CURED キュアード ネタバレ感想 | 設定を活かしきれていない残念な映画

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2018年のアイルランド・フランスの合作映画「CURED キュアード」。

 

 

ゾンビ化した人々が人間に戻るも、人様をむしゃむしゃ食ってた元ゾンビとどう仲良くすればいいのか・・・という全体的に暗いシナリオ。

 

 

しかも、ゾンビ状態の時の記憶なんかを持っていてPTSD起こしたり、ゾンビだったことで周りから迫害を受けるなどなど救いがない。

 

 

 

 

昨今のコロナウイルスでも、発症者はその行動を非難されるケースがあるため考えさせられるストーリー。

 

 

元ゾンビは人間性を取り戻して社会復帰できるか。社会は彼らを受け入れるところができるのか。

 

 

見どころはそんなウイルスにかかって完治した者の苦悩や、元ウイルス感染者と接する者の恐怖になります。

 

 

しかし、ただなぞってるだけのストーリーですので正直あんまり面白くはない。

 

 

いくらでも面白く出来たのにそれをいまいち活かしきれなかった残念な映画だと思います。

 

 

 

 

それでは、ここから『CURED キュアード』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。

映画『CURED キュアード』 のあらすじネタバレ

 

メイズ・ウイルスというウイルスがヨーロッパで大流行。

 

 

このウイルス感染者は狂暴になり、いわゆるゾンビの様な風貌になるウイルスだったが、世界はこのウイルスの治療に成功。

 

 

しかし、感染者は感染中の記憶をすべて持っていた。

 

 

 

 

このウイルスに感染して完治した青年セナンとコナーは社会復帰をすることになる。

 

 

セナンは義理姉のアビーが身元引受人となったが、コナーには誰も理解者がいなかった。

 

 

社会は問題を抱えることになる。

 

 

残り25%の『感染者』の扱いと『回復者』の存在受け入れ。

 

 

 

今なお感染しているものは政府主導で安楽死されることになり、回復者は自分たちを守るためにコミュニティを形成していった。

 

 

そして感染者および回復者を排除しようとする動きとなる。

 

 

 

 

セナンは感染者の治療補佐の仕事に就くが、感染者が安楽死させられて非人道的な扱いを受けることに葛藤し、

 

 

コナーは回復者として人間扱いされないことに苦しんでいた。

 

 

 

 

そして、すべての感染者の安楽死が終われば、今度は回復者が狙われるのは必定だった。

 

 

そしてコナーは闇落ちし、回復者同盟のリーダーとして暗躍。

 

 

 

 

セナンはそのコナーと自分を受け入れてくれた家族との間で悩むことになる。

 

 

 

CURED キュアードの感想 テーマはすごくいいんだけど工夫が無い

 

物語が掲げるテーマはすごくよかったし、主人公、主人公を引き取った姉、闇落ちしたコナーたちが抱える葛藤には考えさせられました。

 

 

しかしながら、ここまで人は差別する者なのか?というのが正直なところ。

 

 

 

 

確かに差別する風潮になるのはわかりますが、ウイルスの性質や脅威を国が説明してると思うんですよね。

 

 

そのうえで回復した者を『問題なし』と判断しているわけで、それでこれほどの事態になるのか?というのが疑問

 

 

例えば回復者側や一般人側に抱いた疑念を加速させるようなカリスマ的な人間が居るとかならすごく説得力はあったと思いますが、そういうのはない。

 

 

 

 

だから、唐突に究極的手段に走ってるように見えて困惑する。

 

 

しかもこのネット社会で情報について嘘を見抜ける人も多数いることだろう。

 

 

嘘の情報や煽りでそこまで人は動かせなくなってると思う。

 

 

だからこそ、カリスマの存在が欲しかったところ。

 

 

 

話が戻るが、そういう説得力が薄く、ただ無難に物語の展開をなぞっているだけで、リアリティが薄いのだ。

 

 

工夫が無いんですよね・・・。

 

 

衝動的で行き当たりばったりの計画でなんでこんなガバそうな計画が成功するのか・・・。

 

 

残った感染者の治療について見込みなしなのに、回復する人出てくるし・・・。

 

 

 

 

なんだか暴走させてテーマを投げかけてあとはよろしく!みたいな感じでいまいち面白くはなかった。

 

 

凄く面白くなったはずなのに残念な映画です。

 

 

 

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タイトル CURED キュアード
ジャンル ゾンビ、スリラー、社会風刺
制作国 アイルランド、フランス
上映時間 95分
日本公開 2020年3月20日
監督 デヴィッド・フレイン
脚本 デヴィッド・フレイン
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