
2010年10月から配信され、瞬く間に人気となったゾンビ作品の金字塔「ウォーキングデッド」。
噛まれたら、引っ掛かられても、ただ普通に死んでもゾンビ化という過酷な世界を舞台にしたサバイバルパニックホラー作品です。
このぺージでは『ウォーキングデッド シーズン2』のあらすじネタバレを
最終話まで1話ずつ更新する形で紹介していきます。
なお、シーズン2~4で登場したハーシェル役のスコット・ウィルソン氏ですが、2018年10月6日に病気により亡くなりました。(シーズン9放映中)
また、シーズン9にも、リックの夢の世界でゲストキャストとして登場しています。
本作品ではリックや仲間たちに多大な影響を与えたハーシェル。この場にてその熱演に感謝を申し述べたいと思います。
Contents
- 1 『ウォーキングデッド シーズン2』のあらすじネタバレ
- 1.1 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 1話』
- 1.2 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 2話』
- 1.3 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 3話』
- 1.4 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 4話』
- 1.5 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 5話』
- 1.6 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 6話』
- 1.7 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 7話』
- 1.8 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 8話』
- 1.9 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 9話』
- 1.10 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 10話』
- 1.11 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 11話』
- 1.12 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 12話』
- 1.13 『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 13話』
- 2 『ウォーキングデッド シーズン2』感想
『ウォーキングデッド シーズン2』のあらすじネタバレ
ジェンナー博士から聞かされた衝撃の事実は絶望そのものだった。
『皆、既に感染している』
リックはその絶望の事実をどうすべきなのか考えあぐねていた。
しかし、とにもかくにも、生きるために行動しなければならなかった。
そして再び危機が訪れる。
最愛の息子・カールが銃で撃たれて重傷を負ってしまったのだ。
リックは医師がいるという農場へと向かうだのが…。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 1話』
フォートベニング基地を目指すリック達。
200㎞以上を移動しなければならない長旅だ。
快調な車での移動だったが、一同は車の墓場のような場所に立ち往生してしまう。
しかし、これは水やガソリンなどの資源を得るにはいい機会ともいえた。
順調に物資を回収していくリック達だったがウォーカーたちと遭遇。
車の下に隠れてウォーカーたちをやり過ごすのだが、この際、Tドッグが負傷、
ソフィアがグループからはぐれてしまう。
※1話ネタバレの項目で補足してます。
リックとダリルはソフィアを追跡。
それ以外のメンバーは車の墓場で物資を調達。
しかし、ソフィアは結局見つからず。
翌朝からソフィア捜索を再開することになるのだが、
ソフィアは見つからなかった。
しかし、ソフィア捜索の最中、カールは銃で撃たれてしまいます。
1話 ネタバレの捕捉
●ソフィアについて
ネタバレでは結果だけ書きましたが、ソフィアと逸れた際、リックはソフィアと合流しています。
その際、すぐそばまでウォーカーが迫っており、リックはやむなく、ソフィアを目立たない場所に隠して待機させました。
しかしリックが戻ってもソフィアはおらず、グループに戻ってもいませんでした。
●Tドッグ負傷
ウォーカーの大群をやり過ごそうとした際、Tドッグは焦りから腕を深く切ってしまいます。
適切な処置も受けられなかったことから、敗血症にかかりかけてしまいます。
●グループに潜む不穏。シェーンとローリーの不仲
シェーンとローリーはリックが居なかったことで一時恋人関係になっていました。
リックが生きて合流したことでこの二人の仲は決定的に違えてしまいます。
シェーンにはだますつもりなど毛頭なく、ただただ純粋に愛するがゆえの行動だったのですが、
ローリーが釈明を吐き捨てるような対応をし、さらに都合のいいところだけを利用しようとしたため、
シェーンの精神は限界に来ていました。
(例えば、シェーンとの『仲』を無かったことにすること、カールに近づけさせないようにしたこと、その割に、カールを諭すのに利用しようとしたことなど)
●デールとアンドレアの衝突。
デールはアンドレアの持つ銃を取り上げているのですが、それはアンドレアがシーズン1の6話で自殺しようとしたためです。
実際、アンドレアはすぐに立ち直っており、(少なくとも自殺をするような精神状態ではない)
理路整然とデールの行動の不当性をうったえるのですが、結局デールは銃を返しませんでした。
これらのことで、アンドレアはローリーをはじめ、その他のメンバーからも腫れもの扱いされるようになってしまいます。
ただし、シェーンはアンドレアの肩を持ちつつも、訓練を受けていないアンドレアが銃を持つのは危ないとは思っています。
自殺しようとしたこと、銃を取り戻そうとムキになっている様の性で、アンドレアはグループから浮く存在になってしまいます。
ここは2話でも屈指の名シーンです。
主観的に見ても、アンドレアが銃を所持していたら、全滅の可能性がありました。
そもそもこのデールとの問答は、キャンピングカーで、アンドレアが『襲われたから』です。
「銃さえあれば危うくなかったのに奪われたままだったからだ!」
アンドレアの主張は正しいのですが、グループとしてみれば危険極まりません。
ですが、ウォーカーの大群の真っただ中で銃を打てば全滅は免れませんでした。
●グループで浮いているシェーンとアンドレア、離脱を検討
アンドレアは、シェーンとローリーの話を聞いてしまいます。
お互いに浮いている身・・・ということで、アンドレアはシェーンとグループから離れようと頼み込むのです。
●カールが撃たれた理由
カールが狙われたわけではなく、鹿を貫通してカールまで銃弾が届いてしまったのです。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 2話』
カールを撃った男オーティスから『ハーシェルという男が助けてくれる』という話を聞き、カールを抱きかかえてハーシェルの元を訪ねたリック。
ハーシェルの適切な処置で一命を取り留めたものの、全力を尽くすためには各種医療器具が足りなかった。
そこでシェーンはオーティスと共に医療器具を取りに行く。
二人は協力しながら医療器具を集めたのだが、ウォーカーに囲まれてしまう。
シェーンとオーティスの帰りが遅いことを心配したリックはふらつく体で二人の元に向かおうとするのだが、
ローリがそれをカールの母として、リックの妻としてそれを制止する。
2話 ネタバレの捕捉
ウォーキングデッドでも美人と評判のマギーが初めて登場する回です。
また、マギーだけでなく、ハーシェルやマギーの妹のベスも注目のキャラクターです。
ハーシェルはリックのよき理解者となり、ベスはダリルとほんわかするような名エピソードがあります。
なので、ここではこの3人を抑えましょう。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 3話』
娘と離れ離れになったソフィアは夜も眠れずにシクシクと泣いていました。
ダリルはボウガンを背負い、アンドレアと共に夜の森へソフィアを捜しに行きます。
そしてカールについて、いよいよ手術を強行するか否かの決断が迫られていました。
グレンもTドッグと共にハーシェルの農場を訪ねます。
Tドッグはここでようやく治療を受けることができました。
一方シェーンとオーティスは最善の手を探りながらウォーカーを回避していました。
しかし、シェーンが脚を負傷してしまう。
最期まで二人で生き残ろうとしたシェーンだが・・・。
戻ってきたのはシェーンだけだった。
しかし、シェーンが持ってきた治療器具により手術は無事に成功する。
シェーンはマギーに進められるがままにバスルームに向かい、疲れを落とす。
しかし、頭髪が一部抜けていること、傷がついていることを見るや頭をバリカンで丸めます。
3話 ネタバレの捕捉
本作で最もネタバレしづらいところが出てきました。
まず、各キャラクターがものすごい動き、名シーンも数多くあります。
その名シーンの中でも知ったほうが良いところだけをピックアップします。
●グレンとマギーの馴れ初め
盛大なネタバレになりますが、この二人、恋人同士となり、夫婦となります。
ハーシェルの農場にきたグレンはマギーと何気ない会話から、自分たちがどう生きてきたのかを深く語ります。
現実を受け入れて生きていかねばならない。辛い決断をしている二人ですが、そう簡単に受け止められるわけありません。
グレンは仲間とのことを語り、マギーは家族のことを語り、2人は深い仲になっていきます。
●シェーン派なぜ頭を剃ったのか。
オーティスに髪の毛を掴まれ、それを無理やり引き離したために髪の毛が一部抜け、傷が残って目立ったからです。
坊主にすれば髪の毛が一部薄くなってるところはごまかせますし、傷については知らない間についたと誤魔化せられます。
恐らく、識者(リックのような保安官)が頭髪の状況や傷を見ればどういう状態だったのかを見抜けると思います。
以上のことから、完全に自己保身の行動です。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 4話』
手術の翌朝、リックのグループは農場に現れ、オーティスの葬儀が行われた。
ハーシェルに促され、シェーンはオーティスの最期を語る。
その後、グループはソフィア探索に出かけ、グレンとマギーは町へ薬品などの物資調達に出かける。
なお、ついでに、ワンデイラブもする。
リックはハーシェルたちが住むこの安全な農場に住めるようにハーシェルに頼み込むのだが、
ハーシェルは頑なに部外者を入れようとしなかった。
グレンとマギーが戻り、そしてダリルたちも戻ってきた。
その夜、ローリはグレンに頼んでいた妊娠検査薬を使用すると、妊娠していることを知り、激しく動揺する。
4話 ネタバレの捕捉
●リック達、野蛮だと思われる。
ハーシェルたちは等しく災難を受けたとはいえ、恵まれた環境に居ました。
ハーシェルは外から来たリック達について、カールの件については同情的であるものの、よそ者で野蛮という認識が強く追い出したがっています。
これにはハーシェルが関わっているある事情も関わっています。
●ウォーキングデッドで久しぶりのセクシーシーン。
街に出かけたグレンとマギー。マギーは寂しいからと一度限りのワンデイラブを誘います。
●グレンは思った以上に勇敢な男
最初は頼りになるのか?と思っていたグレン。ですが、彼はものすごい頼りになる男です。
そこまで大きな体格を持っていないせいか、貧乏くじを引かされるのですが、
多くの危険を経験したおかげで、危機管理能力が大きく向上し、別人のように勇敢で頼れる男へと成長を遂げます。
仲間想いで、優しく、人並みに憶病ながらもそれを乗り越える強さを持つグレン。
シーズンを重ねるごとに、リックにとってダリルのような頼れる相棒になっていきます。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 5話』
引き続き、ソフィアの行方について仮説を立てながら捜索するリック達。
リックはシェーンと共にソフィアの捜索に出るのだが、ソフィア探索を打ち切るか否かの話になる。
リックは答えることができなかった。
一方単独で捜索しているダリルは不慮の事故で落馬。
さらに、崖から滑り落ちてしまい、クロスボウの矢がわき腹に刺さるという重傷を負ってしまう。
兄・メルルの夢を見つつ、ダリルは命からがら生還を果たすのだが、
見張りをしていたアンドレアがリック達の制止を聞かずに撃ってしまう。
幸い、ダリルのこめかみを横切っただけで大した怪我は追わなかった。
そしてこの日の夕食。リック達は特別にハーシェル宅で食事を摂ることを許可されました。
そこでグレンとマギーはメモのやり取りで集合場所を決めるのですが・・・。
グレンが指定したのは納屋。
そこにはハーシェルたちが秘密にしているものがありました。
5話 ネタバレの捕捉
●グレン。初体験をしたせいかマギーにアプローチ。
避妊具があと11個残ってると言ってマギーを誘うグレン。
最低な誘い方ですが、マギーの行動心理を注意深く見つつ、ストレートにアプローチをしていきます。
●シェーンと揉めるリック。
揉めた原因はソフィアの探索を続けるか否か。
シェーンは打ち切りするべきだと考えており、その理由について保安官時代では72時間を過ぎたら遺体を捜すという方針になるからだ。
さらに、守るべきなのは仲間で、死んでいる可能性のほうが高いソフィアに、仲間の命を危険にさらしていいはずがない、と。
シェーンがリーダーであればそう決断するのだが、今のシェーンにはグループからの信頼がない。
もどかしさと苛立ちを感じているシェーンが印象的です。
●泥まみれのダリル。アンドレアにウォーカーと間違えて撃たれる
アンドレアは銃を持つようになったことで自信がついたのか、ウォーカーの発見を報告し、すぐに撃ち殺そうとします。
シェーンやTドッグは接近戦で仕留めるから任せろと言い、リックはハーシェルの指示を待て、と言います。
しかし、自分の価値を知らしめたいのか、アンドレアはいろんなものを無視して撃ってしまいます。
●空気が読めないグレン
マギーは食事中、グレンを誘うのですが、バレバレ。
唖然とするデール。複雑な顔のハーシェル。
ですが、グレンは全く気付かず、浮かれています。
●ダリル。キャロルに感謝される。ここからが2人の信頼の始まり。
ソフィアの探索に全力を注ぎ、ソフィアの人形を発見したダリル。
その姿に、キャロルはリック達に向けるものと同等の感謝をダリルに示します。
シーズン9時点で、ダリルとキャロルはとても特別な関係です。(男女という意味ではない)
強く、深く、高い絆で繋がる二人。
二人の特別な関係はここから始まりました。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 6話』
ハーシェルは納屋でウォーカーを飼っている。
グレンはそれを秘密にするようにマギーに頼まれ、果物やジャーキーなどで買収されてしまう。
嘘を突くのが苦手でポーカーもできないグレン。
グレンは、ローリの妊娠の件といい、知ってしまった秘密に頭を悩ませます。
グレンは年長者のデールに相談。デールは自分が発見したという体裁でハーシェルと話すのだが。
ハーシェルは聞く耳を持たなかった。
一方、カールが銃を秘かに所持してることが発覚。
ローリが激怒するが、シェーンの経験とリックの正しい判断によってカールは銃を学ぶことを許可されます。
そしてデールはローリにも妊娠の件で話をします。
ローリが気にしてるのは、赤ん坊の父親ではなく、この死と恐怖しかないような世界で幸せに生きられるのか?というところだった。
デールは答えることができなかった。
その後グレンは、ローリに頼まれてマギーと共に中絶薬の調達に出かけます。
しかしこれがマギーの逆鱗に触れてしまいます。
グレンは勇敢で賢く、頼れる男。
そんな男をリック達のグループは利用している。
そのあと、シェーンとアンドレアが捜索から帰還。
二人の様子を見たデールは何かを察し、シェーンに『車を用意してある』と言います。
それはグループを想ってのことで、リックを撃とうとしたシェーンをこれ以上居させるわけにはいかなかった。
リックは中絶薬を発見し、ローリから全てを聞きます。
6話 ネタバレの捕捉
キャラクターが動くから本当にネタバレ書きづらいなぁ!こんなドラマばっかだよ!ウォーキングデッドは!
●カール。成長し始める。
怪我から少しずつ回復したカール。これまで子供らしい子供だったカールだが、この世界の現実を受け入れ、少しずつ変わっていきました。
●ダリルの名台詞さく裂。
アンドレアに撃たれたダリル。アンドレアはダリルの元を訪れて謝るのだが、ここでダリルがこんな言葉を返します。
「あんたは仲間を守ろうとした。だが、今度撃つときはちゃんと殺せよ」
ダリルらしい台詞だと思います。
●シェーン。また問題に挟まれる。
表向きはリーダーであるリックに従っているシェーン。そんなシェーンにカールが「銃を教えて欲しい」と頼んできます。
ローリから言われたとおりに距離を置かなければならないシェーン。とりあえずの答えとして『考えておく』と言うのだが、
カールがズボンに銃を突っ込んでいるのを見つけます。
●ローリの判断。銃を持つなどとんでもない。
カールが銃を持っていたと知って激怒したローリ。恐らく多くの視聴者から批評を買ったローリの反応。
この世界は人間を食うゾンビが跋扈しており、身を守るためには戦う必要があります。
ローリはいったいどうやって我が子を守るのか・・・。
しかし、ローリも頭では分かっているのだが、『イヤな予感がする』といって頑なに拒絶します。
まぁ、その割にリックが死んだと聞かされて信じるなど、都合のよさを感じますが。
●デール。年長者らしい巧みな言葉のテクニック。
ハーシェルの件はネタバレでも書きましたが、ローリの妊娠の件もデールは解決しようと乗り出しています。
自分の昔の経験談から見抜いたという形でローリと妊娠について話をします。
彼の実直で柔らかな雰囲気はグループの中でも貴重ですね。
●マギーが怒った理由
グレンの扱いについてマギーは起こりました。既にグレンに惚れていたというのもありますが、主な理由は2つ。
井戸に落ちていたウォーカーを回収するのにグレンを使ったこと。
中絶薬などの個人的な理由で使いっぱしりにしたこと。
ちなみに、井戸に落ちたウォーカーについて、井戸をウォーカーの血で汚したくなかったため、
小柄なグレンが入るしかありませんでした。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 7話』
ハーシェルの農場の納屋にはウォーカーがいる。
ハーシェルの農場で勝手はできず、始末して立ち去るかフォートベニング基地に向かうかのどちらか。
だがまだソフィアはまだ見つかってはいなかった。
シェーンは現実的な案を示すのだが、リックがハーシェルとの交渉を再度することにする。
しかし、ハーシェルの意思は固く、説得には至らなかった。
その後シェーンとも話をするのだが、シェーンはすぐにでも行動を移すべきだと言って譲らない。
マギーはハーシェルに『互いに愛し合うべき、と教わった』と言い、リック達(グレン)との共生を説き、
さらにウォーカーは病人ではなく、もう死んでいる存在で、生者に害を成す存在だとも。
ハーシェルは考えを軟化し、リックに、農場に手伝いたいなら自分の手伝いをするように求める。
しかし、シェーンが暴走を始める。
銃を持って、納屋にいるウォーカーを始末しようとしたのだ。
しかしタイミング悪く、リックとハーシェルがウォーカーを拘束して現れた。
シェーンは絶叫しながら正統性を主張してウォーカーを始末する。
さらに、納屋を開放。
ハーシェルの知り合いや親族だったウォーカーを次々に始末していく。
そして最後に現れたのは、キャロルの愛娘・ソフィアだった。
7話 ネタバレの捕捉
●シェーン、リック、ダリルの言い分
シェーンの言い分は、
グループの安全のためにも、駆除するか離れるかの2択。
納屋にウォーカーをかくまっているハーシェルは狂人だ。
リックの言い分は、
ソフィアを捜すことが最優先、ハーシェルとは交渉の上、農場にも残ったほうがいいということ。
ダリルの言い分は、
ソフィアを捜すことが最優先。
結果的に、グループの安全なのに、グループの意見とはそりが合わないため、シェーンはまた孤立を深めることになる。
●リックに手伝わせたこと。
リックに手伝わせたのは、ハーシェルの知り合いの回収です。
ハーシェルはウォーカーになった自分の知り合いを納屋に入れていました。
いつか、治ると信じていたのです。
●シェーンさらに追い詰められる。
ローリが妊娠したことを知り、守るものが増えたシェーン。
より強く、ローリに自分の正しさと実績を主張するのですが、ローリには届きませんでした。
さらに、「ソフィアが死んでいる」という扱いをしたことで、今まで守っていたカールにも塩対応をされることになり、
シェーンはがんじがらめになってストレスをため込んでいきます。
●シェーン、絶叫する。
ハーシェルに現実を教えるため、ウォーカーの胸に3発の銃弾を浴びせ、「なぜ生きてると言える?」という。
さらに、心臓と肺に1発ずつ入れ「なぜ生きていると言えるのか説明してくれ」と絶叫する。
シェーンの悲しい叫びが響き渡ります。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 8話』
ソフィアが納屋に居たことに怒りを露にするシェーンだが、ハーシェルの怒りは収まらなかった。
リックが重ねていた交渉もご破算。
リックに非難されるシェーンだが、シェーンの怒りはリックにも向けられた。
ハーシェルからは出ていけと言わるリック達。
リック達は死者の埋葬を行うのだが、そのさなか、ベスが過度のストレスで倒れてしまう。
ハーシェルもいなくなっており、リックとグレンは捜すことにする。
近くの街の酒場で一人、酒を飲んでいたハーシェル。
ハーシェルは己の無力感に苛まれていたのだ。しかしリックは必至になって説得を始める。
しかし、ベスのことを心配してるハーシェルの家族をみて、ローリはハーシェルを連れ戻すべく追いかけるのだが、途中で事故を起こしてしまう。
ハーシェルの説得ができた時、酒場に他の生存者が現れる。
穏やかに情報交換をするリック達。
そこで、リック達が行こうとしていたフォートベニング基地は既にウォーカーで溢れかえっているという話を聞く。
しかし、生存者たちがリック達が安全な農場に居ると聞き、目の色を変える。
結果的に、生存者の一人・ランダルが危険な態度をとったため、リックは応戦して殺しました。
8話 ネタバレの捕捉
●息子の成長に動揺するローリ
ウォーカーと化したソフィア。
そこでカールはローリに「自分でも撃つ」と言っていました。
母としての心配が移っていますが、
●暴君ではない、シェーンの良心
ソフィアを喪ったショックで自暴自棄になりかけていたソフィア。
そんなソフィアを見かけたシェーンはそのただならぬ様子から、手を洗ってあげたり、心のケアをしたりなどしています。
●デールの行動
作中でも道徳心を大切にしている最年長のデール。
デールはこの時点ではシェーンを危険視しており、かつグループ内で賛同するものを集めていました。
オーティスを殺したのはシェーンだと決めつけ(事実ですが)、彼を追い出そうと必死になっています。
ですが、オーティスの件にしても証拠がなく、ただの感情論にしか見えないため、あまり信じてもらえていませんでした。
●恋愛相談
マギーに愛していると言われたグレン。
だがグレンは迷っていました。そんなグレンにリックは整理しながらも、大切なものをアドバイスしていきます。
●ハーシェルをどうやって説得したのか。
ハーシェルはウォーカーのことを病人と扱っていました。だから治るはずだと。
しかし、目の前でウォーカーが胸を撃たれても動いていたのをみて希望はないのだと絶望してしまいます。
それに対し、リックはこういいます。
「死は前からも存在した。病死で絶望したか?本質は何も変わっていない。生きるには、希望が必要なんだ」と。
世界は変わっても、自分たち生きているものにとってやるべきことは何も変わらないという、リックの信念が垣間見える説得でした。
●リックがあった生存者・ランダルはどんな人間だったか。
最新シーズンからすると、かなりまともです。しかしながら、少々粗暴(それでも最新シーズンからするとまともな人間)な面がありました。
良くも悪くも、安全地帯を捜して生きるのに必死な生存者ですが、よく知りもしない人間と共生などあり得ません。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 9話』
生存者たちの武器を拾い、帰宅しようとしたところ、生存者の仲間たちが現れ、応戦することになったリック達。
しかしウォーカーの大群が現れ、それどころではなくなります。
敵対していた生存者・ランダルの一人が屋根から落下して取り残されるのだが、リック達が救出して連れ帰ることになります。
一方、農場ではローリが居なくなっていることに気づき、シェーンが保護します。
しかし、リックはもう帰っていると嘘を突き、ローリに恨まれてしまいます。
シェーンはローリの説得も失敗。さらに孤立を深めてしまう。
翌朝、リック達は農場に戻ってくるのですが、そこには生存者がひとりいました。
事情を聴いて『治療などあり得ない』と断ずるシェーン。
また孤立を深めてしまいます。
一方、リックもローリからシェーンの危険性について話を聞きます。
リックが帰ったなどと嘘を突いたこと。
お腹の子は自分の子だと言っていること。
昨夜も迫られたこと。
オーティスを殺したこと。
9話 ネタバレの捕捉
●グレン、またハズレくじ。
生存者たちから逃げるため、グレンはリックから「車を確保してくれと頼まれます」
どう見てもハズレくじを引いているかのように見えますが、人数が少ない中の適材適所でかつ、グレンの生存力はかなりのものです。
こういった積み重ねでグレンは勇敢さと実力を兼ね備えた男として成長していきます。
●シェーン、可哀想
ローリがいないと聞き、救援に駆けつけたのですが、ローリはそれでもリックを捜すために町へ行こうとしていました。
シェーンはそんなローリを保護するために、『リックは戻っている』と嘘をつきました。
ですが、ローリは騙されたことに激昂します。
後に落ち着いてシェーンとローリは話をするのですが、ローリは「あなたは嘘ばかり」と非難し始めます。
シェーンは必死に落ち着きながら、言い分を語るのですが、自分本位な部分が垣間見えてしまったため失敗に終わります。
●アンドレアの立ち位置はシェーンより
孤立してしまっているシェーンだが、アンドレアだけは今のところ唯一のシェーンの理解者です。
アンドレアは良くも悪くもシェーンのように実績主義で、リックよりも、現実に即した行動を実践できるシェーンを高く評価しており、
ある意味、この時点では誰よりも冷静に物事を見ていると言えます。
●シェーンはなぜ『治療などあり得ない』と言ったのか。
リック達と敵対関係の構図になってしまうからです。
ランダルを元のベースに戻せば、戦争が始まるのは必至。だからシェーンはグループのため発言したのです。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 10話』
手当てしたランダルを逃がすために遠くへ来たリックとシェーン。そこでリックはシェーンと話し合いをする。
その言い分を聞いたうえで、協調することの大事さと己の決意を語ります。
話し合いは終わるのだが、いざランダルを放そうとしたとき、実はこのランダルはマギーと同じ学校だったということを知る。
『居場所が割れている』
シェーンは即座に射殺しようとするのだが、リックが阻止。
二人は殴り合いをして、殺し合いをするのですが、その喧騒がウォーカーを引き寄せてしまいます。
シェーンはバスの中に逃げ込むのだが、ウォーカーに囲まれてしまう。
リックは一旦はシェーンを見放そうとしたものの、ランダルと協力し、車を用意してシェーンの脱出を援護した。
そしてシェーンに、『いつものお前に戻れ』と言って銃を渡します。
一方農場のほうではベスが自殺未遂をしようとしていました。
マギーはベスの監視をしていたせいか疲労が見えており、アンドレアは『自分が変わる』と言ってマギーを休ませます。
しかし、アンドレアは自殺を止めようとはせず、ベスのやりたいように任せました。
この結果、ベスは手首を切るものの、軽く切っただけでした。
アンドレアは心底安心したように、生きようとするベスの決意をほめたたえようとするのだが、
マギーはアンドレアの乱暴なやり方の一切を否定します。
10話 ネタバレの捕捉
●シェーンとリックの話し合い
シェーンの合理的な言い分と、ローリへの愛を聞いたリックですが、
リックは、『やっていることは仲間を守るためかもしれないが独りよがりな行動。愛などではない』と語ります。
●ウォーカーについての新事実。
これまでウォーカーに噛まれたらアウト。ということだったのだが、噛まれてない死体がウォーカーと化した死体を発見。
これがのちに伏線となります。
●ベスの容態
シーズン2の8話にてストレスとショックで倒れたベス。命に別状はありませんが、知人が襲ってきたショックが大きく、食事もろくに喉を通らないという状況になっており、
自殺未遂までしようとします。
●シェーンとリック。殴り合いと共闘と殺し合い。
切っ掛けはランダルの処遇について。
ランダルはマギーのことを知っており、居場所が分かっていました。
シェーンは即座に殺そうとするのだが、リックは考える時間をくれと言います。
合理主義のシェーンからすればあり得ない選択肢でした。
農場にはカールがいて、ローリが居る。シェーンは、大切なものをわざわざ危険にさらそうとするリックが理解できなくなりました。
●ローリとアンドレアの口喧嘩
事の発端はベスの自殺未遂の件。
アンドレアは個人の自由に任せるべきだとするのだが、ローリはそれを否定する。
さらに、ローリは監視という役割を果たしているアンドレアに対し、役に立てと言い出します。
ウォーカーの監視は優先度の高い仕事。それを否定されてはアンドレアも黙っていません。
しかしローリは、外のことは男に任せ、女は生活を快適にすることを考えるべきだと主張。
そんなローリの弁にアンドレアは真っ向から反論します。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 11話』
ランダルを持ち帰ったものの、依然として生存者の存在は脅威そのものだった。
ダリルはランダルを軽めに拷問して情報を入手。
グループは30人規模のギャングで、リックたちとは相いれない類のグループだった。
リックは一晩考え、殺すことを決定するのだが、デールが真っ向から反対する。
そこでデールに猶予を与えて皆を説得に回ります。
ランダルは見張られることになるのだが、カールはシェーンの忠告を無視してランダルと会います。
このことがバレてカールはシェーンからきつく叱られ、その結果、キャロルに暴言を吐き、さらにダリルのバイクから銃を盗みます。
しかし、ウォーカーの思わぬ動きに驚き、逃走します。
カールが家に戻ると、ランダルの裁判が始まります。
ほとんどの者が処刑一択。デールの言ってることは理解できるものの、不安のほうが大きかった。
しかし、実際に処刑しようとしたところでカールが現れてリックは思い直す。
このことをデールに伝えようとしたのだが、デールは農場に侵入したウォーカーに噛まれてしまった。
このウォーカーはカールが出会っていたウォーカーで、もともと沼にハマって動けなかったウォーカーだった。
つまり、このウォーカーはカールが解き放ったも同然の存在だったのだ。
ウォーカーに噛まれたらもう助からない。
リックは銃を突きつけるのだが、初めて殺さなければならない仲間に動揺。
それを理解してか、ダリルはリックから銃を取り、引き金を引いた。
11話 ネタバレの捕捉
●カール余計なことをし始める。乱暴になる
恐らく、カールが嫌われる最初の切っ掛けになった出来事。
シェーン達大人はランダルの件について、カールを関わらせることはしませんでした。
それもそのはず、下手に情が沸いても、言葉巧みに利用されても困るからです。
しかし、カールは隙を突いてランダルに会いに行ってしまいます。
これにはさすがのシェーンもブチ切れるのを我慢するのが精いっぱいでした。
一応言い聞かせるのだが、一方的に非難されたカールは面白くありません。
気を使って声を掛けてくれたキャロルに暴言をぶつけるようになってしまいます。
さらに、ダリルのバックから銃を抜き取り、自分でもウォーカーを倒せるんだ!とでも思ったのか、森の中に出かけます。
そこで、沼に足がハマって動けないウォーカーに出会うのだが、カールは銃を落とした挙句、敗走します。
●ダリル。実はシェーンがオーティスを殺したのを見抜いていた。
作中、ダリルはシェーンなどに対して何も意見を持っていませんでしたが、シェーンの言葉と、シェーンがオーティスの銃を持っていたのを見て
『生きるためにオーティスを殺した』と察しています。
●グレン、ハーシェルに認められる。
バーでの一件以来、ハーシェルは考えを改め、グレンに娘を託すに値するという意味を込めて一族に伝わる懐中時計を渡します。
●裁判編。デール。必死に援護する。
頼みの綱のグレンもランダルについては脅威度が高すぎるために、死刑派だった。
デールの言いたいことは、脅威だからと言って殺すのは彼らと同じことだ。ということ。
しかし、デールの意見は信条としては分かるのだが、結局殺すことになってしまいます。
(しかし、殺すことはなかった)
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 12話』
デールの葬儀をするリック達。デールの伝えようとした人間らしく生きるという道徳心を忘れず、決断する時は彼のことを思い出そうと言い、葬儀は終わった。
リック達は農場に受け入れられた。
シェーンの元に、カールが会いにきて、『デールの件は自分のせいだった』と相談します。
その後、ローリもシェーンの元を訪ね、今までの感謝を伝えます。
初めて穏やかに話せたローリだが、シェーンは心の整理がつかないでいた。
その後リックはシェーンからカールのしたことの話を聞きます。
時間がないというリックの言葉にシェーンは失望を露にして立ち去ります。
結局リックはカールの元に行き、親子ではなく、男と男の話をしてカールのことを大人として扱うと約束します。
しかし、事態は予想外の展開へ・・・。
シェーンがランダルを逃がして殺してしまうのだ。
シェーンは自作自演で傷を負い、リック達にランダルの逃走と銃を奪われたと伝えます。
リック、シェーン、グレン、ダリルはペアになってランダルを追うべく森の中に入ります。
追跡の達人ダリルは足跡を見つけ、2人が並んで歩いてたことを見抜きます。
一方、シェーンとリック。
リックは全てを理解していました。
その上で最後の話をして、リックはシェーンの胸をナイフで刺します。
しかし、そのすぐあと、カールがやってきてしまう。
カールは銃を抜き、リックの方に向けて発砲する。
リックが狙ったのはウォーカーと化したシェーンだった。
『ウォーキングデッド シーズン2 ネタバレ 13話』
シェーンを殺した翌朝。
大量のウォーカーが農場に訪れようとしていた。
シェーンが撃った銃声がウォーカーを引き寄せてしまったのだ。
農場のハーシェルもそのウォーカーの群れに気づいていた。
ハーシェルは農場と共に死ぬことを決意。
総力戦が始まる。
ジミーが逝き、パトリシアも逃げ遅れて逝った。
そしてそれぞれが散り散りになって逃げだす。
リックとカールはハーシェルと。
グレンはマギーと。
ダリルはキャロルと。
ローリはベスとTドッグと。
そしてリックはソフィア用の物資が置いてあるハイウェイにて仲間たちを待つ。
ダリルとキャロルが。グレンとマギーが、そしてローリ、ベス、Tドッグここに合流する。
はぐれたアンドレアは1人、森の中をさまよっていた。
移動後、リックはシェーンやランダルの件の真相を語ります。
そしてランダルが噛まれていないのにウォーカーになっている状況に対してリックは答えます。
『全員が感染してる』と。
そしてリックは、精神的に危うくなり舞うs。
13話 ネタバレの捕捉
●アンドレアの扱いひどくない!?
アンドレアだけは探されることなく、リック達は行ってしまいました。
確かに、ソフィアの時とは状況が違います。
ソフィアは別に大群のウォーカーに囲まれている状況にはなかったので。
しかし、現在アンドレアが居ると思われる農場周辺はウォーカーの大群で埋め尽くされています。
これで捜索するのは自殺行為に等しいです。
扱いが酷いとは思いますが次のシーズンのための布石のようなものなので仕方ありません。
●必死にやってきたリック。ついに壊れ始める。
極限状態が続きながらも、リックは己を自制し、最善の行動を模索し続けてきました。
誰よりも前線で体を張ってきたリック。
ほぼ面識のないソフィアのために捜索を続け、
親友シェーンには妻を、息子を取られかけ、それでも、許した。
そのあと、殺し合いをするもそれでも許した。
許した後でまた殺し合いを仕掛けられ、ついに殺した。
親友を殺したことをローリに告白したらドン引きされた。
(もしかしたらカールがシェーンを撃ったことが要因かもしれないが、拒絶されたのは間違いない)
リックの精神の限界はここで来ました。
『ウォーキングデッド シーズン2』感想
ウォーカーだけでなく人間も恐ろしい・・・。
ということがよくわかるシーズン2でした。
また、最新シーズンまで見ているんですが、シーズン2時点でのリック達のウォーカーへの対応の甘さや、警戒力の低さ、戦闘力の低さが分かります。
最新シーズンのレベルであればソフィアが犠牲になることも無かったと思います。
当初から高い戦闘力と環境適応力、判断力を持っているのはダリルくらいですね。
さてシーズン2の見所ですが・・・。
沢山ありすぎて困ります。
リックのシェーンとの不和も見どころですが、
各キャラクターの魅力が細かに描かれています。
ダリルとキャロルの友情の始まり。
覚醒したグレン。
シェーンの葛藤・・・。
10話でのローリの現実認識能力の低さも見どころだと思います。
この老若男女等しく死の危険性のある世界で、女と男で仕事を分けようっていうんですよ?
認識が低すぎると言わざるを得ません。
あとはやはりシェーンの孤立の仕方・・・でしょうか。
何度も何度も丁寧に、シェーンが孤立していく様子が描かれています。
運が悪いにもほどがあるだろうと思うほど運が悪いシーンもありましたし、
シェーンの性格由来による欠点も良く描かれていました。
その一つが、言葉。
言葉は選び方ひとつで大きく心証が変わります。
だけど、シェーンは言葉の使い方がストレート気味であること、合理主義、実績主義なところに重きを置いている節があるため、
説得や交渉には向いていません。
そしてさらに、合理主義であることも大きな欠点です。
誤解しないで欲しいのが合理的なものの考え方はとても大事なものです。
シェーンの場合はそれがほぼ絶対の考えになってしまっていました。
この考えを持つ人間がリーダーの場合だと、必ずと言っていいほど信頼されません。
当たり前ですよね。合理主義の名の元、切り捨てられる可能性があるんですから。
その上、シェーンは作中でも屈指の戦闘技術を持っており、最終防衛ラインという自負もありました。
ランデルの件でも、彼は外から来たものを信用しないでしょうし、じり貧になっていくのが目に見えています。
シェーンは人とのかかわり方について努力をしていれば、もうちょっとマシな最後だったように思えます。