
1994年のアメリカ映画「マスク」。
派手な服を着た緑色の男が愛する人のために奇想天外に大暴れして悪を討つというアクションラブコメディ。
2020年現在ではもはや誰もが知る俳優のジム・キャリーの出世作なのですが、
共演したキャメロン・ディアスのデビュー作でもあります。
さらにシナリオの肝となる悪戯で悪を征伐するという着想も相まって本作はレジェンドと名高い作品になりました。
この記事では『マスク』の見どころと感想を紹介します。
Contents
映画『マスク』 のあらすじネタバレ
さえない銀行マン・スタンリーは良い人だ。
世の中で良い人というとどんな人?そう、都合の良い人だ。
恋もうまくいかないスタンリーを慰めるため、同僚は超盛り上がるパーティーに連れて行こうとするのだが。
スタンリーはスタッフに部外者と思われ、参加できなかった。
『またこんなんかよ・・・』と失意のスタンリーは川でおぼれている人間を見つけて助けようとする。
だが、それは人間ではなく、単なる仮面。
この仮面を何となく持ち帰ったものの、君が悪くて翌日には仮面を捨てたのだが、仮面は再び部屋に戻ってきていた。
何気なくこれをつけてみると・・・スタンリーは緑色の派手なスーツを着た男に変身していた。
マスク(スタンリー)が狙われるようになったきっかけはドリアンの金を横取りしたから
ラスボスであるドリアンはニコからこの街の覇権を奪おうとしており、そのためには金が必要でした。
狙ったのはスタンリーが務めている銀行で、ティナ(キャメロン・ディアス)を差し向けて銀行の内部を調査していました。
そして襲撃当日。
スタンリーがマスクをかぶってティナのいる店、つまり、ドリアンが経営しているクラブに行こうとします。
だがクラブで楽しむためには金が必要。
マスクはいろいろとフラストレーションがたまっていたのか、自分が勤める銀行で現金を強奪。
奇しくも銀行襲撃がドリアン一味と同じタイミングになってしまい、銀行の異変に気付いた機動隊までやってきてしまう。
マスクはさっさととんずらをこいてしまい、残ったのはドリアン一味と機動隊。
この結果ドリアン一味に死亡者が出てドリアンはマスクを恨むようになります。
クラブでティナが歌っていた歌は?
ティナの歌の後にマスクが演奏させた曲はなに?
ティナの歌の後、マスクがパーティを盛り上げるためにバックグループに演奏させた曲は『Hey Pachuco』
「ヘーイ!パッチュッゴ!」って聞こえますがこれは曲名でしたね。
マスクが警官隊から逃げるときに流れた曲はなに?
「ちっちきぶ、ちっちきぶ、ちっちきぶん~♪」でやたらと耳に残るこの曲。
キュバンピート(Cuban Pete)という曲になります。
元はDesi Arnazが作った曲でマスクで流れたのはジム・キャリーバージョンでした。
Desi Arnazのオリジナルはこちら。
第一作目の『マスク』の感想 シナリオも俳優も演出もすべてが噛み合った最高の映画
悪をもって悪を征すというようなお堅いものではなく、悪戯をもって悪を征すという痛快さストーリーで、
緑の怪人マスクのやることなすことすべてが面白い。
配信から25年を経た2020年現在でも色褪せない名作アクションコメディでした。
僕自身多分この映画はビデオテープが擦り切れるほど視聴し、夢中になっていました。
擦り切れてからは見てなかったんですけど、今改めて見てもやはり面白い。
今考えればキャメロン・ディアスのファンになったのはこの映画がきっかけでしたね。
今見てもやはり美しい顔立ち、セクシーなスタイル。
後に彼女は本作の出演によって『メリーに首ったけ』という映画の主演にもなります。
確かに、本作を見ていると、美貌だけではなく、芯に『可愛らしさ』や『ノリの良さ』が同居しており、
メリーに首ったけではその部分が零れ溢れるくらいにキャッチアップされています。
この結果キャメロン・ディアスはラブコメの女王と呼ばれるほどになります。
『メリーに首ったけ』はこちらの記事を参照してください。
話がキャメロン方面に逸れましたがマスクは偉大な映画で、何度でも楽しく見れて、老若男女問わず楽しめる映画です。
皆さんもぜひ何度でも視聴してください♪
ちなみに、マスク2は見る価値がありません。
マスクの舞台設定を利用した素人作品だと思ってください。
マスク2の記事はこちらです。
タイトル | マスク |
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ジャンル | アクション、コメディ |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 101分 |
日本公開 | 1995年2月25日 |
監督 | チャールズ・ラッセル |
脚本 | マイク・ワード |