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1987年のアメリカ映画「リーサルウェポン」。
バディ映画の金字塔と言われる本作。
本シリーズは4まで続いており、『こんな友情欲しかった』と思えるほどすごくいい絆が描かれています。
というかシリーズ進むごとに「お前らお互いのこと好きすぎだろ」とちょっと呆れます(笑)
その1作目となる本作は何度も考え方、やり方の違いで衝突していき、いつの間にかそれが固い友情へと変化していく様がじっくりと描かれています。
友達ってこうやって作り、こうやって接するんだって思えますね。
それでは、ここから伝説の始まり。『リーサルウェポン』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『リーサルウェポン』 のあらすじネタバレ
ある夜、マンションから売春婦が飛び降り自殺をした。
ロサンゼルス市警のロジャー・マータフ刑事がこの事件を担当するのだが、死亡した売春婦はマータフの旧友の娘であることがわかる。
初動捜査にてこの件が薬物関連であることが分かり、ちょうど同じころに麻薬課からマーティン・リッグス(メル・ギブソン)という刑事が異動してくる。
リッグスはマータフの相棒として捜査することになる。
だが、リッグスの破滅的な強引な捜査に二人は衝突を繰り返す。
マータフはリッグスに救いの手を差し伸べ、二人は徐々に固い友情を築いていく。
そしていよいよ、二人の捜査が実を結ぶ。
飛び降り自殺をした売春婦の父親は薬物の密売に手を貸していたのだ。
マータフは密売組織を捕まえようとするのだが、敵の強力な武装の前に窮地に陥っていく。
リーサルウェポン(映画)の感想 古き良きを感じるお手本のような映画。
大人になって・・・というよりも、ある程度の映画を見てからこの作品を見直すと、すごく丁寧に作られていることを実感する。
その最たる部分がリッグスとマータフの対比構造。
リッグス刑事は過去に妻を亡くしており、自殺願望、破滅願望がある孤独な男だが、
マータフ刑事はその逆。幸せな家庭を築いており、友人にも恵まれた真面目な男だ。
二人のこの生活っぷりを見ると、『考え方が全く違う』という強い印象が残ります。
続いて、自殺する男を止めるというエピソードでも、捜査過程でも、この二人のやり方が全く真逆で衝突を繰り返し、印象は正しいものであると示唆しています。
この対極に位置する二人が共に捜査をすることで友情を築き、家族ぐるみ(と言ってもリッグスは妻に先立たれた独り身)で付き合うようになる。
この過程を楽しむのがリーサルウェポン1の醍醐味だとも言えます。
シナリオを言ってしまえば、衝突し合う二人が互いを気遣いしあうようになって良きパートナーとなり、
事件の謎に挑み、追い詰められ、打破する・・・という吐いて捨てるほどあるテンプレ作品なのだが、
マータフとリッグスの生き生きとしたキャラクター性が唯一無二のオリジナル作品なのだと実感する。
この二人のやり取りで特にいいと思ったのが、お互いの領域に踏み込んだりして言い争いになっても、
尊重し合っているところだ。
マータフはリッグスを救いたいと思ってるし、リッグス自身も救われたいと思っている。
だから、喧嘩になっても、不貞腐れるようなことはない。
リッグスはマータフの善性を信じているし、死んではいけない人間だと思っているからこそ体を張って助ける。
こういう根底にあるお互いの想いが本作品の最大の魅力。
ある意味では理想の友情を描いた素晴らしい作品と言える。
僕自身も周りの友人たちと二人のような関係を築いていけたらと思うし、誰かに手を差し伸べる優しさを常に持ちたい。
人間関係とかに悩んだらもう一度見たいかな。
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タイトル | リーサルウェポン |
---|---|
ジャンル | アクション、コンビ |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 109分 |
日本公開 | 1987年6月13日 |
監督 | リチャード・ドナー |
脚本 | シェーン・ブラック |