
\U-NEXTでは初回登録プレゼント600ptがあります/
/31日間は無料です\
U-NEXTでドラマも視聴!2020年11月お勧め作品はこちら!
登録時間3分で視聴開始!
2012年のアメリカ・カナダの合作映画『ATM』。
深夜のATMに閉じ込められた男女3人が正体不明の犯人にデスゲームを仕掛けられるサバイバル映画。
ソリッドシチュエーションのテンプレみたいな設定だが、珍しいことに見どころは無い。
感心するくらいに面白くなかった。
魅力0の登場人物が織りなす、魅力0のシナリオ。
都合のよすぎるエンディング。
甘すぎるATMのセキュリティ。
頭がいいわりに妙にガバな犯人の計画。
犯人の意図不明で設定的にも投げ出しており、楽しむのに苦労する。
映画[リミット]で賞を取った脚本家の作品ということで見てたらとんでもないレベルの駄作で驚いた。
唯一、良かったのはエミリー役のアリス・イブを知る切っ掛けになったくらいか。
それでは、ここから『ATM (2012年の映画)』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画[ATM (2012年)] のあらすじネタバレ
クリスマスの時期のカナダ。
投資会社に勤めるデヴィッドは客の資産運用に失敗して心を痛めていたのだが、同僚コーリーの誘いもあってパーティに出席する。
そこには意中の女性のエミリーもおり、なんとか勇気を出してお近づきに・・・。
エミリーを車で送ることになった。
コリーも家に送ることになるのだが、途中に寄ったATMで金を引き出し終えたとき、外に男が現れる。
ATMに入ることもなくただ立っているという不気味な佇まい。
周囲に車もなく、この寒い中(マイナス19度)どうやって来たのかわからない・・・。
さらにコリーが気にせずに出ようとすると男は歩を進め、コリーが扉を閉じるとなぜか歩を止める。
強盗目的の異常者かもしれない・・・。
そこに、犬を散歩している男性が現れるのだが、その男はツカツカと歩いていき、男性をボッコボコにして殺害。
本物の異常者を前に、車にあるエミリーのスマホで警察を呼ぼうと相談するのだが、男は車に乗り込んで(ついでにエンジンがかからないように配線切断)工具を回収。
ATMの裏側にまわって電気を落とす・・・。
追い詰められた3人は金目の物を渡してそのすきに車で逃走あるいはエミリーのスマホを取って緊急通報しようと考えるのだが、
男は金目の物を拾い、デヴィッドを追いかけて襲撃する・・・。
男の狙いは一体何なのか・・・。
ATM (2012年の映画) 感想 完璧なる駄作で見どころが一つもない
ソリッドシチュエーションってワックワクが止まらないようなスリルとサスペンス、登場人物の極限の心理描写が醍醐味なんですが、
なんだろう全く乗り切れないこの感じ・・・。
キャラクターエピソードが普通過ぎるせいか感情移入ができない。
主人公のデヴィッド、ヒロインのエミリー、同僚のコリーの誰に対しても興味深さを感じることが出来ない。
まるで大して面白くない人に渾身のボケを伝授したが、別に面白くなかったみたいなそんな感じ。
そんなのをたっぷり90分見せられることになる。
これシナリオとセリフ回しが致命的に普通なせいだと思う。
しかもエミリー退場がお粗末すぎて目を覆う・・・。
挙句の果てにはエンディングだ。
中盤くらいからもう予想ついてたんだけど、さすがに主人公を犯人に仕立てる筋書きは無理がある。
たしかに、ATM内のカメラではいかにもそれっぽく映ってるが、すべての犯行を主人公がやったというには説得力がなさ過ぎる。
強盗目的にしても殺人目的にしても辻褄が合わないことだらけだからだ。
映画[リミット]では確かな光を感じたのだが、今作を見て確信した。
賞を取った脚本家はマグレを引き当てただけだと。
そもそも犯人何がしたいんだよ・・・。
完璧に設計された殺人ゲームを愉しんでるのだと思われるが、それにしたって計画がガバ。
絶対に通報されない仕組みならともかく、スマホとか普通に持ち歩いてたら終わりじゃん。
ATMに近づく人も、ワンオペで排除しつつATM内の3人をけん制とか無理でしょ。
いつか捕まるよホント。
あれだったら、最初の冒頭のシーンをもっと完璧にするべきだった。
「あぁなんか色々考えてるんだね」くらいで説得力が足りない。
こんな感じで色々ツッコミどころ満載なんだが、ツッコんでやらない。
あまりにも駄作過ぎてこれ以上も書きたくないくらいだからだ。
せめてキャラクターに魅力があれば「こいつらアホっすね♪」って感じでツッコめるんだけどね・・・。
U-Next簡単登録はこちら
\31日間お試し無料/
タイトル | ATM |
---|---|
ジャンル | 社会風刺、サスペンス、スリル、ワンシチュエーション、密室 |
制作国 | アメリカ・カナダ |
上映時間 | 90分 |
日本公開 | 2012年10月20日 |
監督 | デヴィッド・ブルックス |
脚本 | クリス・スパーリング |