
死に物狂いの物語が展開する『ワンシチュエーション』映画。
たった一つのシチュエーションだけなので少額の予算で濃密に作ることが出来るので、
どんな作品でも夢中になって見られる特徴があります。
それすなわち『極限』であるということ。
サイコホラー系との融和性が高いワンシチュエーションですが、実は根っこにあるのはこの『極限』という部分です。
そこで、この記事ではその様々な極限を生み出した『ワンシチュエーション』の映画作品を5つ紹介していきます。
なお、すべてU-NEXTで無料で見ることが出来ますので、興味がありましたら是非視聴してください。
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- Alone アローン(2016年映画)
- ソウ(Saw)(2003年映画)サイコスリル
- エグザム(2009年映画)なぞ解き
- リミット(1972年)極限
- キューブ(2015年)脱出
他にも紹介したい作品はまだまだありますが、ワンシチュエーションをさらに分けると大体上記の作品で分類できると思います。
Alone アローン(2016年映画) | ソウ(Saw)(2003年映画) | エグザム(2009年映画) |
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リミット(1972年) | キューブ(2015年) | |
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Contents
ワンシチュエーション映画とは?
ワンシチュエーション映画とはたった一つのシチュエーションで物語が始まり、完結する映画のことを言います。
現在では、このワンシチュエーションという言葉は広がりを持っていますが、
密室や建物内などで繰り広げられるサスペンス・スリル・ホラー、会話劇を指す映画だと思ってください。
登場人物は上述の環境に身を置いているために、常に極限状態。
これがワンシチュエーション最大の魅力でもあります。
登場人物たちは凄まじいストレスを抱えることになり、この際の心理描写、状態の変化には目が離せません。
また最初こそ密室、建物内でしたが、どういう密室なのか?どういう場所なのか?という設定が豊富。
例えばプール内、ATM内など、場所に由来したアイデアも光ったりして斬新なものが多いです。
変わった映画が見たいという方には特にお勧めのジャンルで、現在では人気ジャンルにもなりました。
そこで、数多くのワンシチュエーションを見てきた僕が。
この偉大なワンシチュエーションを知ってもらうために、
ジャンルを別けてワンシチュエーション映画を紹介していきます。
自問自答の哲学系。精神的ワンシチュエーション:Alone アローン(2016年映画)
射撃の名手である米軍兵士・マイクは砂漠でのテロリスト暗殺ミッションに失敗。相棒のトミーと共に退却中、3,000万個以上の地雷が埋められた危険地帯に入り込み、トミーは爆死してしまう。さらにマイク自身も地雷を踏み、身動きを封じられてしまい…。
ALONE アローンの見どころ『人生を凝縮した106分の映画』
地雷を踏んでしまった兵士がその場から動けなくなるという展開。
その場から一歩たりとも動かないので、登場人物の深層心理が克明に描かれていきます。
人間は誰しもが傷つき、受け入れ、乗り越えて生きています。
時に一歩も進めなくなるほど傷つくこともあるでしょう。
物理的に地雷で動けなくなっていますが、実際この兵士は精神的トラウマがあり、一歩も進めずにいました。
人間が負ったトラウマ、トラウマを受け入れること、そしてどうありたいかに目を向けること。
この大切さを描いています。
作中で出てくるベルベル人の男の存在はとても秀逸で、魅力的。
彼の言動には多くの人がイラっとするかもしれないが、
自分の心に問いかけられたと思ってほしい。
哲学系ワンシチュエーションですね。
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サイコホラー系にて最強:ソウ(Saw)
薄汚れた広い浴室で目覚め、戸惑う若者アダムと医師のゴードン。やがて、「時間内に相手を殺して逃げろ」というメッセージを受け取り、離れた場所に鎖でつながれて身動きできないふたりは、知恵を絞りながらも、エゴまみれの醜いサバイバルゲームを開始する。
ソウの見どころ 記憶を消してもう一度見たいと思う貴重な映画
目覚めた瞬間監禁状態。そのうえで謎の男から殺し合いのサバイバルゲームを強要してくるというキレッキレな始まり。
ワンシチュエーションというジャンルの起源にして頂点。
なにもジャンルを開拓した功績を大げさに言っているわけではなく、
シナリオの完成度、そして誰も予想できないエンディングが半端なものじゃないからです。
絶対に見るべき素晴らしい映画・・・・。
そして記憶を消してもう一度見たいと思う映画でもあります。
たった一度しかその衝撃を味わうことが出来ません。
本作を見るのなら、何人の邪魔も入らない完璧なスケジュールを組んで一気に視聴することを強くお勧めする。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それだけの準備をする価値がある映画です。
映画好きにソウの初視聴を検討していると伝えると「マジで!?羨ましい」と思われるくらい。
それこそ、結婚式に行くくらいの気持ちで見たほうがいい。
それくらいに『ソウ』(の一作目)はスペシャルです。
仲間は全員ライバル!謎解き系:エグザム
とある有力企業の最終就職試験に残った8人の男女。しかし、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと…試験用紙は“白紙”。受験者たちは勝ち残るため、時に手を組み、裏切り、騙し合う!
エグザムの見どころ
『採用された者は生涯毎年1億円』という報酬を得るために最終選考に残った8人が試験に挑むというもの。
試験官が定型通りに試験説明し、質問の有無を確認して試験スタート。
しかし、机に置かれた問題用紙をめくるとどう見ても白紙にしか見えない。
君はこの試験を回答できるか?というもの。
全員がライバルという事もあって騙し合いのオンパレード。
手を組むのが正しいのか?試験用紙に細工があるのか?101分たっぷりとこの謎を楽しむことが出来ます。
ちなみに僕は15分で答えが分かりましたので、皆さんも挑戦してみてください♪
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主人公が起き上がりすらしない最小密室サスペンス:[リミット]
2010年4月。技師、マイク・ウィリアムズはメキシコ湾沖に浮かぶ石油採掘施設に向かう。石油会社の幹部・ヴィドリンは、安全テストが終わっていないにもかかわらず、スケジュールの遅れを理由に掘削再開を強行。しかし、間もなく施設に異常が発生する。
リミットの見どころ あまりにも理不尽すぎる始まりと終わり
埋められた棺桶の中で繰り広げられるサスペンススリル。
よくもまぁあんな棺桶の中であれだけのシナリオを描いたものだと感心する。
この棺桶ですべてが始まりそして終わるという正真正銘のワンシチュエーションの映画。
棺桶に閉じ込められた男が持っていたのはオイルライターと携帯電話とペン。
外部に助けを求めるのだが、そもそも要人でもないほぼ一般人の自分がなぜこんな目にあうのかわからない。
とにかく助かるために外部に連絡を取るのだが、誰に連絡していいのかわからない。
連絡すればするほど携帯電話の電池は減っていく。
諦める家族。
助けようとする警察権力。
必死に説明する主人公。
理不尽な目に遭わせているのにさらに不条理な要求をする犯人。
最初から最後までクライマックスであまりに気の毒さに目を覆ってしまうだろう。
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脱出系最強:CUBE
ある日突然立方体の連なる空間に閉じ込められた6人の男女。経歴も年齢もバラバラの彼らは、警察官のクエンティンを筆頭に出口を探し始める。だが部屋の中には恐ろしいトラップが仕掛けられており、極限状態に置かれた彼らの精神は次第に追い詰められていく。
キューブの見どころ 死亡描写が痛ましい
究極の脱出系ワン・シチュエーション映画『CUBE』。
無数にある立方体の集合体キューブに閉じ込められた6人の男女の脱出劇を描いた作品。
このキューブには即死級の罠があるかセーフかのどちらか二種類。
そんなキューブに閉じ込められた6人が罠を見分けたり、なぞ解きをしたりして脱出を目指すも一人また一人とキューブの罠にかかって散っていく。
なぜこのキューブが作られたのかわからないのだが、そんなものはどうでもよくなるほど「マジか!?」という無慈悲な描写。
そのあまりに無慈悲すぎる描写でカルト的な人気を博して名作入りしました。
キューブはシリーズ化がされていますが、名作と言われるのはキューブ1作目のみ。
キューブゼロ、またはキューブ2はキューブの設定を脚色した蛇足でしかない。
また、キューブレッドというキューブシリーズとは関係ない似ただけの作品もあります。
話が少しそれましたが、キューブはワンシチュエーション映画の中でも傑作中の傑作。
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ワンシチュエーション映画まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワンシチュエーション映画の中でも『哲学系』『サイコスリル系』『なぞ解き系』『極限系』『脱出系』を紹介しました。
ワンシチュエーションは見る側も作る側にもメリットがある素晴らしいジャンルです。
作る側は低予算で創れますし、
見る側は『夢中になれる』『分かりやすい』ということで入りやすい。
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