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2017年のイギリス映画『愛欲のプロヴァンス』。
愛する女性と別れて二十数年、理想の女性が現れて不倫関係になったと思ったら実は実娘だったというシナリオ。
一昔前の昼ドラの様な話だが、これだったら一昔前の作品を見るか、今風の昼ドラを見たほうがいいだろう。
今風なのか昔風なのか上手く融合できておらず、ツッコミどころがあるのかないのかよくわからないというなんともスッキリしない仕上がり。
つまり面白くない・・・。
それからピーターという愛人の元カレが相当ヤバい。これは感想のところで語りたいと思う。
それでは、ここから『愛欲のプロヴァンス』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『愛欲のプロヴァンス』 のあらすじネタバレ
かつて頂点を極めたクラシックピアニストのジョンは逃げるようにフランスの南方の町プロヴァンスに住み着いていた。
彼には妻がおり、彼女はジョン以上の才能を持つクラシック音楽家だったが、二人の間には愛情などなかった。
そんな折、ソフィアという若く美しい女性が現れ、ジョンが辛そうに演奏していることを見抜き、心を慰める。
ジョンは得も言われぬその安らぎに溺れ、彼女をこの地で待っていた。
そんなある日、ピーターという歴史学者と出会う。彼と仲良くなるのだが彼はジョンの家を訪れた際、一枚の写真を衝動的に持ち去るのだがジョンは気づかなかった。
ピーターが去った翌日、ついにソフィアが現れる。
会えなかった5か月間を一気に発散して燃え上がる二人だが、過去を受け入れようと葛藤するジョンと、過去を切り捨てる生き方をするソフィアとで意見が食い違う。
ソフィアは過去を語り、母がどんなに素晴らしかったのか、そしてなぜ過去を切り捨てるようになったのかを語り、二人は絆を深め合う。
その翌日、ジョンが一人で出かけたそのあとにピーターが訪ねてくる。
ピーターは一つの真実を携えてやってきたのだ。
その真実とは、ジョンはソフィアにとって実父だということだった。
愛欲のプロヴァンス 感想 今の時代には刺さらない人間ドラマ。というかピーターがヤバいやつ。
一気に話が進む昼ドラの様な愛欲、トラウマ、過去、愛をごっちゃまぜにした悲劇。
今風のかっちりした感じがないのであんまりしっくりこない。
ここで言う『今風』というのは、キャラクターの性質、性格、ストーリーを精緻に織り交ぜた展開というものだ。
文字にすると、
『人間の行動には理由が伴う』というスタンスが今風だが、
『衝動には理由などいらない』というのが昔のイメージだ。
本作の場合、まるで昔の人間ドラマを髣髴とさせるのだが、上記の『今風』と『昔』を都合よく使い分けているかのようで心に刺さらない。
それが顕著なのがピーターの存在。
立ち回り方が『善人の皮を被った悪魔』のように見える。
ネタバレになるが、恋人ソフィアを忘れられず、たまたま行先を知ったから相手を確かめようとジョンを訪ね、家探しみたいな真似をした挙句、
ジョンの家にあったソフィアの写真(ソフィアの母)を衝動的に盗み、真実に気付き、ジョンの家に住むようになったソフィアに、『愛しているのか?』『伝えなきゃいけない』などと言い始める。
恐らく、ソフィアを託すに値する男なのか確かめに来たのだろうが、写真を盗むあたり下心満載で、正直言ってただただ気持ち悪い・・・。
真実についても、あんな風に確認する意味はないし、その姿はまるで真実を効果的に使って二人の仲を引き裂こうとしているかのようにも見える。
個人的な意見になるが、ピーター個人はおそらくいい人だし、結婚すればきっと良い夫になるだろう。
しかし、踏み越えてはいけない一線を踏み越えているので感情的には本気で気持ち悪い。
良き夫になるだろうとは思っても、生理的にこいつは無理だ。
本当に良い人なら、道義的第三者でなければならなかった。
責められもせず、ぱっと見は善人というイメージがあるだけに、ピーターは作中でも屈指の最悪男だろう。
ピーターと復縁したかについては語られてはいないが、絶対に別れていてほしいと思える。
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タイトル | 愛欲のプロヴァンス |
---|---|
ジャンル | 人間ドラマ |
制作国 | イギリス |
上映時間 | 97分 |
日本公開 | U-NEXTで視聴可能 |
監督 | ベン・ヘッキング |
脚本 | ベン・ヘッキング |