
/31日間は無料です\
U-NEXTで作品!初月ポイントすらいらない見放題作品を厳選!
登録時間3分で視聴開始!
2001年のアメリカ映画「バニラ・スカイ」。
スペイン映画『open your eyes』リメイクでストーリーもほぼ同じらしいので機会があれば見てみようと思う。
評価は真っ二つに割れており、僕としてはサスペンス要素がちょっと強すぎてあんまり面白いとは思えなかった。
ただし、映画構成はかなりすごいとは思う。
さて本作は考察しがいのある作品になっており、娯楽性は皆無。
夢と現実の区別があいまいになっており、かなりわかりづらい。
一応、ここで軽くネタ晴らしをするが、
夢の段階は事故に遭って顔がメチャクチャになってからです。
ここを理解していると本作が少しわかりやすいと思う。
それでは、ここから『バニラ・スカイ』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『バニラ・スカイ』 のあらすじネタバレ
デイヴィッドはマッケイブという精神科医の男と会話をしていた。
その内容はデイヴィッドが起こした殺人容疑についてだ。
デイヴィッドは世界有数の出版社の社長で、華やかな生活をしていたが、誰もいない町に独りいるという妙な夢に苦しめられていた。
それはデイヴィッドが信用できる人間が居なかったからなのかもしれない。
父の跡を継いで社長とはなったが、7人の役員は自分を蹴落とすことを虎視眈々と狙っていた。
また親友のブライアンとはソフィアという女性を巡ったものの友好な関係を継続していたが、自身の裏切りが原因でブライアンを心のどこかで信用しきれなかったのかもしれない。
ある日デイヴィッドはそのソフィアという女性に一目ぼれをする。
これを面白く思わなかったのがデイヴィッドにとっての友人ジュリーだ。
ジュリーはデイヴィッドと肉体関係を持っており、彼に恋い焦がれていた。
ジュリーは嫉妬のあまり、彼と共に無理心中を図るために自動車事故を起こす。
この結果、ジュリーは死亡していたものの、デイヴィッドの顔面は無残なものになってしまう。
さらに事故の後遺症からか、デイヴィッドは頭痛を患うようになり、また夢と現実の区別が付かなくなってしまう。
7人の重役、心配してくれるソフィア、変わらず親友でいてくれるブライアン、死んだはずのジュリー・・・。
デヴィットは疑心暗鬼となり、顔の醜さに侵食されるように性格もどんどん醜くなっていく・・・。
バニラ・スカイの感想 作品テーマはわかるがサスペンス要素強すぎて面白くない
最初こそトム・クルーズやキャメロン・ディアスの色気を楽しむ作品かと捉えたが予想に反して複雑に物語が展開していく。
どこからが夢でどこからが現実なのかという曖昧なものはあまり好きじゃないので結構困惑した。
さて、結構考えさせられる映画で印象に残るような残らないようなそんな曖昧な映画。
作品が言いたいことはわかるんだ。
タイトルにバニラを採用したことやモネの絵画についての伏線回収が答えで、
『生まれ変わる』、あるいは『新たに始める』というのが作品が言いたいこと。
しかしながら、作中は、夢と現実のフラフラ感やサスペンス方面に力を注いでおり、
何が言いたいのかよくわからない仕上がりになっていると思う。
これも演出と思えばアリかもしれないが、ちょっと無駄すぎやしないか?とも思う。
いや無駄というと語弊がある。
2度、3度と見ると新たに発見できる描写が多々あり、本作は精緻な構造と言える。
まるでパズルを埋めていくかのごとき仕上がりなので、そういう演出面だと高得点な映画だと思う。
しかし、映画のエンディングにいくまでがなんだかフラフラしているという印象が強く残ってしまっているため、
さして面白くはないと結論ずけてしまった。
U-Next簡単登録はこちら
\31日間お試し無料/
タイトル | バニラ・スカイ |
---|---|
ジャンル | SF、サスペンス |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 136分 |
日本公開 | 2001年12月22日 |
監督 | キャメロン・クロウ |
脚本 | キャメロン・クロウ |