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2012年の日本アニメ映画「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」。
うっかりヒーロー・ワイルドタイガーとクールな新人ヒーロー・バーナビーの出会いをもう一度…。
テレビシリーズの1話と2話をベースに新たに追加されたカット。さらにオリジナルエピソードも混ぜたリブートともいえる作品です。
本筋のシナリオも面白いのですが作中のタイガーとバーナビーの凸凹っぷりはお見事。
この機会に監督と脚本を調べてみたところ元芸人のかたが脚本を作ったとのこと。
なるほど作中のコミカルかつ絶妙なイジリはここから来ているわけですね。
それでは、ここから『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』 のあらすじネタバレ
NEXTと呼ばれる超能力を持つ人間がいる世界。
この超能力を正しく使ってシュテルンビルドを守るヒーローが居る世界。
この世界でベテランだががけっぷちのヒーロー・ワイルドタイガーはその経験を買われて新人ヒーローとしてデビューしたバーナビーとコンビを組む。
クールな性格のバーナビーと体が条件反射で動くワイルドタイガーは衝突を繰り返しながらも事件を解決。
お互いにその想いと秘めた実力を少しずつ認め合うようになる。
ある日、シュテルンビルドを象徴するスタチューオブジャスティスという像がロビン・バクスターに盗まれる。
ロビンはローラースケータースーツを着込んだNEXTで視界にいる人間と自身の位置を変える『所在転換』という能力を持っていた。
身軽な動きと所在転換の能力に迂闊に近寄ることもできなかったが、バーナビーが機転を利かせてロビンの捕縛に成功する。
劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-の感想
総集編のようにも見えるのだが、もともと面白い作品なので何度見ても面白い作品だ。
本作はタイガーとバーナビーがまだ信頼関係の構築の途中の物語のため、割と新鮮な気持ちで物語を楽しむことができると思う。
バーナビーを絶妙に小ばかにするような虎徹の態度は何度見ても面白い。
さて特に印象的だったのは、虎徹と友恵の夫婦エピソードでしょうか。
本当に信頼し合った夫婦で、お互いを尊重した結果の別れというのはなんとも言えない切なさの余韻が残る。
あの別れのシーンのカットは素晴らしい。思わず何度も見てしまう儚い美しさがありました。
哀しい別れを経験したのに正義感と優しさを抱き、思いやりに溢れる虎徹にはとても共感が持てるし憧れる。
おっちょこちょいな虎徹ですがみんなに愛されるヒーローだと思います。
何度見ても面白く手心温まる名作だと思います。
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| タイトル | 劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- |
|---|---|
| ジャンル | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 上映時間 | 91分 |
| 日本公開 | U-NEXTにて視聴可能 |
| 監督 | 米たにヨシトモ |
| 脚本 | 西田征史 |
