イタリア映画_ライフ・イズ・ビューティフル

 

第二次世界大戦中に迫害を受けた、ユダヤ系イタリア人の物語。

 

 

 

『ライフ・イズ・ビューティフル』

 

 

 

愛する息子のために、ホロコーストという人類史上稀に見る残酷な所業の中、陽気なお父さんが奮闘する!

 

 

最後まで息子を励まし、嘘を突き通し続けた父親の優しさに、涙なしでは見れません!

 

 

 

本作は「絶対に見たほうが良い名作」と評するに相応しい作品です。映画好きならばぜひ一度は見ましょう!

 

このぺージではライフ・イズ・ビューティフルのあらすじネタバレ・感想を紹介します!

 

 

 

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじネタバレ

時は第二次世界大戦前夜。ユダヤ系イタリア人の主人公のグイドは北イタリアにてドーラと言う女性と出会います。

 

 

彼女に熱烈なアプローチをしてついに結婚に至ったグイドだが、

 

 

戦争がその幸せを引き裂く。

 

 

 

ホロコースト(ナチス・ドイツがユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺)だ。

 

 

収容されるグイドとジョズエと叔父。

 

 

 

何をされるのか、どうなるのかを知っているグイドは、

 

 

持ち前のユーモアで息子・ジョズエを元気づけ、

 

 

そして助けるために、あらゆる知恵を絞る。

 

 

 

これは死と向かい合い、我が子を元気づけるために陽気であり続けた男の物語である。

 

 

 

イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』『起』

時は第二次世界大戦前夜。

 

 

 

ユダヤ系イタリア人のグイドは、北イタリアに住む叔父を頼りに友人と二人でやってきます。

 

 

その旅路の途中。グイドは小学校の教師をしているドーラと出会い、一目惚れ。

 

 

そして、グイドは叔父の住む田舎町でドーラと再会します。

 

 

 

言葉の天才グイドはいたるところで、その才覚を認められて様々な人々と交流をしていく。

 

 

持ち前の話術、さらに運命や偶然を味方につけたグイドはドーラに何度もラブコールを送り、ついに恋が実るのだ。

 

 

 

駆け落ち同然でドーラと結婚し、愛息子・ジョズエが誕生。

 

 

幸せの真っただ中のグイド達。

 

 

 

しかし、第二次世界大戦はすぐそこまでやってきていたのだ・・・。

 

 

 

ユダヤ人に対する迫害。

 

 

 

それはグイドの身にも降りかかっていた。

 

 

 

イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』『承』

息子の誕生日。

 

 

 

グイド、ジョズエ、叔父は汽車で収容所に連れていかれてしまいます。

 

 

一方、その事態に気づいたグイドの妻・ドーラは自ら望んでグイド達の行く強制収容所に収監されます。

 

 

 

「これはパパのお父さんにもやってもらったサプライズなんだ!切符を買うのも苦労したんだぞ!」

 

 

 

グイドはジョズエを不安にさせないように陽気に振る舞う。

 

 

しかし幼いジョズエは持ち前の賢さで状況を理解しようとしていた。

 

 

 

しかしそれでも、グイドは

 

「これはゲームさ。みんなと競争するね。兵隊さんに従わなきゃならない難しいゲーム。

 

ミスをしたらすぐに家に送り返されてしまう。優勝したらご褒美が出るからね!」と語る。

 

 

 

ご褒美とは『戦車なんだ♪』と語るグイド。

 

 

「玩具の戦車じゃない。本物の戦車だぞ!」

 

 

くずるジョズエをグイドは懸命に、面白おかしくゲームだと力説する。

 

 

 

強制労働をゲームと偽り、グイドはジョズエに『かくれんぼをしなさい!』と指示。

(※子供は見つかれば殺されてしまうためため)

 

 

そして自分の分の食事をジョズエに分け与えたりしていく。

 

 

しかし、徐々に、収容所の仲間たちは減っていくのだ。

 

 

ある日、グイドは検診を受けてる最中、ホテルで給仕をしていたころに知り合った医者と再会を果たします。

 

 

グイドの人柄や有能さを知っている医者は少しでもグイドの力になろうと比較的、軽微な仕事を紹介します。

 

 

 

イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』『転』

ある日、脱走兵が出たことで、収容施設が騒がしくなる。

 

 

 

グイドはこれをチャンスと見て、ジョズエを小さな箱の中に隠し、

 

 

「最後のゲームだ」と語り、朝までそこに居るように言いつけます。

 

 

 

その間グイドはドーラに会えるかもしれないと考えて会いに行こうとするのだが、

 

 

結局会えず、兵士に捕まってしまう。

 

 

 

連行されるグイドはジョズエが隠れている箱の前を通ります。

 

 

グイドはジョズエにウインクし、おどけたように行進を見せつけます。

 

 

『ゲームはまだ、終わっていない・・・』

 

 

『心配するな息子よ。お前さえ見つからなければゲームはクリアしたも同然だ!』

 

 

というように・・・。

 

 

 

そして、グイドは絶望することなく、最後まで陽気であり続け、殺されてしまいます。

 

 

 

イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』『結』

朝になり、誰もいなくなったあとに箱から出たジョズエ。

 

 

 

彼の前に戦車がやってきます。

 

 

ピカピカの戦車。

 

 

ジョズエは父・グイドの言う通りになったと喜びます。

 

 

 

戦車に乗っていると、収容所を歩くドーラの姿を発見。

 

 

母と子はそこでようやく再会を果たします。

 

 

後のジョズエは語ります。

 

 

 

父がしてくれたことはあの日々は最高の贈り物だったと。

 

 

 

ライフ・イズ・ビューティフルの感想

ものすごくパワフルでコミカル、そしてシリアス。

 

主人公のグイドがトークの達人。いや達人どころのレベルではなく、

 

口から生まれたんじゃないかというほどの天才。

 

 

 

作中序盤、グイドが巻き起こした様々な行動が全て伏線で、

 

その伏線がまるで魔法のように回収されていきます。

 

『イタリアのチャップリン』なんて言われる理由がわかりますね。

 

 

 

さて、物語は中盤から戦争の色が出始めてきます。

 

 

 

『ホロコースト』

 

 

 

気が滅入るような、ごまかすことのできない迫害の歴史の1ページです。

 

 

ですが、本作ではこの歴史的事実を踏まえたうえで、喜劇を描いていました。

 

 

これが本当に素晴らしい。

 

 

 

心を打たれるシーンは多々ありますが、

 

 

中でも印象的なのは投獄中に怖がる息子をどうにかして励まそうと奮闘する「グイド」の姿。

 

 

強い感動を覚えました。

 

 

 

ですがこれはまだ序の口。

 

最も感動的で、尚且つ非常に悲しくなるシーンは、ラストに訪れます。

 

 

「グイド」は「頑張れば戦車に乗って帰れるよ」と言って息子「ジョズエ」を励まします。

 

 

 

戦争が終わって引き離された妻を探しに行こうとしたとき、「グイド」はナチの兵士に銃を突き付けられます。

 

 

 

ここでも怯える「ジョズエ」を励まそうと明るくふるまい、「ジェズエ」の見えないところで銃殺されてしまうのです。

 

 

そのすぐ後に「ジョズエ」は母親に再開し、偶然曲がり角から戦車が向かってきます。

 

 

 

このとき「ジョズエ」はこれに乗って帰れると大喜びするのです。

 

 

 

最後まで子ども励まし続けた父親の優しさと、

 

 

何も知らずに無邪気にはしゃぐ息子の姿に、何とも言えない気持ちが沸き起こってきました。

 

 

 

タイトル イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』
ジャンル ヒューマンドラマ、戦争、迫害
制作国 イタリア
上映時間 117分
日本公開日 1999年4月17日
主演 ロベルト・ベニーニ
おすすめの記事