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2008年のアメリカ映画「ランボー 最後の戦場」。
世界の不条理に諦めかけていたランボーが心を動かされ、横暴なミャンマー軍事政権に牙を剥くというシナリオ。
なんで今更作ったんだろう?と思いつつも、ランボーの性格を考えると納得できることは多い。
若いころは不条理に怒りの焔を燃やしていたが、個人が粋がったところで世界は何も変わらない。
ランボーはヒーローだが、そういう結論に行き着くというのは自明だとも思う。
だが、不条理に怒りを燃やす魂までは変えられない。
せめて手の届く範囲を不条理から守ろう。と、これはランボーの新境地のエピソードになっていると思う。
それに次回作であるラストブラッドのことを考えるとすごく意義がある。
正直、本作に登場する医師団のある種の身勝手さはどうもツッコミどころ満載なのだが・・・。
それでは、ここから『ランボー 最後の戦場』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ランボー 最後の戦場』 のあらすじネタバレ
タイ北部のジャングルでボートの運搬やヘビ狩りをしてひっそりと暮らすランボー。
隣国ミャンマーでは部族の弾圧が横行しており、特にキリスト教徒が多いカレン族について、その住んでいる土地の資源も狙われていて日々凌辱されていた。
このカレン族の支援のためにキリスト系NGOの医師団がランボーの元を訪れる。
彼らはランボーに自分たちをミャンマーまで運んでもらおうと考えたのだ。
しかしそんなことをしても世界は何も変わらない。結局武器に対抗するには武器でしかなく、医療品や本など救いなどにならないのだ。
ランボーは彼らのリーダーのマイケルからの運搬の依頼を断るのだが、同じく医師団の一人サラ・ミラーの訴えはかつて自分が抱えていた憤りや理想によく似ていた。
ランボーは彼らを運ぶことにするのだが、ミャンマーの海賊の略取に遭い、ランボーは応戦し彼らを全滅させる。
殺人行為を非難されるものの、ランボーは運搬を果たした。
しかし数日後、医師団がミャンマー軍に捕らえられたことを知る。
ランボーは頼まれて救出のための傭兵チームをボートで運ぶ。
傭兵チームは現地にて虐殺ゲームに興じるミャンマー軍を目撃。
継続か中止かで彼らは迷うのだが、ボートのお留守番をしているはずだったランボーが彼らを全滅させる。
傭兵団はランボーと協力して医師団救出を継続することに。
ランボー 最後の戦場の感想 あの医師団は『間違っている』ことを語りたい
不条理に怒るランボーっぽストーリーだなーっということで作品としてはすごく楽しめたんですが、
問題はあの医師団の連中ですよ。
そもそものトリガーは自分たちの考えなしの行動・・・。
武器を持つべき、あるいは武器を供給すべきと語るランボーに、彼らは「武器は憎しみを呼ぶだけだ」と固く断り、
いざ自分たちの身に危険が迫ったらブルブルと震えるだけで何もしない。
危険な紛争地帯で活動するという行動そのものは確かに立派だ。
だが立派なだけで、無責任と言えるのではないだろうか?
ランボーが海賊を殺したのは医師団を守るためであり、そういう行動を取らせてしまったことに責任を感じるべきなんじゃないだろうか。
頭ごなしにご立派な信念を振りかざして、自分たちの信念・教義を盾にランボーを否定するとはどういう思考回路してるんだと思う。
作中、牧師が祈りを捧げる際、「理解されるよりも理解すること…」というフレーズがありました。
まさにこれです。
彼らはうわべだけの行動をして教義の本質を見誤っているんですよ。
ランボーは彼らを理解しようとして、彼らを尊重して運びました。
でも彼らはランボーのことを理解しようとせず、ただ自分たちの信念を押し通すことしか考えていませんでした。
こういう現実を描いたのはとても秀逸で意義のあることだと思う。
そして医師団が再会したところを見て、自分も故郷に帰ろうとアリゾナ州にある父親の家に帰るエンディングはとてもよく出来ている。
医師団との出会いでランボーもまた愛すべきものと向き合うことを知ったからです。
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タイトル | ランボー 最後の戦場 |
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ジャンル | アクション、ヒーロー |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 91分 |
日本公開 | 2008年5月24日 |
監督 | シルヴェスター・スタローン |
脚本 | シルヴェスター・スタローン アート・モンテラステリ |
メインキャスト | ジョン・ランボー - (演:シルヴェスター・スタローン)
サラ・ミラー - (演:ジュリー・ベンツ) マイケル・バーネット医師 - (演:ポール・シュルツ) スクール・ボーイ - (演:マシュー・マースデン) ルイス - (演:グレアム・マクタヴィッシュ) ディアス - (演:レイ・ガジェゴス) エン・ジョー - (演:ティム・カン) リース - (演:ジェイク・ラ・ボッツ) |