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2017年の韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」。
韓国の大沢たかおと言われるコン・ユを筆頭に、2020年現在では人気俳優のマ・ドンソクとチョン・ユミ。
さらに天才子役と名高いキム・スアン。
完璧な俳優陣の映画です。
俳優たちの魅力的な演技だけでなく、シナリオも演出もとにかく完成度が高い。
ゾンビ映画ファンも納得のいく作品です。
それでは、ここから『新感染 ファイナル・エクスプレス』のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』 のあらすじネタバレ
主人公のソグはファンドマネージャーをしている仕事一筋の人間だ。
それゆえに彼は家族の抱えている問題に気づけていなかった。
娘の誕生日は覚えていても、娘が何を持っているのか、何が欲しいのかを知らない。
だから、彼の家庭は壊滅しかけていた。
娘のスアンの誕生日、彼は誕生日プレゼントに失敗し、スアンから「プサンにいるお母さんに会いたい」とお願いされる。
スアンは賢く、優しく、そして年相応に愛情に飢えていた。
父を困らせたくない、けれども母親に会いたい。
ソグはスアンの希望を叶え、一緒にプサン行きの新幹線に乗るのだが、そこにはとんでもない危険が待っていた。
新幹線の座席で眠りこけるソグ。
だが、スアンは出発時の駅のホームで何者かが襲われるのを見てしまう。
同じころ、新幹線が出発する瞬間。妙にフラフラしている乗客が乗ってきていた。
そして悲劇が始まる・・・。
主要登場人物を紹介したい。名演技が多い
ソグやスタンだけでなく、魅力的な登場人物が非常に多い。
ユン・サンファ(人気俳優のマ・ドンソク)と妊婦のソンギョン。
少し粗暴だが話の分かる男気のある男で妻のソンギョンには頭があがらない。だがこの二人の愛をものすごく強く感じるエピソードがあるし、
ソグとサンファのコンビも泣けてくるほどいいんだ。
高校生球児のヨングク、その恋人のジニ、さらに、バス会社のお偉いさんのヨンソクの絡みも胸糞悪いほどいい。
多分ヨンソクについて、嫌悪を抱かない視聴者はいないだろう。
そして年老いた姉妹のインギルとジョンギルだ。
人のいい姉に対し、妹はそれを窘める。『なぜ他人を優先するのか?』と。
だが、そんな聖人のような生き方をしていた姉に対して、周囲の人の醜さに妹は絶望するのだ。
このシーンは賛否があるだろうが、ものすごく共感できた。
登場人物の人間ドラマはものすごくよくできてるのでぜひ見てほしい。
新感染 ファイナル・エクスプレスの見どころ感想 感動のゾンビ映画
韓国映画は数本しか見てないのだが、韓国は映画大国といってもいいだろう。
予想以上にこの『新感染』は面白かった映画だ。
最初こそ『新幹線』と『新感染』をかけた洒落のタイトルでB級映画としてみていたのだがいい意味で裏切られました。
異様なほどテンポのいい展開。さながら快速急行みたいな速さで物語が進むのだが、強引な振興では決してない。
常にパニックホラー映画であることを意識して作られていて没入感が高い。
しかも新幹線のごとく、ゾンビの動きが超素早い。
異様な動きをしたと思ったらめちゃくちゃ機敏に跳ねる、走る、追いかける。
しかも全力疾走だ。
見てる側としては「なんでゾンビこんな早いねんw」と笑ってしまうようだが、
役者の演技でそれが現実にあったら相当に恐ろしいものなのだと突きつけられる。
この点はものすごく良かった。
そして何より、何故ゾンビが出たのか、何故この主人公なのかというところも見逃せないポイントだ。
周りの人間もさりげなく、その欠点を刺激しており、
まさかそういう細かいところがつながるとは思わなかった。
なによりも、主人公の退場の仕方や、作品の終わり方がものすごくいいだ。
生き残った人間についてもものすごく納得がいくし涙がホロリと出てくる。
新感染2も出てくるようなのでぜひこれもチェックしたいと思う。
タイトル | 新感染 ファイナル・エクスプレス |
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ジャンル | ゾンビ、パニックホラー |
制作国 | 韓国 |
上映時間 | 118分 |
日本公開日 | 2017年9月1日 |
監督 | ヨン・サンホ |
脚本 | パク・ジュスク ジョースーク・パーク |