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2004年のアメリカ映画「デイ・アフター・トゥモロー(2005)」。
ディザスター映画において右に出るものはそんなにいないローランド・エメリッヒ監督の作品。
海面上昇による津波、竜巻の猛威、凍てついていく都市・・・。
地球にもし氷河期が、災害が発生したらをダイナミックに描かれているので見ごたえ満載。
だが本当の見どころはこういう派手な映像よりも、『危機に際し、どう考えるのか?』が何よりもポイント。
それでは、ここから『デイ・アフター・トゥモロー(2004年)』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
Contents
映画『デイ・アフター・トゥモロー(2004年)』 のあらすじネタバレ
南極大陸を調査中のジャックは、突然氷が分断されて解け始めた瞬間を目撃する。
南極の氷が解けて海に流れた場合、海水の塩分濃度が変化し、海流に変化が生じる。
ジャックは、将来的には氷河期の到来することを示していると訴えるのだが、あまりにも実感がなさ過ぎてほとんどの人に相手にされなかった。
だが、このわずか数日後、世界各地で異常気象が観測されるようになった。
ロサンゼルスには竜巻。日本の東京には殺人的サイズの雹が降り、イギリスでも気温低下による凍結で事故が多発した。
改めて参考人として呼ばれたジャックは『南(可能ならメキシコまで)に逃げるしかない』と語る。
つまり北は見捨てるしかなかった。
※赤道より北は無理ゲーゾーンだと思ったほうがいい。
だが、この無理ゲーゾーンに、具体的にはニューヨークにジャックの息子、サムが課外活動で行っていたのだ。
世界の上半分には巨大な台風が横並びに3つできており、
その中心はスーパーフリーズと呼ばれる秒単位で温度が下がる死のゾーンがあった。
ジャックはサムを迎えに行くべく、危険な無理ゲーゾーンに向かう。
豆知識。北極がすべて解けたとしても水位は変わらない。
今回南極大陸の氷が解けたら・・・という話。
じゃあ、北極の氷が解けたらどうなるか?
北極の氷が解けても影響はありません。
なぜなら北極は氷の塊であり、海にプカプカ浮いているだけです。
コップに氷を入れ、ウーロン茶をなみなみと注いで、氷がすべて解けたとしてもあふれませんよね?
北極の氷が解けてももともと氷なので水位は元に戻るだけで影響はないということです。
そこで南極の氷が解けたらなぜ水位が上昇するかというと・・・。
南極は大陸であり、その大陸の上に氷が乗っています。
この氷が溶けて海にざばーっと流れ出すと、解けた分だけ水位は上昇します。
南極の氷は海水じゃないのよ。真水なのよ。
今作の肝である、ディザスターがなぜ発生したのかについて、塩分濃度が変わった(薄くなった)からとあります。
南極の氷は先ほど、大陸の上にあると言いました。
つまり、南極の氷は雪が凍ったものですので、これが海に解け出たら確かに海水の塩分濃度は変わります。
まぁ、塩分濃度が変わっただけで本作のディザスターが発生するかは各自確かめてみてください。
デイ・アフター・トゥモロー(2004年)の感想 災害や危機に対してどう考えるかが大事
ローランド・エメリッヒ監督には、ゴジラ1998ではやりやがったなこの野郎と思ったものの、
本作は割と楽しむことができました。
楽観的な政治家も、2020年の新型コロナウイルスの猛威の初動対応と重なりましたし、人間の動きとしてはこうなるだろうなーと共感もしました。
災害に準備できればいいのだが、現実的になんの災害、あるいは理不尽が襲い掛かるのか予想付かないから、何とも難しいですよね。
でも、知識を増やし、考える力を養って適切な行動を選択することはできますよね。
例えば作中、南に逃げるか否かの選択が出たときがそう。
残る、あるいは南に向かうという選択について、判断ができないなら動かないほうがいいでしょう。
なにせ、少なくともここには物資がありました。
移動したとしても、移動できる距離はたかがしれますし、残ったほうが賢明と言えるでしょう。
このようにやっぱり大事なのは判断するだけの知恵を身に着けるということ。
本作は大事なことを教えてくれましたね。
まぁ、海水の塩分濃度の変化でこんなことが起こるのかはともかくとして・・・。
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タイトル | デイ・アフター・トゥモロー(2004年) |
---|---|
ジャンル | SF、ディザスター |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 123分 |
日本公開 | 2004年6月5日 |
監督 | ローランド・エメリッヒ |
脚本 | ローランド・エメリッヒ ジェフリー・ナックマノフ |