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1993年のアメリカ映画「ジュラシック・パーク」。
恐竜SFアクションでスリル満載なものの、DNAなどの遺伝子工学、進化論、果ては倫理観なども考えさせられる名作です。
遺伝子操作によって生まれた恐竜たち。生命を創造して自然界の摂理を乱すという人間の行いに対してどういう答えを出すのか。
子どもだけでなく、大人も考えさせられるシナリオになっています。
トイレでティラノサウルスに食われるシーンなどに目を奪われがちだが、ティラノの足音でコップの水が揺れたり、随所で映像的演出のこだわりがあるのも見どころです。
それでは、ここから『ジュラシック・パーク』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ジュラシック・パーク』 のあらすじネタバレ
古生物学者のグラントとサトラーのもとに、大富豪の実業家ジョン・ハモンドがやってくる。
ハモンドは彼らのチームに年5万ドルを投資している投資家だ。
ハモンドは所有している島に生物学的保護区を作っており、そこにテーマパークを開こうと考えていた。
そのテーマパークの意義を強めるために、古生物学者の権威であるグラントたちに推薦状を書いてほしいというのだ。
数年分の発掘予算という破格の報酬も用意しているといわれ、グラントたちは快くテーマパークの視察を引き受ける。
そのテーマパークは遺伝子工学によって復活させた恐竜たちの楽園だった。
ハモンドはジュラ紀の蚊が閉じ込められた琥珀から恐竜の血液を採取し、蛙の遺伝子も混ぜて恐竜のクローンを作り上げたのだ。
グラントは生で見る恐竜に興奮するのだが、ヴェロキラプトルが牛を一頭平らげたのを見て不安を覚える。
結局、好奇心はあるものの、恐竜たちの凶暴性や生命への冒涜という事実には変わらないからだ。
これはグラントだけでなく、パートナーのサトラー博士、マルコム博士も同意する。
一方、このパークの技術スタッフのネドリーが研究成果を盗もうと準備をしていた。
ネドリーはこの日、パークの電源をすべて落とし、恐竜たちの胚を盗みだそうとしていた。
そして恐竜たちは、電気柵には電気が流れていないことを知って暴れだす。
ジュラシック・パーク(映画)の感想 ジュラパ1はのちのシリーズとは違う別格の作品
子どものころにテープが擦り切れるまで見ましたがやっぱり面白い。
子どもの時の印象は恐竜というわくわくが止まらない生物が繰り出す派手なアクションに感動したものだが、
大人になってみると、遺伝子学やクローンについて調べなおすきっかけになりました。
作中では蚊の腹に残された血液からDNAを取り出していますが、
結論から言うと、仮に蚊の腹の中に恐竜の血をゲットできたとしてもクローン作製は不可能だということ。
DNA情報が経年劣化するからです。
どんな条件であっても、時間の流れにはかなわず、まともに情報を読み取ることはできません。
ただし、それはクローンに限った話で、恐竜を先祖にもつ鳥類の遺伝子操作すれば恐竜を生み出すことは現実的とのこと。
もしかしたら、絶滅動物を、遡るように復活させ続けたら恐竜の復活までたどり着けるようになるかもしれませんね。
個人的倫理観としては、滅んだ動物は滅んだままにしたほうがいいと思いますがね。
こういった問題に対して作中のイアン・マルコムが強く問題提起をしていました。
マルコムは性格破綻者と言われていますが、その言葉は理知的で魅力にあふれているので本作の見どころの一つですね。
ハモンドとマルコムの議論は必見。
生命の冒涜と技術の進歩の意義の対立はとてもわかりやすく、唸るものがあります。
のちのシリーズはエンタメ色が強くなっていくのでこのジュラパ1は別格の面白さがあると思います。
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タイトル | ジュラシック・パーク |
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ジャンル | SF、アドベンチャー、アクション |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
日本公開 | 1993年7月17日 |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
脚本 | マイケル・クライトン デヴィット・コープ |