
1974年のアメリカ映画「サンダーボルト」。
1960年代、70年代の映画らしい映画。この年代は『ニューシネマ』と呼ばれる作品群が多いのが特徴。
このニューシネマの定義については色々あるのだが、
悪や悪党を主人公に据え、刹那主義的な生き様を描いた作品だと思えばまずはOKだろう。
堅苦しい説明になったが、「俺たちはこうやって生きたんだぜい!」と声高に唱えてヒャッホウする映画と覚えてもいい。
さて、本作はそんなニューシネマっぽい物語で、
銀行強盗をして仲間とモメて追われる身となった男が、ケチなコソ泥と出会い、
なんやかんやと一緒に行動をしてバディを組み、そして銀行強盗仲間ともう一度ひと花咲かせようみたいな、
ダーティな青春クライムストーリー。
剣呑さとほのぼの感と熱さが混在していて素晴らしくいい味を出しています。
この記事ではこの『サンダーボルト』の魅力・見どころとサンダーボルトを見れるVODサイトを紹介したいと思います。
タイトル | サンダーボルト |
---|---|
ポスター | ![]() |
ジャンル | アクション |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
米国公開 | 1974年5月23日 |
監督・脚本 | マイケル・チミノ |
メインキャスト | サンダーボルト(演:クリント・イーストウッド)
ライトフット(演:ジェフ・ブリッジス) ジョージ・ケネディ ジェフリー・ルイス キャサリン・バック ゲイリー・ビューシイ ジャック・ドッドソン ジーン・エルマン バートン・ギリアム ロイ・ジェンソン ビル・マッキーニー ヴィク・タイバック ダブ・テイラー グレゴリー・ウォルコット カレン・ラム |
公式サイト | サンダーボルト |
wikipedia | サンダーボルト |出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |
予告 |
Contents
サンダーボルト あらすじと見どころは?
銀行破りで奪った50万ドルの隠し場所をめぐり、かつての相棒・レッドから追われる身となったサンダーボルト。逃走中に危ないところを助けられたライトフットという若者と新たに手を組んだ彼は、再び同じ手口で銀行破りを決行しようとするが…。
サンダーボルト のあらすじより
ちなみに2003年の同名の映画がありますがそれではありませぬ。
クリントイーストウッド主演の映画になります。
今でこそおじいちゃんになってしまったクリント・イーストウッド。
ナイスミドル時代のクリント・イーストウッドが楽しめるのでそれだけで評価が高い。
物語は銀行強盗だったサンダーボルトが、ライトフットという男と出会い、手を組んでもう一度銀行強盗をするというもの。
古き良きニューシネマを体現した映画で、
時代を感じさせる『自由』と『思想』が垣間見え、独特の『爽やかさ』と『解放感』が感じられます。
生き様を楽しむ映画なのでボケーっと見ていられる。
一応ツッコミどころとして都合のいい展開が結構あり、
緻密に見えつつも雑な手口で銀行強盗へと繰り出す。
機関砲とか金がないのにどうやって手配したんだろう?
なんか普通に工場から運んできたけどどういう事だろうか?
工場で働いていたのは機関砲を作っていたのだろうか?
とにかくそんなこんなで、ズッコケと真面目が混在していてちょっと面白い。
細かいところを気にする人はダメかもしれないが、
ニューシネマのコンセプトは抑圧からの脱却なので、むしろ都合のいい展開こそ必要だ。
中学生が考えたレベルの完全犯罪みたいなノリが結構大事だったりすると思う。
結末でなぜライトフットは死んだのか?
結末で命を落とすライトフット。
「なぜ?」と思う人も多い印象的なシーンでしたが。
僕は人生の縮図のように感じました。
作中で『戦争』というキーワードが話題が何度か登場しています。
国のために戦争に行っても、死んだり生き残ったり。
そして作中のように思うがままに行動をしても死んだり生き残ったりします。
何をどうやろうと結果自体は変わらない。
いやむしろ結果なんて主観的にも客観的にもどうでもいいのかもしれない。
ライトフットの死を目の当たりにしてサンダーボルトのあの表情を思い出してください。
富を手に入れたのに、しかし手に入ったものは一つもない。
何かを成したはずなのに、なにも成していない。
死んだらそれで終わりだし、生きてるのなら死ぬまで生き続けるだけ。
ただただ虚しく、満たされない。
ライトフットの死は別に特別なことではなく、誰にでも訪れるもので、
いつか来る死が、あの時訪れただけです。
映画『 サンダーボルト』の配信状況
主要なVODサービスサイト18社で『サンダーボルト』の配信状況を調べました。
『サンダーボルト』は以下の2社で見放題配信されていました。
- U-NEXT
- RakutennTV
●配信状況確認
動画配信サービス | ・トライアル期間 ・月額料金 ・トライアルpt |
サンダーボルト配信状況 (※2021年12月時点) |
・31日間無料 ・2,189円 ・600pt付き |
![]() |
|
・14日間無料 ・1,026円 ・pt無し |
![]() |
|
・30日間無料 ・500円 ・pt無し |
![]() |
|
・31日間無料 ・550円 ・pt無し |
![]() |
|
・トライアル無し ・550円 |
![]() |
|
・14日間無料 ・976円 ・900pt付き |
![]() |
|
・30日間無料 ・2,052円 ・ptなし |
![]() |
|
・14日間無料 ・960円 ・ptなし |
![]() |
|
・31日間無料 ・440円 ・ptなし |
![]() |
|
・15日間無料 ・618円 |
![]() |
|
・30日間無料 ・1,958円 ・1,600pt付き |
![]() |
|
・990円 ・3,000pt付き |
![]() |
|
・14日間無料 ・1,017円 |
![]() |
|
- | ![]() |
|
- | ![]() |
|
・初月無料 ・550円 |
![]() |
|
- | ![]() |
|
・31日間無料 ・220円〜 ・2,189円 |
![]() |
本作だけが見たいと思うならTSUTAYAやmusicjpでレンタルしてしまうのが一番コストが安く済みます。
ですが、ニューシネマやクリントイーストウッドを見たいのならU-NEXTを利用したほうがいいです。
U-NEXTは20万タイトル近い映画を配信しており、
主演ニューシネマの代表作やクリントイーストウッドが出演している作品が多いです。
- ニューシネマ代表作『俺たちに明日はない』『イージー・ライダー』
- クリント・イーストウッド作品:53作品
映画好きならニューシネマやクリントイーストウッドは是非とも押さえたい所です。
また、海外ドラマ以外にも通常の映画などにも比重を置きたいという方はU-NEXTがお勧めです。
そこで、上記サイトを含めてお勧めのVODサイトの特徴を書いていきたいと思います。
試してみて「使わないかな?」って思ったら登録から31日以内なら月額料金は発生しません。極端な話。プレゼントされた600ポイントだけを使って退会してもOKなのだ!
U-NEXTってどんなVODサイト?
- 月額利用料金:2,189円(税込)
- トライアル期間:31日間(過ぎたら自動的に契約更新)
- ポイント(トライアル時):600pt
- ポイント(月額契約時):1200pt
- 見放題対象動画配信数:190,000タイトル
- 有料動画配信数:20,000タイトル
- 読み放題対象雑誌:80誌
- 取り扱い電子書籍数(漫画、書籍、小説):700,000冊
- ポイントバック:1200pt使用したらその月に限り、以降使用したptの40%がptバックされる
- アーティストライブ配信:あり
- 利用端末:[TV、パソコン、スマホ、PS4や3DSなどのゲーム機]
- ファミリーアカウント:4人まで使える(親アカウント1、子アカウント3)
- 動画ダウンロード機能:あり(スマホ、タブレットのみ)
21万本を超える動画作品を取り扱うVOD業界最大手のサイト。
電子書籍分野においても70万冊ほどあり、U-NEXTのポイントは電子書籍サイトと共通しているので、電子書籍も集めやすい。
動画・書籍収集の面を見ても非常に優秀なサイト。
トライアル開始時に600円相当である600ptがもらえることでポイントが必要な有料動画は2本から3本は視聴可能で、
電子書籍も1冊は買えます。
月額料金も割高なのだが、ポイントが1200ptもらえるので、実質的には1000円未満でU-NEXTを利用していることになります。
これを高いとみるか安いとみるかがあなた次第。
- 見たいと思った映画は大体そろってる。
- どのジャンルもそろえているVOD業界の優等生
- 旧作や新作にポイントを使っていたが今は電子書籍の収集にポイント使っています
- 海外ドラマについて、ラインナップは業界最大水準だと思うが、2020年あたりからhuluに圧されてる気がする。
\U-NEXTの登録はこちらから/
huluってどんなサイト?
- 月額利用料金:1,026円(税込)
- トライアル期間:14日間(過ぎたら自動的に契約更新)
- 見放題対象動画配信数:70,000タイトル
- 海外ドラマに強い
- 見逃し配信対応
- 日テレ系・ドラマ・バラエティに強い
- 業界2位、3位の配信数
- 対応機種:PC、スマホ、タブレット
- 同時字幕可能:google chorome拡張機能(月額99円)
見放題タイトル7万本でVOD業界でも2位か3位に位置する規模のサイト。
月額コースは一つのみのシンプルな料金。
レンタル作品はなく、すべてが見放題対象のタイトル。
VODサイトを決める際に必ず候補に残るサイトになります。
個人的な所感だが、海外ドラマには特に強い。
2021年11月時点では最高クラスのラインナップなので、観たい海外ドラマは大体そろっている。
また、特筆すべき点が一つ。
パソコンで見る限定になるがgoogle choromeの拡張機能で日本語・英語の字幕を同時に表示できる
なので語学学習にも優れています。
この機能はNetflixでも共通のため語学学習を考えてる方はぜひ!という機能です。
- 有名タイトルからマイナータイトルまで幅広い海外ドラマを楽しめる
- ジャンルも豊富でいくらでも見ていられる。
- 日本のドラマも豊富に取り揃えている。
- 日本語・英語字幕で英語をスムーズに覚えられる。
- 新作映画が少ないのでそこはデメリット。
- 同時視聴は1人だけだからシェアはできない。
- 吹き替えがないものもある。
AmazonプライムビデオってどんなVODサイト?
- 月額利用料金:500円(プライムビデオに対してではなくアマプラ会員費)
- 自然とプライム会員になってるため、サブチャンネル的に扱える
- プライムミュージックやkindleの読み放題も読める
- 買い物でお急ぎ便、時間指定配送などが利用できる。
- 対応device:PC、スマホ・タブレット、fireTV、chromecast、appletv、テレビ、PS3,4
- トライアル期間:30日間(過ぎたら自動的に契約更新)
- ドキュメンタルなど、知名度抜群のオリジナル作品あり
言わずと知れた世界最大級の通販サイトAmazonのサービスの一つ。
Amazonプライム会員の特典の一つであるため、ビデオをついでに見ることが出来るというもの。
しかし、ついでというレベルのサービスではなく、人気作・話題作はもちろん、
ドキュメンタル、バチェラージャパンなどのオリジナル作品も扱っています。
これらオリジナルを楽しみにしている利用者も多いです。
なお、見放題作品について非公開になっていますが、10,000タイトルほどあると言われています。
月額500円で加入できるのだが、4,900円の年間プランがあり、年間プランなら1,100円安いです。
Amazonの恩恵のために入会する人が多いのでいつの間にかAmazonプライムビデオを利用する人が多く、
実質0円みたいな感覚で楽しめます。
ある意味コスパ最強といってもいいかもしれません。
\アマプラ会員の登録はこちらから/
>>AMAZON プライム会員<<
TSUTAYA DISCASってどんなサイト?
TSUTAYAが運営するサービスは2つあります
- TSUTAYA DISCAS:DVD(BD)・CDの宅配サービス
- TSUTAYA TV:動画配信サービス
目新しいサービスには見えないかもしれませんが、それは早計・・・。
意外と円盤しかない作品って多いですし、
円盤になっているのに特定のVODサイトにしかない作品って多いんです。
また、レンタルについてですが。
返却期限や遅延料金がなく、見終わったらポストに投函するだけです。
デメリットと言えば到着までのタイムラグがあることくらいで、直ぐに見ることができないというところ。
しかし店舗に行かなくていいので従来のサービスよりも使いやすくなっていることは間違いありません。
\TSUTAYA TV/DISCASの登録はこちらから/
VODサイトの得意ジャンルを紹介
ここではvodの利用を考える人のためにジャンル別でお勧めのVODサイトを紹介します。
海外ドラマを見るならどこがいい?
海外ドラマを中心に見たいのなら
U-NEXT、hulu、Netflixの3社をお勧めします。
少し前であればU-NEXT一択!といえたのですが、上記の3社はそれぞれの営業努力もあってか
甲乙つけがたい状況になっています。
U-NEXTは人気作である『ウォーキングデッド』がレンタル対象の作品に移行したり、
『ブレイキングバッド』など一部極めて評価の高い海外ドラマはNetflixのみで見放題になっているなどもあるため、
それぞれのサイトで自分が見たい!と思った海外ドラマタイトルを検索しておくことをお勧めします。
また、『ディスニー+』も人気の海外ドラマを取り込んでいるので一考の価値があります。
全てを満たした解答というのは難しいのですが、
海外ドラマならhulu、U-NEXT、ディズニー+、Netflixの4社がお勧めです。
オリジナル作品を見るならどこ?
VOD業界はオリジナル作品を作る動きが流行っており、
その第一線で活躍しているのがNetflixになります。
たまに「お?なんだこの海外ドラマ?」という広告をよく見かけると思います。
それはほんの一部で結構な数のオリジナル作品がNetflixにはあります。
次点はHuluで日本製のオリジナルドラマを数多く取り揃えています。
そういう意味ではAmazonプライムビデオもオリジナル作品に力を入れているためアマプラも覗いてみるのもアリです。
海外ドラマ系のオリジナル作品:Netflix、U-NEXT
日本ドラマを含めてオリジナル作品:hulu、アマプラ、U-NEXT
アニメ系が得意なVODサイトは?
アニメ系なら以下の3つがお勧め。
- dアニメストア
- バンダイチャンネル
- アニメ放題
- U-NEXT
特にdアニメストアは月額440円とかなり安く、動画本数も4000作品以上なのでかなりお得です。
dアニメストアだけでOKとは言わないが、
月額料金が安い事、アニメ本数最大規模ですので気軽に試してメインサイトになる可能性も充分にあり得ます。
VOD界の優等生であるU-NEXTもアニメジャンルは豊富。
上記3サイトにも負けないくらいのラインナップ(2021年11月時点で4900作品)があるのですが、
どんなアニメでも観たい!というかたは上記の3つをお勧めします。
なお、どのvodサイトでもそうなのですが、一度「これあるかな?」という気持ちで検索してみることをお勧めします。
韓流ドラマならどこがおすすめ?
韓流ドラマならばU-NEXT、RakutenTVがトップ独走。
dTvも500本を超える配信数を持っているので、コスパ的にはdTVを利用するのもアリです。
ちなみになのだが、Netflixで『キングダム』という超面白いゾンビ系オリジナルドラマがあります。
Netflixは韓流ドラマ作品は100本程度しかありませんが
キングダムのためにNetflixを契約しても惜しくはないと言えるレベルの作品なので
お気にとどめていたらと思います。