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1995年の日本映画「ゴジラVSデストロイア」。
ゴジラ死すというキャッチコピー通りに、平成ゴジラシリーズの最後の映画。
シリーズ完結にふさわしい、ゴジラ、愛、人間のエゴが描かれた壮大な物語です。
ゴジラはなぜ死ぬのか、死の危機に瀕したゴジラは何がしたいのか、人間はゴジラをどうするのか。
最初から最後まで見ごたえがある作品です。
見どころは、ラスト30分のゴジラがデストロイアと戦わされるシーンから。
それでは、ここから『ゴジラvsデストロイア』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ゴジラVSデストロイア』 のあらすじネタバレ
ゴジラの根城のような島、バース島が突然消滅。それに伴いゴジラとリトルゴジラも姿を消した。
しかし、そのゴジラは体中を燃やしているような赤く発光た姿で香港に現れた。
まるで沸騰しているように蒸気を全身から出しているゴジラの姿に、
科学者たちはバース島消滅原因である天然ウランがゴジラの体の核エネルギーの処理能力を狂わせたのだと推測する。
ゴジラを攻撃すれば核爆発を引き起こし、地球を丸々包み込むような被害を及ぼしてしまう。
一方、同じころ、日本の青海トンネルでパイプが溶解したり、水族館の魚が水に食われたように白骨化する事件が起こる。
この原因はオキシジェン・デストロイヤーという、かつてゴジラを葬る際に使用した古代微生物だった。
現代環境に適応したこの微生物は異常進化を遂げて、巨大生物デストロイアと化す。
さらに行方不明だったリトルゴジラも姿を現した。
バース島消滅時の天然ウランの影響を受けその姿は立派なゴジラ。
そして日本政府は、これまでのゴジラ出現位置から、このリトルゴジラの方に向かっていることを知る。
日本政府はゴジラを止めるため、リトルゴジラを利用してデストロイアと戦わせるという作戦をとる。
ゴジラVSデストロイアの感想 ゴジラシリーズはここまで。ゴジラ死すにふさわしい物語
脚本が良かったのか前作のスペースゴジラ編よりも没入感があってよかった。
ゴジラが死の危機に瀕しているという理由、敵であるデストロイアの誕生秘話、それに対処する日本政府など、
設定やドラマに関して前作よりもはるかによくできていたと思う。
前作の結城のようなナルシストがいないことも大きい。
奴が端役どころか、名前でも出演していようものなら、この作品を名作扱いにはしなかっただろう。
安心して見ていられます。
見どころはリトルゴジラを利用することを決定してからの展開。
リトルゴジラがデストロイアと闘い、善戦するも割とフルボッコにされ、殺される。
同族を失ったゴジラは激しくデストロイアを攻撃し、政府の二虎競食の計の思惑通りに戦い、勝利します。
しかし、生き残ったゴジラはメルトダウンが始まり、ドロドロに溶けて消えてしまう。
ゴジラの同族愛。
人間のエゴが作り出したゴジラとデストロイア。
そのゴジラとデストロイアを合理的に処理した人間。
ゴジラ死すというキャッチコピー通りにすべての要素が集約された満足のいく物語でした。
これでいったんはゴジラシリーズは閉幕となります。
これ以降のゴジラは、別の世界線のゴジラですので注意してください。
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タイトル | ゴジラVSデストロイア |
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ジャンル | 怪獣 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 103分 |
日本公開 | 1995年12月9日 |
監督 | 大河原孝夫(本編) 川北紘一(特撮) |
脚本 | 大森一樹 |