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2009年のアメリカ映画「きみがぼくを見つけた日」。
タイムトラベルを繰り返してしまう主人公がクレアと出会い、交流を深めて恋に落ち、愛を深めていくという異色のラブストーリー。
特にタイムトラベルについては言及も究明もされず、作中では己の死すらも知ってしまうのだが、
それでもそんな体質の男と付き合うクレアの愛と葛藤は目を見張るものがあります。
それでは、ここから『きみがぼくを見つけた日』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『きみがぼくを見つけた日』 のあらすじネタバレ
主人公ヘンリーはタイムトラベルをしてしまう体質だった。
どの時代に、どこに飛ぶかはわからない。
そんなことを繰り返していたある日にヘンリーはクレアという女性から話しかけられる。
クレアは小さいころから何回もヘンリーと会ってきたという。
そしてその出会いはこれから始まる。
クレアとヘンリーは付き合うようになり、さらに自分のタイムトラベル体質を知る友人とも出会う。
やがてクレアとヘンリーは結婚。
式直前に消えたり、老けた状態で現れたりを繰り返し、ヘンリーは結婚式を乗り切る
しかし、いつ消えるのかもわからないヘンリーとの結婚生活は覚悟をしていたクレアでもストレスが溜まっていった。
決定的ともなったのはヘンリーとの子どものことだった。
ヘンリーの子どもにもタイムトラベル体質が受け継がれ、流産を繰り返すようになった。
クレアはヘンリーとの子を望むのだが、ヘンリーはクレアの負担を考えてパイプカットを決意。
だが、タイムトラベルしてきた、パイプカット前のヘンリーと会ったことでクレアは妊娠。
再びクレアの負担になることを気に病むのだが、
娘だと名乗る女の子がヘンリーに話しかける。
娘は元気に成長し、そして娘が5歳の年に自分が死ぬことも聞かされる・・・
きみがぼくを見つけた日(映画)の感想 『愛』の在り方を教えてくれる物語
見ようによっては納得がいかないという人もいるかもしれない。
僕がまぁその納得がいかない人なのだが、この映画が言いたかった『日々の大切さ』を考えると、このしっとりとした終わり方は理解できる。
この作品はタイムトラベル体質を改善したり、悲しい過去を変えたりする物語ではない。
生きる時間が違うのに惹かれ合った二人の男女が苦しい現実に直面しつつも、二人で絆を育んでいくという決意を見ていく物語です。
特に子供を産む、産まないというシーンとエンディングの「自分を待たなくていい」という2つのイベントは泣けてきてしまいます。
ヘンリーは自分のタイムトラベル体質がどうしようもないことを知っていますし、子どもがそれを引き継いでしまうので、子どもを産まない作らないという方向に行きたい。
母体への負担から子どもをあきらめるヘンリーと愛する人との子どもをどうしても欲しいクレアの対立は泣けてきます。
そしてなにもよりもエンディング。
「自分を待たなくていい」という言葉は一見して突き放しているような印象を持っていますが、
相手が自分のことを愛していることをきちんと理解していればそれがいかに決意に満ち、愛にあふれた言葉なのかが理解できます。
一瞬一瞬の大切さを教えてくれる。そんな物語です。
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タイトル | きみがぼくを見つけた日 |
---|---|
ジャンル | 恋愛、SF |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 107分 |
日本公開 | 2009年10月24日 |
監督 | ロベルト・シュヴェンケ |
脚本 | ブルース・ジョエル・ルービン |