
ビンデバルト伯爵とフェルディナンドがついに戦いますよね。
その時「神官ごときに」という発言が気になりませんでしたか?
神官の身分がなんとなく低いことは分かっていたと思いますが、
この記事では、そこにつながる神殿について書いていきます。
神殿は本好きの下剋上の中でも核心にちかい設定なので、掻い摘んで説明します。
本好きの下剋上の中でもかなり凝った設定になので、掻い摘んで説明します。(ネタバレは軽微ですので、ご注意を!)
Contents
本好きの下剋上 神殿の現状と役割
神殿は神に祈りを捧げ、神事を行う場所で、洗礼式や成人式、星結びの儀式、または収穫を祝う祈念式などを行います。
あまり描かれていませんが、神様が持っている神具なども安置されています。
神官長などをはじめとした貴族も青色神官、青色巫女として在籍していますが、
実は神殿は事情があって入る、または入れさせられる場所という一面もあります。
神殿はヤバい人が入るところ。刑務所・隔離施設とほぼ同義。
【📝ニュース🍀】6月13日(月)放送のTVアニメ『本好きの下剋上』最終話より、あらすじ・先行場面カットが公開 #本好きの下剋上
— moca (@moca_news) June 11, 2022
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例えば神官長はエーレンフェスト領内の乱れ・こじれを無くすために、領地の政治には関わっていないことを示すために神殿入りしています。
神殿長に関しては、領主一族なのに魔力が低いために神殿入り(養子先も見つからないため)しました。
ほかにも、領主の養女編で登場するジルヴェスターの息子ヴィルフリートも、罪を犯したために神殿に入れられそうになるという話も出てきます。
このように、この世界の貴族にとって神殿とは罰や無能の烙印という意味合いで入らされる場所という認識になっています。
ローゼマインと神官長が神殿に入っているせいで誤解されまくる
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— JK (@JK5420) June 8, 2022
超優秀なローゼマインやフェルディナンドは神殿を心底気に入っているからなのですが、
別の領地からすれば
「やらかした人」「危険人物」「政治的に封殺されている人」で、
つまり、エーレンフェストは、超有能な人物を神殿に押し込めて魔力を搾り取っているという酷い領地と認識されることになります。
そしてそれを命じているのはアウヴ・エーレンフェストであるジルヴェスターでこれまた酷い領主として罵られていきます。
貴族院編では印刷によってつくられたフェルディナンドの物語が切っ掛けになって、
フェルディナンドを神殿から助け出そうという、本人からすれば迷惑この上ない事態に発展したりします。
実は神殿への認識が世界の危機を招いている
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— 本屋の本棚 (@honyanohondanaJ) June 6, 2022
神殿は貴族社会が生み出したイメージのせいで酷い場所の扱いを受けていますが、
それが魔力枯渇の要因になっています。
神殿で祈りを捧げる習慣が無くなったことで神様から加護が得られず、
資格を持った者が王に成れなくなってしまって世界(ユルゲンシュミットという国家)の在り方が歪みました。
神殿のイメージが変わるのは最終章の女神の化身編
神殿は貴族に取って汚点でしかなかったのですが、
ローゼマインが貴族院で大領地と共同研究をした結果、神に祈れば加護や属性が増えていくことが分かってきて
大領地から、王族、そして全体へと神殿の儀式などが見直されていきます。
ずっと忌避されていた神殿が、神聖ですごい場所だったとなっていくので、
最初から読んでると軽く感動してしまいます。
ただし、残念ながらまだ女神の化身編は漫画になっていませんので
読めるとしたら書籍版になります。
神殿関係の設定は一番面白いところだと思う
神殿は貴族に取って致命的な汚点である。
1期から少しずつ神殿が出てきましたが、
その神聖なキーワードに対してマイナスイメージがいつもありましたよね。
それがエーレンフェストで少しずつ変わっていき、
でも全体で見ればまだまだ忌避感がある神殿という場所。
最後になるとむしろ積極的に神殿に行かなければならないという流れになります。
まとめ
- 神殿は罰、償い、奉仕の意味合いが強い
- 神殿は言葉通りに神聖な場所で祈りを捧げる場所
- 神殿が誤解されているせいで世界が壊れかけている
- 女神の化身編で神殿の在り方は正しくなっていく。
結構ざっくり書きましたが、本気で書くと多分20000文字は超えてしまうのがこの神殿の設定。
神殿の在り方が変わっていく様や、誤解を産んでいく様は本当に見事に設定を使いこなしているしドラマティックだと思います。
是非是非、書籍・漫画版を手に取ってその目で読んでみてください♪
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