
/31日間は無料です\
U-NEXTでおすすめのアクション映画!初月ポイントすらいらない見放題作品を厳選!
登録時間3分で視聴開始!
1986年のアメリカ映画「ベストキッド2」。
前ベストキッドの続編なのだがミヤギを主軸にしたスピンオフ感がある物語。
今作のテーマは『許し』というベストキッドらしい成長を描くシナリオになっているんだが、展開があまりにひどい。
というのも、敵の一味が馬鹿すぎるのだ。
サトウも頭悪いし、弟子のチョウゼンはその遥か上をいく頭の悪さ。
というか、チョウゼンの下りは全体的に不要だ。
敵役の頭がおかしいせいでせっかくの『許し』のテーマも台無しになっている。
というか、最後にチョウゼンをぶちのめして終わりというのはちょっと違うだろうに・・・。
それでは、ここから『ベストキッド2』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ベストキッド2』 のあらすじネタバレ
ダニエルが優勝して6か月。ハエを箸でつかむ訓練をしていたミヤギの前に、
前作ヒロインのアリに車を壊された挙句フラれたダニエルさんがやってくる。
やるせない想いをぶつけさらに、2か月間も母親の介護の都合で新天地に行かなければならなくなったのだが、
そうはならなかった。
ミヤギはダニエルの世話を任されたのだ。
しかし、ミヤギは父親が危篤だという手紙を受け、ダニエルを連れて急遽沖縄に飛ぶ。
ミヤギにとって沖縄は故郷であると同時に、ユキエという女性を巡って親友サトウと別れた因縁のある土地だった。
到着早々、サトウの弟子を名乗るチョウゼンという男に案内されるのだが、案内された先にはミヤギの親友サトウの姿。
サトウはミヤギに恥をかかされたことを根に持っており決闘を申し込むが、ミヤギは断る。
そしてミヤギは父とかつての恋人ユキエと再会し、ダニエルはクミコという女性と出会っていい雰囲気になる。
それぞれ想い人との親交を温める二人だが、そんな折、ついにミヤギの父が亡くなってしまう。
ミヤギの父は死の間際にミヤギとサトウの仲直りを望むのだが、息を引き取った瞬間にサトウは勝負をつけようと言い始めるのだ・・・。
ここが変だよベストキッド2
まず沖縄じゃない。
日本語の看板とかあるが町並みは1980年代の沖縄ではなく、戦前みたいな暮らしになっている。
それからなぜか島の住民のほぼ全員が英語でコミュニケーションをとっており、むしろ日本語が片言になってる。
そもそも沖縄って日本の中でも固有の風土文化がありで、盆踊りではなくエイサーのはずだ。
またBGMについても、沖縄ではなく、本土の曲になってる。
そしてなぜか流行ってるでんでん太鼓・・・。
確かに日本の伝統的なおもちゃだが、1980年代であんなに流行ったりしてない。
ラストシーンでほぼ村人のほとんどがでんでん太鼓を所持していたが、マイでんでん太鼓をもつ風習なんぞ聞いたことがない。
碌に日本を、沖縄のことを調べずに、アメリカから見た日本の沖縄みたいな仕上がりになってる。
ベストキッドという偉大な作品なのだから現地調査くらいまともにしてほしい。
ベストキッド2の感想 名作と名高いベストキッドだが今作は駄作もいいところ
キャラクター設定が致命的なくらいに理解できなかった。
舞台設定も変だが、サトウの一番弟子であるチョウゼンの頭がぶっちぎりでおかしい。
そういう設定の上での演技は良い。いいんだけど頭のおかしさが半端じゃない。
サトウはまだ憎しみによって師匠の教えが霞んでいると考えると理解はできいや理解できないな。
こいつは一体、師から何を教わっていたのか。
いやそもそも、空手の心を修めたであろう師がなぜサトウの横暴を諫めなかったのだ?
本当にミヤギを育てた父であり師だったのか疑問が残る。
師がちゃんとしてれば弟子の暴走は防げたはずだし、
チョウゼンのような頭のおかしいやつが幅を利かせることもなかったはずだ。
そうだ、お前だチョウゼン。
こいつはぶっちぎりで頭がおかし過ぎる。
なんでかというと、『お前関係ないじゃん』の一言で終わる。
大地主のサトウの甥(確か甥のはず)だからといって、なぜこれほど調子に乗れるのだろうか。
作中のチョウゼンの頭おかしいエピソードはこれでもかというほど搭載されているのでぜひその目で確かめてほしい。
マジでこいつは最初から最後まで頭がおかしい。
というか、頭がおかし過ぎて日本人に対して変な偏見を抱かせるきっかけになってるような映画なんじゃないかこれ。
日本は野蛮人の国だとでも言いたいのか。
監督や脚本家はもう少し日本文化を学んでから作れと言いたい。
1㎜も面白いと感じられず、逆に嫌悪すら覚えたというのが率直な感想だ。
U-Next簡単登録はこちら
\31日間お試し無料/
タイトル | ベストキッド2 |
---|---|
ジャンル | アクション |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
日本公開 | 1986年6月20日 |
監督 | ジョン・G・アヴィルドセン |
脚本 | ロバート・マーク・ケイメン |