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2000年のアメリカ映画「ザ・ダイバー」。
米海軍の伝説的ダイバーである黒人男性、カール・ブラシアの半生を描いた実話ベースの映画。
黒人差別の根強い時代、黒人が抱くには許されない大きすぎる夢を叶えるというヒューマンドラマです。
嫌がらせに近い困難にも負けずに夢へと邁進する主人公の姿には感動を覚えます。
ロバート・デ・ニーロの演技も魅力的で、鬼教官でありながらも主人公の導き手となる優しさと厳しさも強く心に残りました。
それでは、ここから『ザ・ダイバー』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ザ・ダイバー』 のあらすじネタバレ
1943年のとある農村。貧しい農家の生まれの黒人カール・ブラシアの夢は海軍への入隊だった。
成長したカールは父親に「古いしきたりを破るつもりで行け」と応援を受けて海軍に入隊。
しかしそこで待っていたのはただの料理人生活だった。
ある日、カールは己の才覚を示すために海に飛び込み、甲板に上がらせようとする白人を引き離すほどの泳ぎを見せる。
結果、営巣入りとなったものの、泳ぎのうまさを見込まれて当時としては異例の上等兵として抜擢される。
しかし、ヘリコプターの墜落事故の現場にて潜水士のビリーが乗組員を救出に乗り出すさまを見てカールは潜水士となる目標を立てて上官に嘆願。
2年かけて100通以上の嘆願書を提出して晴れてダイバー養成所へ入所するも、黒人差別は根強い。
カールは妨害を受ける者の、その熱意で上官であるビリーの心を動かし、ついにダイバーになることが認められる。
しかし、任務の最中、甲板にて事故が起こる。
カールは仲間を助けるために、足に大けがを負ってしまうのだ。
切断は免れたものの、ダイバーとしてのキャリアは断たれてしまう。
しかしマスターダイバーへの想いはカールを立ち止まらせることはしなかった。
カールはあえて足の切断手術を受け、義足でダイバーを続けることを望んだのだ。
しかしそこで新たな困難が待ち受ける。
『義足では任務に耐えることが出来ない』
ハンクス大佐はカールが任務に耐えるかどうかを確認するために法廷でカールと争うことになる。
ザ・ダイバーの感想 素晴らしいヒューマンドラマだが、ハンクス大佐にもっとスポットを当てても良かったと思う。
米海軍の悪しき伝統を打ち破るという素晴らしいヒューマンドラマ。
カールの命を掛けるような夢への意気込み、ロバート・デ・ニーロの鬼教官でありつつも芯の厚さには圧倒されました。
魅力的な登場人物が多く、特にカールの父親の教えが素晴らしい。
『俺がいいというまで帰ってくるな。伝統を打ち破るつもりで行け』
作中、ついに再会することはできませんでしたが、伝統を打ち破らなければ黒人に道はないという困難さを示しているかのような言葉で重みがありました。
この言葉があったからこそカールはどんな困難でもめげずに挑戦し続ける信念を持つことが出来たのだと思う。
さて本作に関して難点があるとすれば、ハンクス大佐についてだろうか。
大佐はカールが潜水士になる前から登場していた出世欲の強い男なのだが、彼がなんであそこまで邪魔をするのか良くわからない。
ただし、カールを排除しようとしている目的は想像は出来る。
作中でもダイバー養成所への入所すら認められていなかった黒人差別の時代。
ハンクス大佐よりも上位から『排除しろ』という命令が下っていたのだろう。
ハンクス大佐はただその命に忠実なだけだったんだと思う。
しかしながら、法廷であそこまで邪魔をするというのはちょっとどうなんだろうと思う。
ハンクス大佐以外は黒人差別をしている様子はなく、わざわざ潜水士のルールに追加ルールを設けてすらいる・・・。
あれではただハンクス大佐が難癖をつけているだけのように見える。
ハンクス大佐の行動原理について、もう少しスポットを当てて、説得力を持たせても良かったのではないだろうか。
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タイトル | ザ・ダイバー |
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ジャンル | 史実、実話 |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 121分 |
日本公開 | 2001年5月26日 |
監督 | ジョージ・ティルマン・ジュニア |
脚本 | スコット・マーシャル・スミス |