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2013年のイギリス映画「ハミングバード」。
不条理に対して不条理で報復した男が、同じことを繰り返すのだが愛を知って贖罪の道を模索するというシナリオ。
主演のジェイソン・ステイサムでアウトローアクションは相変わらず冴えまくっている。
また、主人公の暴走、希望、正義、絶望など複雑なものを抱きながらも前に進んでいく様はとても魅力があるように思う。
しかし、タイトルにはツッコミを入れたい。個人的にはミスマッチしているとしか思えない。
それでは、ここから『ハミングバード』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ハミングバード』 のあらすじネタバレ
戦場で仲間を殺されたことに対する報復としてジョゼフ・スミスは民間人5人を独断で殺害して逃走。この件は無人偵察機『ハミングバード』によってしっかりと記録されていた。
ジョゼフはロンドンまで逃げ延びて、ホームレスとなり、同じくホームレスの少女イザベルと一緒に行動するようになっていた。しかし、ギャングによるホームレス狩りで2人は離れ離れに。
ジョゼフは運よく借主が長期不在の高級アパートメントに隠れるも、イザベルは娼婦として働かされることに。
ジョゼフは逃げ込んだアパートを拠点にして中国料理店のコックの仕事を始めるのだが、その仕事ぶりが気に入られて中国マフィアの裏仕事をしていくようになる。
また、ジョゼフはギャングに怪我を負わされた際に助けてくれたシスター・クリスティナとも交流を持つようになった。
シスター・クリスティナにはイザベルの捜索の協力を頼んでおり、ある日イザベルが川で遺体となって発見されたことを知る。
自分に手を差し伸べてくれたホームレスの少女イザベルの無念を晴らすため、ジョセフはイザベル殺害に関わった者たちへ報復する。
しかし、上空から監視していたハミングバードがジョセフをついに見つけてしまうのだ。
ハミングバードの感想 面白かったけど、タイトルとストーリーがミスマッチ
中盤までのストーリー進行の演出がフワッとしてて、あんまり入り込めない。
理解できないわけではないし、辻褄が合わないわけないし、やりたいことも分かるんだけど、
イザベル助けたいわりになんか妙にのんびりしてる印象がある。
というか、のんびりしたせいでイザベルを助けられなかったのではないか?とすら思う。
いやいや、待て待て・・・それ以前の問題。
まずタイトルがおかしい。
タイトルであり、作中に登場した無人偵察機のハミングバードについてだが、
ストーリーを頭の中で浮かべてからタイトルを見ると一体何がしたかったのかわからない。
米題は贖罪を意味する『リデンプション』であり、それならばこのストーリーに相応しいタイトルと言える。
言えるんだけど、そうなると無人偵察機とかが登場する意味がなくなる。
だったら、初めから無人偵察機など出さず、軍規違反で逃走する元兵士を描き、犯した過ちを償っていくというストーリーにしたほうがいいと思う。
これだったら『リデンプション』なのは間違いない。
無人偵察機『ハミングバード』をどうしても使いたいなら、ハミングバードを操作する側を主人公にして、軍規違反の逃走兵を捕まえるという展開にしたほうが良かったと思うのだが・・・。
それは無人偵察機を主軸にするっていうだけであって、『ハミングバード』をタイトルに据えるのは無理がある。
そもそも無人偵察機がハチドリっぽいからっていうだけだし・・・。
アステカ神話ではハチドリを神格化した『ウィツィロポチトリ』という軍神、狩猟神が居るんだけど、無人偵察機と結びつけられる要素が過剰すぎてやはり相応しいとは思えない。
色々考えたけどハミングバードをタイトルにするのは無理があると思う。
素直に『リデンプション』で良かったんじゃなかろうか。
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タイトル | ハミングバード |
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ジャンル | アクション |
制作国 | イギリス |
上映時間 | 100分 |
日本公開 | 2014年6月7日 |
監督 | スティーヴン・ナイト |
脚本 | スティーヴン・ナイト |