだし、オズモンド博士を襲って電脳ハックを開始してしまう。

公安9課のメンバーの1人、少佐は被害を最小限に抑えるべく、他のメンバーを待たずに単身突入。

 

 

 

芸者ロボットは破壊の寸前、『ハンカと組めばお前たちは破滅する』と少佐にメッセージを投げます。

 

 

 

事件の首謀者を捕まえるため、捕獲した芸者ロボットに、危険を冒しながらもダイブ(ハッキングの意味)を敢行し、『政府公認の義体化会社ハンカ社への復讐』の声を聴き、少佐は危険を冒しながらも首謀者と目されるものの名前と拠点の手掛かりを入手します。

 

 

 

そして手掛かりを元に首謀者・クゼを襲撃して逮捕しますが、それはクゼによって偽の現実を記憶領域にインストールされ、意識すらも改ざんされ、ただの被害者でした。

 

 

 

しかし、取り調べの最中にその被害者にクゼはダイブし、少佐に『まだやることがある』と語りかけてきます。

公安九課はこのわずかな時間でダイブ元を特定し、クゼの確保に乗り出します。

 

 

 

『承』

情報を元に、施設に乗り込むものの、クゼは人間の精神を使って独自にネットワークを構築しており、

少佐は単独潜行していたところを逆襲され捕獲されてしまう。

 

 

 

しかし、幸か不幸か、少佐は捕まった先でクゼと面会することになる。

 

 

 

クゼは少佐が芸者ロボにダイブしたときから、少佐のコードを読み取っており、「私は君に、いたく心惹かれたんだよ」と語ります。そして『自分たちは同類』とも言います。

 

 

 

殺人者に同類などと呼ばれたくない少佐だが、

クゼが殺したのは自分のような存在を作り出した、いわゆる親で、犯罪者だと語ります。

しかし、クゼが少佐を『同類』と呼んだのはそういう意味ではありませんでした。

 

 

 

少佐が『現在の少佐(人間の進化の完成形)』になるまでの過程は『プロジェクト2571』で、自分は生み出されたその際の失敗作、とクゼは語ります。

※少佐は全身義体(この時点で奇跡に近い)で魂、あるいは霊魂(作中ではゴーストと呼称)を定着した初めての人間。

なお、ゴーストは複製できず、人工的に作ることもできない。

 

 

 

クゼにどんな大義名分があろうと所詮は犯罪者で、少佐の意思は変わりません。

少佐はクゼを倒そうとしますが、クゼの義体にある不思議な文様に見覚えがあると言います。

 

 

クゼは少佐に、『やつらから渡される薬を使うな。それで君の記憶を抑え込んでいるんだ』と語り、

クゼは逃亡します。

 

 

 

『転』

少佐は姿をくらまし、秘密裏に自分の生みの親であるオウレイ博士に接触。そして、クゼの言っていたことや両親の記憶でさえ人工的に植え付けられたものだというが真実を知ってしまいます。

 

 

 

公安九課から距離を取り、独自に調査を進める少佐だが、ハンカ社にとらわれてしまう。

ハンカ社社長は少佐を殺すように命じますが、オウレイ博士はこれに反発。

オウレイ博士は少佐を殺すふりをして、少佐の『本当の過去(とある人物の住所)』を渡して逃亡を手助けし殺される。

 

 

 

そして少佐はオウレイ博士殺しの犯人に仕立て上げられます。

このことで、公安九課は窮地に陥りました。

 

 

 

少佐は渡された住所を訪ねると、そこには素子という娘を亡くしたという母親が住んでいました。

少佐と母親はお互いに不思議な感覚を覚えます。

 

 

 

少佐は、これまでの情報を整理し、荒巻課長に報告。

しかしこの報告は公安九課をハメようとするハンカ社社長のカッターに盗聴されていました。

一連の事件の裏で手を引いていたカッターは公安九課を潰そう襲い掛かります。

 

 

 

少佐はクゼに接触し、記憶を取り戻し、クゼがかつての恋人・ヒデオだったことを思い出します。

クゼは改めて、少佐に『ハンカ社への復讐』を誘いますが、

ハンカ社が2人を多脚戦車などの兵器を用いて襲撃します。

 

 

 

『結』

クゼは破壊され、少佐も多脚戦車との戦いで義体を損傷。

クゼは「私と行こう。ここに私たちの居場所はない」と少佐を誘いますが、

少佐は「私はまだ行けない。私の世界はここなの」と語ります。

 

 

 

クゼは「だったら私は君の中に居よう。君のゴーストの中に」といいます。

 

 

 

クゼは死亡し、少佐の死の危機を救ったのはバトー達公安九課でした。

カッターは公安九課によって処理され、事件は幕を下ろします。

 

 

 

ゴースト・イン・ザ・シェル(実写)の感想 賛否両論の両極端な評価だが、製作スタッフの愛を感じる作品。

士郎正宗の攻殻機動隊ファンとしては絶対に見ておきたかった映画です。

 

 

 

公安九課の荒巻大輔役に北野武ことビートたけし氏が抜擢されたことでも有名ですね。

そしてそのはまり役の演技も絶賛されていました。

 

 

 

もちろん、荒巻大輔以外の役者も、かなり原作に似せてきており、

公式サイトを見るだけでもワクワクさせてくれます。

 

 

 

さて、肝心の内容について、原作である攻殻機動隊やアニメとしての攻殻機動隊に対して深いリスペクトを感じさせます。

 

 

 

激似の俳優陣、アニメと同じ声優陣を使ったこと、大幅な脚色はあるものの、

本名である『草薙素子』を別の形で出したこのやり方は非常に上手いと素直に感心しました。

 

 

 

攻殻機動隊との出会い。僕はその魅力に取りつかれた

僕が攻殻機動隊を知ったのは2000年になってから。当時、SF好きの友人ができて、その彼に勧められ、漫画を読まされました。

 

 

 

ネット、義体、ゴースト、電脳化、ハッキング、などなど、2019年現在では当たり前にあるような設定ですが、

攻殻機動隊はインターネットが普及する前に作られた作品です。

 

 

 

この事実に気づいたとき、『どうやってこんなの想像できたの?』と、思わず絶句しました。

かの有名なマトリックスも本作の設定の一部(首筋のプラグ接続部)を参考にしているというのはあまりにも有名な話。

 

 

 

当時はアニメ映画攻殻機動隊もすでに出ており、原作漫画を読み終わってからよどみなくDVDを買いに行きました。

2002年になればS.A.C・・・『攻殻機動隊Stand Alone Complex』も始まり、毎年数回は攻殻機動隊を楽しむという習慣になりました。

 

 

 

攻殻機動隊の声優陣は原作アニメに合わせるという最高の試み!

実写版攻殻機動隊の日本語吹き替え声優はファンにとっても嬉しいキャスティングになっています。

 

 

 

主人公である草薙素子少佐(本作だとミラ・キリアン少佐)の声優は田中敦子氏が担当、

バトーも大塚明夫氏、トグサも山寺宏一と原作アニメにかなり合わせた声優陣で固めています。

 

 

 

実写とアニメで声優がほぼ同じで、アニメファンを裏切らない最高のキャスティングと言えるでしょう。

さらに、俳優、女優に関しても、ビジュアル、体格などなど原作にかなり似せており、

 

 

 

実写版がいかに原作、アニメをリスペクトしているかを感じさせます。

 

 

 

開始早々、神秘的な音楽が流れ、作中の効果音一つにとっても攻殻機動隊に相応しいクオリティ。

 

 

 

実写版と原作、アニメとで違うところはどこ?

まず、ストーリーの本筋は『コーストインザシェル(アニメ映画)』がベースになっており、原作アニメ1期と2期の色んな話を合体しています。

全部見ているファンからすると「おお・・・おお!・・・」という感じで結構楽しめる構成です。

 

 

 

ですが、逆に、原作ファンからすると、許せない!と思うところかもしれません。

なんせ、本作はどの話もよくできており、全話を忠実にやって欲しいという欲が出てしまうからです。

 

 

 

個人的には攻殻機動隊シリーズの一つとしてカウントできるよく考えられたいい融合だと思います。

 

 

 

 

実写版の批判はないの?調べてみた結果!

唯一、草薙素子役のスカーレット・ヨハンソンがキャストされたことに関して議論が起こりました。

草薙素子は名前から見てわかる通り日本人です。

 

 

 

「なぜ白人女性が?」という疑問の声が上がりました。

 

 

 

僕は、スカーレット・ヨハンソンで良かったと思います。

元々、草薙素子はアジア人らしくないプロポーションや顔つきでした。

 

 

 

むしろ、ベストキャストだと思ったくらいです。

 

 

 

日本人の女性が事件に遭い、全身義体になった。

この結果、元の姿を喪い、草薙素子はミラ・キリアン少佐になった。

 

 

 

逆にすごいいい展開だと思います。

 

 

 

タイトル ゴースト・イン・ザ・シェル(実写)
ジャンル SF
制作国 アメリカ
上映時間 107分
日本公開日 2017年4月7日

 

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