ドイツ映画カスパーハウザー

19世紀ドイツに実在した謎の人物カスパー・ハウザーをテーマにしたヒューマンドラマ「カスパー・ハウザー」

21世紀になった現在でも、彼の出生や殺された理由は明らかになっていない!

このぺージではカスパー・ハウザーの謎のあらすじネタバレ・感想を紹介します!

 

 

 

 

 




映画『カスパー・ハウザーの謎』のあらすじネタバレ

本作品は西暦1828年のニュルンベルクに突如として現れた不思議な男・カスパー・ハウザーについて描かれた作品です。

 

 

彼は16歳のころまでとある場所で『監禁』されて成長した男でした。

常識も言葉も知らない彼は5年かけて知性と教養を身に着けるものの、何者かに暗殺されるという最期を遂げます。

 

 

 

『起』上流階級出身?カスパーはある日突然、町に姿を現した。

ー 1828年聖霊降臨節の日、N市身元不明の小汚い若者が保護される。

 

 

 

ー この男はカスパー・ハウザーと名づけられ、言葉を覚えたのち、

『生まれてからずっと地下牢に閉じ込められ、自分以外に人間がいるのを知らなかった』と語る。

 

 

 

その地下牢では男(のちのカスパー・ハウザー)が縄でつながれており、

寝床には藁が敷き詰められていいました。

 

 

 

ある日、その地下牢に黒い外套をきた男が現れます。

黒い外套の男は、カスパーに文字を書くことを教えます。

また別の日、黒い外套の男は現れ、カスパーに上着を着せ、靴を履かせて外に連れ出しました。

 

 

 

なだらかな丘の上で歩行を教え、短文を教えます。

『私は父さんがそうだったような騎兵になりたい』、と。

 

 

 

そして早朝に町の広場にて、カスパーに手紙と帽子を持たせを置き去りにします。

置きだしてきた住人の一人がカスパーに近づき話しかけるも、

「私は父さんがそうだったような騎兵になりたい」とだけ言い、話が全く通じません。

 

 

 

住人は、持っていた手紙から大尉に用があるのだと察し、大尉の家に連れて行きますが、

大尉はカスパーのことなど知りません。

 

 

 

手紙の内容を検めると、強い訛りの聞いた、あるいは誤字のあるドイツ語で書かれており、

カスパーと差出人の関係、そして貴下の元で、国王に忠勤を尽くしたいという内容でした。

さらに、彼のことは誰も知らず、手荒い扱いも禁止だと。

 

 

 

憲兵は彼の調書を取りますが、碌な回答が得られず、知的な教育を全く受けていない若者と推測。

 

 

 

さらに体を調べると、足の裏は鬱血しており、全く歩いたことのないような柔肌でした。

腕には種痘の予防の後があり、上流階級の出身と思われ、カスパーの身柄は役所預かりとなりました。

 

 

 

『承』知性ある教育をうけなかったカスパーはダウマーに保護されて人間性を身に着ける

野蛮性はなく温厚なカスパー。しかし、常識を一切知らず、椅子に座ることも、匙(スプーン)を使うこともできない。

カスパーの世話役の家族はカスパーに少しずつ言葉を教えます。

 

 

 

カスパーの取り調べも続いており、カスパーは『危険』や『不安』というものを全く知りませんでした。

炎にも不安はないようで、ただ興味をあるようで、炎を掴もうとしていました。

 

 

 

ある日、役所にカスパーの出自について情報が寄せられる。

カスパーはバーデン公家の血筋だという情報。

しかし、バーデン公家は名家中の名家であり、仮に家内の相続争いだったとしても

別のやり方をするはずで、こうしてカスパーが生きていることは不自然だった。

 

 

 

カスパーの取り調べもひと段落下ある日、

カスパーはサーカスの見世物にされることになります。

しかしそのサーカスで、カスパーは運命的な出会いを果たします。

 

 

 

ダウマー教授との出会いである。

 

 

 

ダウマーはカスパーを保護し、親身になってカスパーに言葉を覚えさせ、

考える力を身に着けさせ、人間らしい暮らしをさせてあげます。

 

 

 

『転』暗殺されてしまうカスパー。犯人の意図は不明

ある日、屋敷内で血痕が発見される。血痕を辿ると、そこには血まみれのカスパーが居ました。

しかし何も語ろうとしないカスパー。後日、再びカスパーは襲われてしまいます。

 

 

 

犯人はカスパーに手紙をよこしており、

『彼が君らに俺の外見は素性をはっきり教えられると思うが、ハウザーにその労をとらせることなく、正体を明かそう。』

 

 

 

『結』人間性を周囲に示し、静かに息を引き取る

手の施しようがないというカスパー。牧師が訪れて聖書を読み上げます。

カスパーは最後に、物語を周囲に聞かせて息を引き取ります。

 

 

 

カスパー・ハウザーの謎の感想 Wikipediaのほうが情報が多い!

youtubeを眺めていたときに『オススメ』にカスパー・ハウザーについての動画で初めて知りました。

調べてみるとかなり薄気味悪い、それこそ陰謀に巻き込まれたとしか思えない死を遂げております。

 

 

 

暗殺した人物は不明のため暗殺理由も不明。

何一つわからぬままカスパーはこの世を去りました。

 

 

 

ただし、出生に関しては、『この人の子ども』だろうと言われている人物はいるものの、そもそも敵にカスパーのDNA(血液や毛髪)は良質な状態では残っていないため、どうしても精度が欠けています。

 

 

 

そして、『この人』の一族は今日でもDNA鑑定を拒否しており、やはり真相は闇の中です。

 

 

 

もちろん鑑定拒否については、大昔の墓を掘ることになるので、

先祖のことを考えれば拒否したい気持ちはとても自然なことです。

 

 

 

さて、僕はウィキペディアと本作を見たのですが、

正直、ウィキペディアの内容のほうが深く、映画はあまり見なくてもいいと思います。

映画はカスパーがどういう特徴の人間なのかが分かるくらいですので。

 

 

 

また、映画では描写がありませんでしたが、

カスパーには超能力のようなものがあります。

 

 

 

といっても、暗闇でも目が良く見えるとか、磁気などの不可視の波を感じることができる程度で

あまり役に立つものではありません。

 

 

 

映画では語られていませんでしたが、

サーカスに売られたのはこれも理由になっています。

(映画だといきなりサーカスになってたので補足しておきました)

 

 

 

それから、もう一つ補足ですが、

暗殺については理由が不明な以上、描写ができないのは仕方ないとしても、

映画では削除されてしまったポイントがあります。

 

 

 

それは、バーデン公家の疑惑や、

カスパーの証言を信じて調査をするという勢力の存在が描かれていないことです。

 

 

wikiでは、カスパーのために行動をする味方がいたのですが、

大きな権力者によってその活動を中止させられています。

 

 

 

いつの日か、カスパー・ハウザーの謎が解き明かされることを楽しみに待っています。

 

タイトル カスパー・ハウザーの謎
ジャンル ヒューマンドラマ、歴史、人物譚
制作国 ドイツ
上映時間 113分
日本公開日 1977年1月21日

 

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