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1989年のアメリカ映画「リーサルウェポン2」。
前作で固い友情を結んだ二人が再び事件に挑む!
リーサルウェポン1は友情の構築と事件の捜査を主軸にした人間ドラマでしたが、
続編である本作はその確固たる友情をもとにして新たな事件に挑むというまさにリーサルウェポン2に相応しい。
コンドームのCMやトイレ爆殺を狙ったりなど、笑いを誘うところがかなり強化されているが、
スリルもググっとアップしている。
というか、アップしすぎててこれ大丈夫?と心配してしまう。
というのも、敵が外交官だからです。
ウィーン条約で守られた彼らの対処はペルソナ・ノン・グラータ(国外退去処分)のみで、彼らを逮捕したり罰したりすることはできないからです。
逆にそれをやるとウィーン条約違反ですし、宣戦布告にも等しい行為・・・だからヤバいんですよ。
それでは、ここから『リーサルウェポン2』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『リーサルウェポン2』 のあらすじネタバレ
ロサンゼルスのとある夜、ハリウッド映画並みのドンパチとカーチェイスが繰り広げられる。
これにマータフたちも犯人確保に加わったが、敵は逃走。
しかし現場に残された車から大量のクルーガーランド金貨が発見された。
マータフはこの事件の捜査を担当するものの、ロス市警の動きを嫌がる敵組織はマータフに直接的な脅しをする。
マータフのことを心配した上層部は別の仕事をあてがう。
その仕事はFBIからのもので、とある麻薬事件の重要証人『レオ・ゲッツ』の警護だ。
だが、警護任務着任早々、ゲッツは殺し屋に狙われる。
そこでゲッツから聞いた殺し屋のアジトに行ったところ、そこは南アフリカ領事館の治外法権の土地だと知る。
クルーガーランド金貨、南アフリカ領事館、領事館特権。
マータフたちの前に手出し不可能の悪人が立ちふさがる。
リーサルウェポン2(映画)の感想 面白いんだけど過激すぎてただじゃ済まないはずのエンディング
ちょっと敵を強くし過ぎてないかとすら思った。
今回は治外法権に守られた外交官が敵ということで、彼らに手を出すということは、国家に喧嘩を売ることと同義である。
リッグスもこの外交官の不逮捕特権を理解しており、だから単身乗り込んだ際に「この国から出ていけ」と言っていました。
彼らの権利はある意味『なんでもあり』です。
詳しくは『外交関係におけるウィーン条約』を調べてみてください。
外交官を簡単に例えるなら国家そのものです。
仮に彼らが麻薬の売買だろうと殺人だろうと、警察勢力には国家を逮捕する権限はありません。
そんな外交官を受け入れた国家ができることは『受け入れを拒否する』ことだけです。
この辺は海外ドラマの『24』を見てるとわかりやすいと思う。
容疑者が領事館に逃げたり、領事館が庇ったりすると、主人公サイドの誰もが頭を抱えます。
どうにもできないからです。
テロ事件の容疑者だろうと、連続殺人犯だろうと、介入する権限は誰も持っていません。
一国の最大権力者であってもです。
それを、一州市警・・・まして刑事が勝手に介入して処しまくってしまっただから、取り返しがつかないんですよ。
こうなるともう、国家としては大使館爆破事件が発生したってことにして事件自体をどこかのテロ組織のせいにすることですね。
国際的な信用の失墜、下手したら戦争になるので、徹底的に隠蔽しなきゃいけません。
ちょっとリーサルウェポン3が楽しみですが、きっとその辺触れられてないんじゃないかって思ってます。
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タイトル | リーサルウェポン2 炎の約束 |
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ジャンル | アクション |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 109分 |
日本公開 | 1989年6月13日 |
監督 | リチャード・ドナー |
脚本 | シェーン・ブラック |