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2016年のアメリカ映画「インフェルノ」。
人口の爆発的な増加によって環境破壊が進み、地獄と化すのは目に見えているからウイルス散布して人類間引びこうとするテロリスト一派とそれを阻止する主人公陣営の争いというシナリオ。
ダンテの地獄の階層を利用したミステリー、記憶喪失が呼ぶスリル、お前敵だったんかい!的なサスペンスなど面白い構成になっています。
特にテロリスト一派の意見については賛否両論になるのではないだろう。
彼らの主張は一応一理ありますからね。
僕の意見としてはテロリスト一派の主張とやってることは論理破綻していると思っています。
それでは、ここから『インフェルノ』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『インフェルノ』 のあらすじネタバレ
病院で目が覚めたラングドン教授は混乱していた。
直前の記憶と現在置かれている状況がマッチしないからだ。
さらには謎の頭痛がラングドンを苛み、まるで地獄のごとき光景の幻覚まで見えるようになった。
ラングドンが混乱していると警察を名乗る謎の女性が突然発砲し、ラングドンを治療した女医のシエナと共に脱出する。
シエナのアパートで自分のメールや所有物を見ると、ダンテのインフェルノをモチーフにした地獄の見取り図を移すプロジェクターがあり、それには不思議な改編がされていた。
この時点で領事館に電話をして偽の居場所を流すのだが、偽の居場所に現れたのは病院で発砲してきた殺し屋の女。
正しい場所に現れたのはWHOを名乗る武装したものたち。
ラングドンとシエナは裏口から逃げ、プロジェクターに投影された映像の改編部分を分析してメッセージを見つける。
共にウイルスを探す旅をすることになるのだが、事態は思った以上に複雑だったのだ・・・。
インフェルノ 2016年映画の感想 テロリストの歪んだ思想を楽しむ作品
ネタバレをすべて書くと相当な行数になりかつ、つまらなくなるのでぜひ諸兄の目で確かめてほしい。
僕は充分に楽しめました。
記憶があいまいな状態で、謎の殺し屋に国際機関の追っ手・・・。
さらには記憶があいまいなせいで犯罪まがいのことをやっており、自ら首を絞めるような展開。
陰謀、スリルとサスペンス、ミステリー、未知のウイルスによる人類存亡をかけたような超究極的事態。
エンタメ性の強い骨太な仕上がりで夢中になれるだろう。
さて、個人的にはテロリスト一派の行動について印象に残ったのでしっかりと批判したいと思う。
彼らの考えには一理あります。
人口増加を統計学的視点で見た場合、確かに人類は滅亡するのかもしれませんし、物資を巡って争いを起こすかもしれません。
それを阻止するには増え過ぎた人類を間引きするしかない。
なるほど確かに理屈は通ります。
人類存続というのを彼らは大義名分にしているのだが、人類存続というのは人を導く立場にある人間たちが決め、それに倣っていくものです。
しかし、彼らにはそもそもその権限はない。
彼らがとるべきはテロ行為ではなく、声を上げて政治の舞台に飛び込むことです。
よしんば彼らの言葉通りに人類は滅びたとしても、それは人類の選択の結果だというものだ。
そして僕ら一般人は常に選択をしている。
彼らテロリストは僕らのことを数字として見ており、人間として扱っていません。
彼らのやり口が成功したとして、じゃあ残った人類を人間として扱ういますね!とか意味わかりません。
どういう選民の仕方してるんですかね。
もう一度書きますが、僕らは常に選択し、従っています。
誰も殺してくれなど頼んでいませんし、世界を救ってくれなど頼んでいません。
にもかかわらず「世界の真理に!行く末に気づいた俺ら行動しちゃってる~カッケー!」みたいな自画自賛とかもう拗らせた中学生を見ているよう。
中学生くらいの自分だったらそういう極端な意見に傾倒したかもしれませんが、自分たちが選択しているということに気づいた今、
こういったテロリスト、思想家の言葉は薄ら寒いとしか感じません。
もう少し簡単に言うと・・・。
「今、人口すげー増えちゃってるんすよ。だからあんたら死んでくんないすか?」
こんなこと言われて受け入れますか?って話です。
耳障りのいい思想には注意が必要です。
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タイトル | インフェルノ |
---|---|
ジャンル | ウイルス、パニック、サスペンス |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 121分 |
日本公開 | 2016年10月28日 |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 / 原作 | デヴィッド・コープ / ダン。ブラウン(インフェルノ) |