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2002年のアメリカ映画「ほしのこえ」。
当時は同人やってるオタクくらいしか話題にしてなかったのではなかろうか。
「これ、ほとんど一人で作ったんだってさ」
「は?マジで?映像を?」
とまぁこんな感じで当時同人をやっていた僕も人伝に聞いた作品。
シナリオは宇宙に出たヒロインと地上に残った主人公の間に隔たる時間の壁をセンチメンタルに描いている。
キャラクターの台詞、心理描写、彼らの日常などなど、この作品は様々な要素を奇跡的に融合させたものだと思ってる。
それでは、ここから『ほしのこえ』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ほしのこえ』 のあらすじネタバレ
世界は携帯の電波が届くところまで。
そんな風に考えていた美加子だが、世界はもっと広いことを知る。
美加子は昇と他愛のない話をしたあと、自分が国際連合宇宙軍の選抜メンバーに選ばれたことを告げる。
二人は携帯のメールで連絡を取り合おうとするのだが、地球との距離が遠くなるにつれてメールが届くまでにかかる時間はかかっていく。
ただ長距離になっただけだと言い聞かせる昇だが、メールの往復には1年以上もかかっていた。
そして昇は宇宙に上がることを決意。
その当日に昇は美加子からのメールを8年ぶりに受け取るのだ。
ほしのこえの感想 3回目にしてようやく最高傑作の意味を知る
本作を見るのはこれで3回目。
最初こそ、一人で作ったこと(厳密にはすべて一人ではないらしいがここでは一人で作ったことにします)にただただ感心していたのだが、
様々な映画を見て改めて見ると、新海誠のセンスの良さに気づく。
男女の間に隔たる壁。これによる心のすれ違いをセンチメンタルに描かれており、これが本作の最大の見どころといってもいい。
君の名はでも似たような感じだが、君の名はより本作のほうが魅力的に感じる。
誤解しないでほしいが、決して懐古的に言ったわけではない。
一人制作だからキャラに動きを持たせるのはどうしても難しくなるのだが、
このゆったりさが時間の壁を見事に表していると思う。
また、声優たちの演技も稚拙で聞き苦しささえあるのだが、逆にリアルさを感じる。
まるで本物の中学生って感じだ。
さらに、物語後半の詩的なセリフセンスも光っている。
映像演出はどこかでみたようなものを感じるが、新海誠の代名詞的な空や雨の演出は見事としか言いようがない。
新海誠について本作が最高傑作、才能のピークなどと言われた言葉を目にすることがあったが、
あながち的外れではないと思う。
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タイトル | ほしのこえ |
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ジャンル | SF、恋愛 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 24分 |
日本公開 | 2002年2月2日 |
監督 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |