パラサイト 半地下の家族 ネタバレ感想 | 面白さとつまらなさの落差が激しい作品

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2019年の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」。

 

 

一家4人全員失業中のキム一家が金持ちの家に取り入るも、謎の先住民に横っ面からぶん殴られるというブラックコメディ映画。

 

 

人生哲学、詐術、サスペンスと社会派の一面を融合させた意欲的な作品で、作中の数々の演出はシンプルに面白い。

 

 

しかしアカデミー賞に輝いた本作だが、僕としてはこの映画はエンタメにしたかったのか、社会派にしたかったのかがよくわからず、オチが好きではない。

 

 

予測不能という言葉は視聴者にとってスパイスのようなものだが、予測不能が引き起こした結果について困惑してしまう。

 

 

僕が点数をつけるなら10点満点中6点か7点なのだが、

 

 

金持ちサイドとパラサイトサイドを意識して使い分けたカメラワークやその演出は異様なほどに上手い。

 

 

まるで凄く面白いコメディアンの劇を見てゲラゲラ笑えてたのに、オチが全然面白くなくて、戸惑うみたいなそんな感じ。

 

 

それでは、ここから『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。

映画『パラサイト 半地下の家族』 のあらすじネタバレ

 

半分埋まったような地下住宅(韓国では一般的でかつ貧困層の家族が暮らす住居)で暮らす極貧のキム一家。ある日キム一家の元に長男のキム・ギウの親友ミニョクが財運と合格運アップの石をもってやってくる。

 

 

しかしミニョクの用事はそれだけではない。ギウに家庭教師の仕事を持ってきたのだ。

 

 

ミニョクは真剣に生徒と接していたのだが、突然留学の予定が決まってしまう。そこで白羽の矢が立ったのは誠実な親友ギウだ。

 

 

ギウならば酒ばかり飲んでいるアホ大学生とは違ってきっちりと仕事をしてくれると期待したのだ。

 

 

 

『大学生』であると嘘を吐くことになるが、相手は金持ち一家で金払いもいいということでギウは仕事を引き受けることに。

 

 

一応入学証明書などを偽造してたのだが、求められているのはミニョクが言っていた通り『シンプル』な実力。

 

 

無事、先方にも気に入られ彼はダヘンという女の子の家庭教師として働くことになり、さらに、先方が美術の家庭教師(息子のために)を求めていることを察し、入学証明書を偽造した美術センス抜群の妹ギジョンを『ジェシカ』と偽って紹介する。

 

 

さらに、ギジョンは専属運転手を罠に嵌めて、父親を運転手として紹介。

 

 

そして仕上げにパク家の住み込みのお手伝いを追い出し、後釜に母親を抜擢。

 

 

母親も金持ち専門のプロの家政婦にしたて上げ、キム一家はパク家の周辺を一家で固めることに成功する。

 

 

 

 

一家がキャンプに行っている間、家族総出でこの寄生作戦の成功を喜ぶのだが、この家には秘密があった。

 

 

実はお手伝いさんはこの家の地下に自分の夫を匿っていたのだ。

 

 

つまり、自分たち一家と同じように寄生していたのだ。

 

 

穏便に彼らを追い出すことを決めたのだが、自分たちも寄生している禄でもない一家であることがバレ、

 

 

さらにキャンプに行ったはずのパク家も予定が変更になって帰ってきてしまう。

 

 

嘘で塗り固められたこの状況をなんとか続けようとするのだが、次第にそれが崩れていき、

 

 

凄惨な事件を引き起こすことになる。

 

 

 

 

なんで父さんは刺しちゃったの?

 

簡単に言うと怒りと嫉妬です。

 

 

作中で貧乏人と金持ちは明確に区別されており、父さんはいつも弁えつつも羨んでいました。

 

 

しかし刺されて明らかに重症であるはずのギギョンを助けようとしないその行動についにブチ切れて衝動的にさしてしまいます。

 

 

この部分について、作中に様々な演出と伏線があってメチャクチャ上手い。

 

 

たとえば貧乏人は無計画であり、金持ちは計画的であること

 

 

これがマジで上手い。

 

 

ラスト周辺で「車のキーを渡せ!」と言った金持ちは、この時病院に行く計画を立ててるんですよ。

 

 

対して、貧乏人は娘の傷口を抑えたりして、対処が分からずおろおろしてテンパる。

 

 

まさにこれは貧乏人は無計画、金持ちは計画という構図に沿った行動です。

 

 

ここまで見て、「なるほど・・・」とうならせられました。

 

 

パラサイト 半地下の家族の感想と考察 途中までは100点。途中で下落する

 

さすがは韓国映画といった具合で凄く面白い作品で一見の価値ありだと思う。

 

 

ハングリー精神にあふれた登場人物たちがビシバシと策を弄し、流れるようなテンポと隙を生じさせぬライブ感。

 

 

予想できないような展開でありながらも社会派の一面を融合させたブラックコメディ。

 

 

 

 

しかしエンディングについては、「???」と疑問を抱かざるを得ない。

 

 

誤解しないでほしいが、この作品は確かにアカデミー賞を取るだけのポテンシャルがあると思う。

 

 

貧乏人と金持ちの対比を徹底的に描写しているし、それぞれのエピソードもすごく良く出来ていて感心するところが多い。

 

 

しかし、途中のサスペンスがわざとらし過ぎるし、無計画の一言で片づけるにはあまりに短慮すぎて冷めるのも確かだ。

 

 

 

 

それを前もって潰すかのような『完璧な計画とは計画がないことだ。だから失敗もない』という『なるほど』と思えるうんちくをそこに入れたのだろう。

 

 

だが、これは誤魔化しているようにも見える。

 

 

作中を見てわかるように、キム一家はかなり有能である。

 

 

作中でいくつものトラブルに見舞われるが、そのトラブルの対処がいきなり杜撰になっていくのだ。

 

 

それをコメディとして片付けてしまっている感がある。

 

 

そして、地下にいた謎の親父が発狂してすべてをぶち壊す行動にでてしまう。

 

 

正直なんでこんな終わり方をしたのかわからない。

 

 

途中まではすごくよかったし夢中になれたが、起承転結の転の部分で?マークがどんどん増えていく。

 

 

ブラックコメディとしてのオチも弱く、見終わってみればかなりしこりの残る映画だ。

 

 

この作風だったら、社会を痛切に皮肉るようなエンディングが良かったと思うのだが・・・。

 

 

本当にあの終わり方は何なんだろうか・・・。

 

 

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タイトル パラサイト 半地下の家族
ジャンル ブラックコメディ、サスペンス、ブラックユーモア
制作国 韓国
上映時間 132分
日本公開 2020年1月10日
監督 ポン・ジュノ
脚本 ポン・ジュノ
ハン・ジンウォン
メインキャスト キム・ギテク(演:ソン・ガンホ)

パク・ドンイク- (演:イ・ソンギュン)

パク・ヨンギョ- (演:チョ・ヨジョン)

キム・ギウ- (演:チェ・ウシク)

キム・ギジョン- (演:パク・ソダム)

ムングァン- (演:イ・ジョンウン)

パク・ダヘ- (演:チョン・ジソ)

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