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2017年日本映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。
泥棒をして逃げ込んだ空き家の雑貨店に侵入したら時を超えた手紙が投かんされ、その手紙に返事を出し、手紙の主も返事を書いた泥棒たちも救われるというもの。
誰かの言葉は力になるということを証明するかのような映画です。
ノスタルジックでファンタジックで、穏やかでありながらも荒々しく、力強いシナリオは必見。
それでは、ここから『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 のあらすじネタバレ
1969年。ナミヤ雑貨店には客と店主が手紙でやり取りをするというものがある。
例えば『宇宙飛行士になりたいが乗り物酔いに困っている。夢をあきらめるべきか?』
そんな客の悩みに対してナミヤ雑貨店の店主は返事を書くというものだ。
2012年のある夜、とある盗みを働いた也・翔太・幸平の3人組が空き家となったナミヤ雑貨店に忍び込む。
一時的な避難のためだ。
朝の通勤ラッシュに紛れて逃げ出す算段を立てるのだが、空き家であるはずのナミヤ雑貨店に手紙が投かんされる。
内容は1980年に出された手紙だった。
手紙の内容も2012年現在からすれば『どうして今更?』というものだったが、
そんな手紙よりも重要なことは『空き家にはまだ誰かが来るのかもしれない』ということだった。
3人は警察に捕まることを恐れて空き家を飛び出すのだが、なぜか空き家に戻されてしまう。
3人は意味の分からなさに戸惑いを覚えるのだが、
先ほど投かんされた手紙に、ナミヤ雑貨店の店主がやったように返事を書くことにする。
何度かのやり取りをしたのち、この手紙の主が2012年現在では素晴らしい曲を残す人間であることを知る。
3人はそれを伝え、そして手紙の主にとって8年が経過。
物語が始まる。
ナミヤ雑貨店の奇蹟(映画)の感想 泥棒の3人以外は素晴らしい映画
素晴らしいシナリオで、踏み出す勇気をくれた映画でした。
特筆すべきはこの物語の『展開』。
泥棒の3人が手紙に返事をしたことをきっかけに大きな波を作っていき、
やがてその波は泥棒3人のもとに届いていきます。
松岡が夢を諦めなかったことで、後に有名歌手となるセリが松岡の曲を受け継ぎ
セリは松岡から受け取った希望を不幸な友人に伝えて生きる希望を届ける。
そしてこの希望は、その泥棒やセリやその友人が育った養護施設を救う大きな流れとなります。
素晴らしい展開でした。
この映画は今を生きる僕ら視聴者にとって希望なのだと思います。
たった一歩が自分の人生を変え、誰かの人生も変える。
『どうせ変わんない』などと悟ったふりをせず、踏み込むことが大事なのだと感じました。
この映画にマイナス要素があるとすれば泥棒3人の演技が上手くないということ。
ジャニーズだが、二世俳優だかなんだか知らないが
リアルさも深みも必死さも芯も感じない。
西田敏行の演技を見てごらんなさいよ。
悩み相談をするものの、誰かの幸せを願う優しい男、だが返事によって苦しませるかもしれないという葛藤。
余命僅かという設定も踏まえ、かすれて絞り出すような声なのに、視聴者の心に言葉の内容以上の想いを届けている。
これが演技というものだ。
あの程度の勢い演技しかできないなら、無名でももっとストイックな若手を起用した方がよかったと思う。
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タイトル | ナミヤ雑貨店の奇蹟 |
---|---|
ジャンル | 奇跡、感動ファンタジー |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 129分 |
日本公開 | 2017年9月23日 |
監督 | 廣木隆一 |
脚本 | 斎藤ひろし |