
\U-NEXT無料お試しで視聴できます/
/31日間は無料です\
U-NEXTでドラマも視聴!2020年10月お勧め作品はこちら!
登録時間3分で視聴開始!
2016年のドイツ映画「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~」。
シナリオはホテルマンになる夢を諦めたくない主人公が障碍を隠して夢を掴もうとするも、友情や愛情、そしてありのままを受けいれて進むことの大切さを知っていくというもの。
主人公の設定だけを見るとかなり重そうな映画だという印象があるものの、本作はものすごくポジティブなつくりだ。
心にある暗いものが思わず吹き飛びそうなほど素晴らしいストーリーで秀逸な仕上がりの映画だ。
それでは、ここから『5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~』 のあらすじネタバレ
ホテルマンを目指す学生のサリヤ(サリー)はある日突然視界がぼやけるという症状に襲われる。
すぐ手術をするのだがサリーの視界は5%しか残らなかった。
サリーは耳から情報を仕入れてしっかりと記憶して優秀な成績で学校を卒業する。
サリーは、視覚障害を隠して、耳と記憶力と残った5%の視覚でホテルへの面接に挑む。
そこでサリーは後に親友となるマックス・シュレーダーと出会い、共に研修生としてスタートする。
まずはホテルまでの道順、歩数、段差に至るまですべての環境を記憶。
さらに、サリーは運よくマックスと同じ班になり、マックスから掃除の仕方やホテル内の道や段差などを教えてもらう。
料理場でも心強い味方を得る。
ハミードというアフガニスタンの元外科医で現皿洗い、そして料理長のクローンだ。
二人はサリーの人柄やその高い目標に共感して親身になって手助けをする。
さらに先に進み、フロントやバーでの仕事も順調にこなし、そしてホテルに野菜を納めている農場の女性ラウラと恋に落ちる。
公私ともに充実した日々を送るようになるのだが、父親が蒸発してしまったことでそれが崩れていく。
家族を支えるために仕事を増やしたことで疲労はたまり、精細さを欠くようになって取り返しのつかない大失態を犯す。
自暴自棄になるものの、夢を諦めたくないサリーは障碍のことをホテルに伝えて修了試験に臨む。
5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~の感想 夢と幸せを感じさせてくれる素晴らしい映画
努力あり、友情あり、希望ありの素晴らしい映画だった。
主人公は絵にかいたような好青年でまさしくホテルマンのようなサービス業をするために生まれたような男だ。
そんな男に降りかかった視野狭窄の不幸は思わず嘆きたくなるだろう。
しかし、主人公は障碍に立ち向かい、そして障害を受け入れて向かい合う。
主人公のその心の動きはとても素晴らしく、胸に希望が満ちていくような映画だ。
ストーリーの展開や魅力的なキャラクターたちなど映画の構成は素晴らしく、見どころはいくつもありる。
ここですべてを紹介するのは完璧なネタバレになってしまうので控えるが、最大の魅力は、主人公の創意工夫と学習力の高さ、何より心の強さだろう。
視覚はぼやけるというレベルをはるかに超えており、遠近感すら混濁している。
それを聴覚やホテルの構造を、歩数や手順などで空間自体を把握して補うことになるのだが、喧騒状態だと手探りでやるしかない。
一番はらはらしたのは電動スライサーでソーセージを薄くカットするシーンだ。
こんなハラハラするシーンがいくつもあり、頑張り続ける主人公を応援せずにはいられない。
そして障碍を打ち明け、障碍と共に生きることを決めたその心の強さと爽やかさは忘れられない感動だ。
人の幸せとは自らを認め、周囲に受け入れられることで幸せになれることを教えてくれる。
本作はそんな素晴らしい映画です。
U-Next簡単登録はこちら
\31日間お試し無料/
タイトル | 5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~ |
---|---|
ジャンル | 伝奇、コメディ |
制作国 | ドイツ |
上映時間 | 110分 |
日本公開 | 2018年1月13日 |
監督 | マルク・ローテムント |
脚本 | オリヴァー・ツィーゲンバルク ルート・トマ |